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悪魔がにくい / 平田隆夫とセルスターズ

今回は純粋に曲解説です…何ヶ月ぶりだろう(^^;)

悪魔がにくいジャケ.jpg

作曲家・遠藤実さんが設立したレコード会社、ミノルフォンレコードから
1971年8月に発売された「悪魔がにくい」。
その直後あたりから、私の記憶では頻繁にテレビから流れて来ていました。
しかしそんなにヒットしているとは思えなくて、気づくと「ハチのムサシは死んだのさ」が
同じグループの歌で流れるようになって…と言う感じに、私には思えていました。
なので何年か経ってチャート関係の本を見た時に「悪魔がにくい」が1972年1月に首位になり、
「ハチのムサシ…」よりも売上枚数が多かったと知って驚いたものです。

多分、私は「悪魔がにくい」があまり好きでなかったために関心が薄かったのかな、
と今となっては思います。
その理由は、歌詞。
主人公の男の相手に新しい男が出来て振られそうになっている、と言うものですよね。
当時、私は小学4年生。
「ボクは歌詞なんてどうでもいい、曲が聴きたいんだ!」と言ってはみても、
そろそろ歌詞の意味がわかり始める年ごろです。

今で言うと昭和の価値観なのでしょうが、
甘えを想起させる言葉が前面に出ている曲を耳にすると、拒否反応が起きていた気がする。
同じ理由で、奥村チヨさんの「恋シリーズ」なども大嫌いでした。
今では大好きですけど(^^;)

こんな女々しい歌詞(言葉が悪くてすみません)の曲が大ヒットしたのは
「悪魔がにくい」が初めてではないかな。
それは確かに、時代の移り変わりが反映していたのでしょう。

しばらくいわゆる任侠物が幅を利かせていた事でもわかるように、
男は男らしく、女は女らしく…と、
ごく当たり前の事がやや行き過ぎて強迫観念まで生み出すレベルになっていた。
それがやがて飽和し皆がウンザリしていたタイミングで「悪魔がにくい」が登場し、
ここまで開けっ広げなまでに女々しい歌詞が新鮮に感じられた
…と言ったところではないでしょうか。

そんな歌詞を女性2人+男性一人で歌う。
かなりアグレッシブな試みだったに違いありません。


さてさて、平田隆夫とセルスターズ。
いきなりですが、「セルスター」ってどういう意味なのか、知ってます?
CDの表記を見ると「Sellster」らしいのですが、それ、ググっても意味不明なんです。
グループ名にするくらいなのできっと意味や由来があると思うのですが…
ご存知の方、おられたらぜひ教えて下さい。

男性4人、女性2人のグループとしてのデビューでした。
どうしても女性2人が華やかに見えてしまって、男性群が印象に残らないのは残念です。
みみんあいさん。 インディアンのようなおさげ髪とトンボめがねが、
当時の私のような小学生にはいち早く印象に残ったものです。
もう一人の女性は村部レミさん。
みみんあいさんが明るく見える分、レミさんは大人っぽく落ち着いた印象でした。

男性陣の一人、菊谷英二さん。
ギターとボーカルを担当していました。
「悪魔…」「ハチのムサシ…」では女性の主旋律に合わせオクターブユニゾンしていて、
当時の私は「うーん、この声はいらないな」と、今となるとひどい事を思っていました。
グループのリーダーだった平田隆夫さんもですが、現在では故人となっています。

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「悪魔がにくい」について書こうと思ってYouTubeを調べていて、
初めて初回バージョンがあったのを知りました。
こういう時、ネット・YouTubeってホント、ありがたいです(^^)

で「初めて」初回バージョンを聴いてみて思った事…
これは面白い! 初回と言うよりもデモバージョンみたいだな。

音作りが凝っていて、オケはバックに薄めに流れていて、
ボーカルが前面に出されています。
それも、中央に菊谷英二さん、その左右の脇に女性が一人ずつ(多分左がみみんあいさんかな)
配置されているんですね。
でもなぜ「チュチュチュール…」の部分だけエコーが、それも間奏ではその途中から
エコーがかかっているのだろうか… それがデモに聞こえる理由でもあります。

しかしどの音にも主張が感じられて、これはこれで楽しめるなー、と言う印象です。
ただ商品として、特にミックスのバランスは完成度が低いと言わざるを得ず、
そのために再レコーディングされたのでしょう。
それで無難な音になりましたが…初回ver.を知ってしまうと、
面白みがかなり削がれてしまったんだなぁ、と言う気はします。


曲全体はラテン音楽をロックのリズムでサウンド化しているイメージで、
ストリングスやホーン、チェンバロの導入の仕方に当時流行していたバカラックの影響を、
また全体のスケール感には「アクエリアス」(フィフス・ディメンション)の影響も感じます。
女性2人、男性一人のリードボーカルは、楽曲内での扱い方が対等であるのが意外と珍しく、
当時はそれも新鮮に聞こえていたと思います。

Bメロ(♪僕には何故かわからない……♪)の途中からバックコーラスが入って来たり、
♪おまえの胸に忍び込んだ…♪ の ♪込んだ…♪ でハモったりするのが
何だかとてもドラマティックで、今聴いてもゾクゾクしてしまいます。

ハモリと言えば、♪…おまえが欲ーしいー♪ でしっかり Bsus4→B7 を
コーラスで打ち出しているのもカッコいいですね(^^)

2番目、ハーフと終わりエンディングにはそれまで一度も出て来なかったメロディーで
♪ウーウウウウー…♪ と締めくくられるのもなかなか無いパターンですね。
その時に演奏されているチェンバロがなぜだか私には和風に聞こえてしまう…不思議。

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さて、チュルチュル。
なぜ、チュルチュル?
思いついたのは平田さんかな?
インパクト、ありましたね。

チュルチュルの変化形が、トゥルトゥル。
有名なのが寺尾聰さんの「ルビーの指環」「シャドー・シティ」かな。

あ、チュルチュルは他にもありました。
山本リンダさんの「きりきり舞い」!

他にもご存知の方、教えて下さいm(_ _)m


「悪魔がにくい」
作詞 : 平田隆夫
作曲 : 平田隆夫
編曲 : 土持城夫
レーベル : Dan(ミノルフォンレコード)
レコード番号 : VA-1
初発売 : 1971年(昭和46年)8月10日
オリコン最高位 : 1位(1972年1月10日~2月7日、5週連続)

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もっふん

ぽぽんたさん、こんにちは

1971年と言うと私にとっては歌謡曲が「親が見ているTVから流れて来るもの」から「自分で選んで聴いて友達と話題にするもの」に変わって行った過渡期にあたり、「ハチのムサシ」の記憶が鮮明であるのに対して「悪魔がにくい」は「大人の人が聴く音楽」としてスルーしていたようで殆ど記憶にありませんでした。

★2つの事件

・・・って前回書いちゃったんで書かないわけにいかないんですが、一つはぽぽんたさんが記事で触れて下さったように余りにも売れないので再録したと言う事、そしてもう一つはジャケットのデザインが変更された事です。

記事を読んで初回バージョンに興味を持たれた方はこの動画に辿り着いたでしょう。

 https://www.youtube.com/watch?v=BLtlJA7fRwU

この背景画像が初回バージョンのジャケットです。木々の緑をバックに細い黄色の活字で記された曲名も読めなければグループ名も読み取りにくい。果たして売る気があるのか疑問を持たれても仕方がありません。

ミノルフォン自体が商業音楽のお作法に試行錯誤していたとも考えられますが、変更の結果、音源は悪く言えば凡庸ですが良く言えば熟成された安定感とメリハリがはっきり分かる(聴かせたいところが聴こえる)ものになっていますし、もしこの2つの変更が無かったら発売翌年のチャート一位も無かったかも知れません。

★セルスターズ?

これは想像に過ぎませんがたぶんドイツ語の「Sellste」(一番)に英語的に「er」を付けて複数形にした、と言うあたりではないでしょうか。全然違うかも知れません。

★ちゅるちゅる

昭和の中でも比較的新しめの人だと「夏のお嬢さん」(榊原郁恵)が最初に浮かぶ気がします。

★エンディングが和風

これは「ウーウウウウー…」のフレージングにチェンバロの対旋律が寄り添った結果じゃないかと思います。「ウウウ」は移動ドで「ミーレミレシー、ラシレミーレミレシー」と言う感じですが、この音階は「魅せられて」(ジュディオング)の途中でも使われて凄くエスニックな、もっとはっきり言えば凄く日本風なテイストを出しています。

※余談ですが歌謡曲が好き過ぎて日本に住んじゃった元メガデスのギタリスト・マーティフリードマンが「魅せられて」のスキャットは「さくらさくら」と同じであると喝破していました

「トニックマイナー9thってそういうもの」と思っている人も多いのですが。

日本の伝統音楽のスケール(音階)は非常に多くの種類があるので詳しくは触れませんが、その中で陽旋法と言うのがぽぽんたさんが事あるごとに四七(ヨナ)抜きと解説されている「ドレミソラ」。これに対して三味線や箏曲で用いられる陰旋法の中の都節と言うのが、その手の解説ページに行くと臨時記号で書かれているので敢えてもっふん形式で書き直すと「レミファラシ」と言った形をしています。

これは「レを主音と見た時の四七抜きスケール」とも表現できます。先述した本曲の「ウウウ」や「魅せられて」のスキャットにはこの音階が使われているのです。ポップスで最も重要な音と言っても良い「ド」と「ソ」を抜いているので、曲中に出て来ると大きなインパクトがあります。

このブログの読者の皆さんであればご存知であろう「加茂の流れに」(かぐや姫)のアレンジなどはその最たるものと言えましょう。

★テンポ(余談)

DAWで検証したわけじゃないので体感ですが、この曲ってサビに向かって滅茶苦茶走ってません?サビ後のA'メロで元のテンポに戻るんですけど、毎コーラス聴いていて「おいおい、どこに行っちゃうんだ、大丈夫か」と言う気持ちになります。

実際は揺れてなくてジャストだとするとリズムアレンジに完全に騙されていると言う事で、それはそれで凄い事だなと思いますが。
_
by もっふん (2022-11-13 21:09) 

もっふん

★ちゅるちゅる(補足)

正しくは「お嬢さん」は「チュウ」ですが「トゥル」が良いならこれもOKでお願いしたいです。でも「ひゅるり、ひゅるりらら」は違いますよね。

実は最初に頭に浮かんだのは「頬杖をつく女」(風)の間奏部分だったのですが、さすがに知っている人が少ないかなと。

また元気な時には追い追いコメントさせて頂きますのでよろしくお願いします。
_
by もっふん (2022-11-13 21:35) 

もっふん

★ちゅるちゅる(蛇足)

なんかこう、もっと自分の音楽的ルーツに近い所にそれがあった気がしてならなかったのですが、ようやく分かりました。「裏切りの街角」(甲斐バンド)の2番が終わった後の間奏でした。

あー、スッキリした笑
_
by もっふん (2022-11-13 21:55) 

TAK

ぽぽんたさん、こんばんは!
「曲紹介」にコメントするのは、何ヶ月ぶりだろう…。(←マネしました)
1位は取っていませんが、ピンク・レディーの「ペッパー警部」の売上に似てますね?(似てない?)
レコードは持っていませんが、2曲とも記憶に残ってます。今でも歌詞を見ながらならカラオケでも歌えると思います(笑) 後になって分かった事ですが、この曲「悪魔がにくい」は、平田隆夫さん(音大卒)の作詞・作曲だったんですね?かなり「アク」の強い歌詞なので、今でも流行りそうな感じがします。
「セルスターズ」の意味?遠藤実さんの「みのる」から「ミノルフォン」になったのは知ってますが…。
その他の「チュルチュル」、う~ん…。「すっきり」しなくてごめんなさい!
by TAK (2022-11-14 23:20) 

ぽぽんた

もっふんさん、こんばんは!

おー、私が書き切れなかった(いや、本当は「思いつかなかった」かな)事項を次々と解説して
下さるフォローを、誠にありがとうございます!

私もそのURLの動画で初回バージョンを聴きました。
それを持っている人、凄いですよね。
ジャケットの文字は私も気づいていました。 あれだと全く目立たないですよね。
音はともかく、ジャケットのデザインくらいちゃんと考えろよ、って話ですね。

ミックス、というか音作りは初回バージョンの方が面白いのですが、ボーカルが前面に
出過ぎていてオケが添え物みたいに聞こえてしまうのは何かと不利な気がします。
と言うか、よくあのミックスで商品にしたよな、と言うのが正直な感想です。
ミノルフォンはそれまでにも「こまっちゃうな」などのヒットを出していましたが、
私のイメージでは演歌系が多くてあまりサウンド指向のレコード会社ではないな、
と言う感じだったので(当時小4でしたからそこまでは思ってなかったと思いますが、
CBSソニーやビクターなどと比べて音が良くないなー、とは思っていました)、
そのようなレコード会社からセルスターズのような弾けたグループがデビューし、
大ヒットしたと言うのは驚いたものです(ヒットのずっと後で、ですが)。

なるほど。 「セルスターズ」は造語だとは思っていましたが、ドイツ語までには
考えが及びませんでした! やっぱりもっふんさん、凄いな。

日本音階は仰る通り、ヨナ抜き以外にも色々あって面白いですね。
レミラシにファを加えた音階が使われている曲だと「漁火恋唄」(小柳ルミ子)なる名曲
もありますね(^^)

この曲に限らないと思うのですが、この時代はレコーディングでは人間の指揮だった
からかテンポが安定しない曲って結構多いですね。
「悪魔がにくい」で気になったのは ♪(お前が)ほーしーいー♪ の3連で、
ここって普通よりかなり長く引っ張っている感じがします。
その前で走っている感じがするのは、その3連を目立たせるためかな?
そういう意味でも色々と楽しませてくれる曲でもありますね。

by ぽぽんた (2022-11-16 00:04) 

ぽぽんた

TAKさん、こんばんは!

「ペッパー警部」も最初は売れなかったみたいですね。
「わたしの城下町」も、最初はかなり苦戦していたらしいです。
しかし昭和のこの頃って、有線やラジオなどで何かきっかけがあるとたちまち全国に
波及して大ヒット、と言うパターンがよくあったようですね。

正直言うと、私もこの曲が平田隆夫さんの作詞・作曲と言う事を今回改めて確認した
次第で…私の記憶の中では、平田隆夫さんは貫禄あるヒゲのおじさん、でした(^^;)

by ぽぽんた (2022-11-16 00:13) 

もとまろ

ぽぽんたさん、こんにちは。

更新されたら読ませていただいてましたが、コメントは久しぶりになります。仕事だったり、子供を遊びに連れて行ったり、宿題が成長につれて難しくなったり…ご無沙汰でした。

「悪魔がにくい」の聞き比べ、楽しかったです。
それができてちょっと思ったことです。長くなりそうです。

ぽぽんたさんがブログをおやめになるとの記事の頃から考えていましたが、SNSがしっかり定着したこの世の中で、今はじっくり考えを読んでもらえる時代ではないんだろうなと思いました。
いろいろな事例を深く掘り下げ、ご意見ご感想を示す。
それより、ちょっと思ったことを短く、気が向いたタイミングで示す。それに対しても短く返事をする。今はそんな時代になったんだなぁということです。
歌も、子供達がtiktokやようつべのショート動画をよく見ます。
で、そこでいろいろな歌を覚えますが、かなり一部分しか触れられない。インパクト勝負、CMみたいな広まり方だなぁと思います。フルコーラスを調べて子供達と聴くこともあります。
バズることに感激…で終わるのではなく、歌の全体を楽しめる世界であって欲しいなぁと思います。
今の歌はイントロ・間奏・アウトロもないことが増えました。あってもリズムをなぞるだけ、というのかな、印象的なフレーズを聴かせる、そういうことがなくなってきたように感じます。
tiktokやようつべのショート動画から歌が広まることも影響してるのかなと思います。
ちょっとつまらない気がします。

「悪魔がにくい」の初回盤で特に気に入っているのは、♪おまえーが、ほぉしいーー♪の部分。
♪おまえーが♪→「せーの!」みたいな息づかい→息を合わせて渾身の♪ほぉしいーー♪。3回ともです。
コーラスやカラオケの充実でそういう渾身のハモリの迫力が薄い通常盤も、それはそれで聴きやすいですが、一度初回盤を聴くとあの味が大好きになります。

セルスターズのみみんあいさんのおさげ髪とトンボメガネと明るい雰囲気は子供にとっつきやすいなぁと思います。村部レミさんは、いしだあゆみさんに似てますね。
メンバーの人となりより、歌でたくさん楽しませてくれたグループだったんだなぁと思います。

それと。
「チュルチュル」じゃなくて「トゥルトゥル」になりますが、日産自動車のCMソング、「世界の恋人」が浮かびました。小さい頃に聴いた覚えがあります。近年は「大江戸捜査網のテーマ」の動画を見るときに本編スタート前の「世界の恋人」を見ることがあります。
by もとまろ (2022-11-19 18:43) 

ぽぽんた

もとまろさん、こんばんは! お返事が遅くなり申し訳ありません。

このブログでも「どう読まれているのかな」とあれこれと考えていた事がありまして、
それがある時期から記事の一貫性の乏しさに表れてしまっている…と自分で思っています。
今回の記事は以前よく書いていたコードがどうの、構成がどうの…と、恐らく一部の人しか
興味を持ってもらえないだろうと思う事柄を殆ど書かずに、なるべく感想めいたと言うか、
ある程度共感してもらえるだろうと思える事を中心に書いたつもりなんですね。
でも結局、そういうのってあまり自分には向いていないな、と言う事の再確認になって
しまったような気がしています。
即ち、私が本来書きたいような書き方は今の時代にあまり適していないのだろうと思うんです。
それを感じたから「やめます」宣言をしたのですが、やはり色々な曲を聴いていると、
あれこれと語りたくなる…悪い癖かも知れません(^^;)

仰るように、最近の曲は音楽の基本と思われている事を無視して作る事が新しいと勘違い
(私にはそう思えます)しているような、正直聴いていて物足りない、つまらない曲が
主流になっているように思います。 たまに「これはいい!」と思う曲もありますが…。
しかし70年代、80年代の音楽を好む若い人が増えていたり、若い人達が便利なサブスクや
配信などと並行してレコードを好んで聴いたりする傾向を見るにつけ、今のような状況は
やがて変わっていくだろうな、とも思っています。

「悪魔がにくい」は全体にテンポが結構揺れているんですよね。
ご指摘の ♪お前が欲しい♪ の部分は特に、テンポさえ無視してわざとゆっくりと
強調して歌っているのが面白い(人によっては「くどい」と言いそうですが)んですね。

恐らくメンバーとしては、思い切り力を入れて作ったのが初回盤だと思います。
例えばラジオや有線などで流れる事を前提にした場合、オケとボーカルのバランスに
問題が生じそうなので無難なミックスを再度行った、のではないかなと思います。

あーウチは母が時代劇大好きだったので、毎週土曜夜9時から東京12チャンネルで放映
されていた「大江戸捜査網」、自分も一緒に観ていました。
番組が始まる前のその日産自動車CM、9時の時報と共に脳裏に刷り込まれています(^^)
今思うとおしゃれなメロディー、かっこいいアレンジですよね。
「大江戸捜査網」のテーマ曲も大好きでした(すごくレベルの高い音楽です!)。

by ぽぽんた (2022-11-21 18:11) 

もっふん

こんにちは

最新記事なのでこちらに書かせて頂きますが、いま産経新聞に松本隆氏のロングインタビューが連載されておりWEBで読む事が出来ます。こちらのブログには松本さんのファンの方も多いようですし当然ながら筒美京平氏とのエピソードもかなりの尺を占めていますので興味のある方には面白いかと思います。

 https://www.sankei.com/article/20221201-Y2Z2MC3DTJJANFDRYL4S64NUOA/

半分世捨て人のような生活をしている私には実感が薄いですが年の瀬を迎えて皆様慌ただしく過ごされているのではないかと思います。そうは言っても冬本番、一段と寒くなって来ましたのでお体に気を付けて頂くようお祈り致します。
_
by もっふん (2022-12-14 23:47) 

もっふん

連載の第十回でリンクが切れてました

<十一回>
 https://www.sankei.com/article/20221211-7L2LMHMCKVMGRJK7ZU622VQOSE/

新聞の方ではまだ連載が続いているようなので最新記事は下記でご確認を

 https://www.sankei.com/tag/series/life_106/
_
by もっふん (2022-12-15 06:21) 

ぽぽんた

もっふんさん、こんばんは!

お知らせをありがとうございます。 私も早速見てみます(^^)

これからしばらく寒さが続きそうなので、もっふんさんもくれぐれもご自愛下さいね。

by ぽぽんた (2022-12-16 00:07) 

ゆうのすけ

ぽぽんたさ~ん 本年もお世話になりました。
残すところ数時間となりましたが 来たる年もよろしく
お願い申し上げますとともに 佳い年をお迎えくださいね!☆彡
by ゆうのすけ (2022-12-31 02:23) 

青大将

ぽぽんたさん、お久しぶりです。今年もあと数時間、ホントに目まぐるしく過ぎて行く感じが半端ない・・・・(*_*)

今年は3月頃、突如として大滝詠一に覚醒めてしまいました。
以前、このブログで考察の様な回がありましたけど、(在ったよね?)その時は未だ興味があまり無く、皆さんのコメントや、それに対するぽぽんたさんの返信を只、眺めてた感じでした。(笑)

キッカケはラジオで流れた「恋のナックルボール」だったのですが、コレに何故かどハマリしてしまい、これが収録されたアルバム「EACH TIME」をCD・アナログレコード共々購入したほど。

そして、このアルバム自体に今度はドハマりで暫らくの間どっぷり聴きまくりでした。

ロンバケなんて、未だ聴いてないというのに。(こちらはシングル化された有名曲も多数収録されてるので、イマイチ着手せずじまい>.<)

ところで、お兄さまが亡くなられたんですよね。御辛い心中察します。ぽぽんたさんがお兄さんの影響を結構受けられてるのは、此れまでこのブログで幾度か触れられてましたね。いちばん印象的だったのはシェールの「悲しきジプシー」でした。
記事を読んで俺もレコード買いましたから。(と、いう事は、俺も間接的にお兄さんの影響のお零れに預かったかな?(^^))

シェールと言えば、7月頃だったかな、テレビで本人をじっくり観る機会がありました。普段着でジーンズ姿でしたが貴重ですね。
心が温かく行動的な人だと感じる内容でした。

訃報と言うと、今年は例年よりショック度が高いほど馴染みの有名人が次々と亡くなられました。あまりに畳み掛ける速さで続々と訃報が入るので、精神が落ち着きません。>.<

トドメが渡辺徹と高見知佳でしたが、思わずレコード引っ張り出して来て、追悼しました。特に高見知佳は中毒性の在る楽曲がシングル・アルバム共にあったので、残念無念です。

平田隆夫とセルスターズにも触れておかなければいけませんね、「悪魔がにくい」もシングル持ってますが、自分の小1の頃を彩る名曲「ハチのムサシは死んだのさ」と、そのB面「天使は消えた」、そしていちばん好きな「ベイビー」(BABYやBaby表記だったりする)などが矢張り前に来るので、聴く機会は少ないです。

でもこの曲、特に出だしの♪オマエが好きさ 好きなんだ ♪が良いです。打ち明ける感じにメロディがピッタリ。子供心にも琴線にビビッと来ました。

チュチュル、チュルチュルですが、個人的にはシングルではありませんが、岩崎宏美が「シンデレラ・ハネムーン」の頃にリリースしたアルバム「パンドラの小箱」収録曲「想い出は9月行き」の間奏で聴かれる♪チュルルルルルッチュール・・・・♪を思い出したりします。あと、フォークソングでシモンズ辺りの女性デュオなんかで何か聴いた気がしますね。 時間をかければ色々出て来そう。(^^)
それでは、良いお年をお迎え下さい。
今年も素敵な記事の数々、愉しませて頂きました。ありがとうございます。
by 青大将 (2022-12-31 20:26) 

ぽぽんた

ゆうのすけさん、こんばんは!

このところずっと開店休業状態のこのブログをいつも気にかけて下さってありがとうございます。
来年はもう少し頑張りますので、変わらずよろしくお願い致します。
どうぞ良い年をお迎え下さい。

by ぽぽんた (2022-12-31 20:38) 

ぽぽんた

青大将さん、こんばんは! お久しぶりです。
紅白などガン無視でPCに向かってます(^^;)

大滝詠一ですか! 私も、時はもう40年近く前ですが、それまであまり興味がなかったのに
元高校の同級生からたまたま借りたテープにロンバケが収録されていて、
沼にハマった一人です(^^;)

その頃はロンバケが最新作だったのですが、翌年だったかな? 「EACH TIME」が発売され、
すぐさま購入しました。
CDがまだ1枚3500円だった頃です。
そのアルバム、1曲ずつ10インチレコードに収めた5枚組もあったんですよね。
かなり音質にこだわっていたようです。
「EACH TIME」はその後何度か改変されて曲数が増えていきましたが、
自分が買ったのはオリジナルの9曲入りのCDでした。

大滝さん本人は「ロンバケは全曲A面向き、EACH TIMEは全曲B面向き」などと発言していて、
確かにコマーシャル的な意味ではロンバケの方が一般向きな感じがします。
なので「EACH TIME」から入った青大将さんには、ロンバケは物足りなく聞こえる
かも知れません。

「悲しきジプシー」の記事を覚えて下さっていたとは、本当に嬉しいです。
しかもレコードを購入されたとは…。
日本で発売されたシングルは、ミックスがモノなんですよね。
1970年前後に発売された洋楽って、そういうのが結構多いです。
それを聴き慣れていると、ステレオミックスver.を聴くと感動します。
因みに、YouTubeにこの曲のオリジナルカラオケ(instrumentalという表示でしたが)が
アップされていたのですが、今もあるかな…。
仰る通り、私の音楽の好みは兄の影響がものすごく大きいです。
シェール本人は色々な話題をふりまく人ですが、あの個性は貴重だと思います。

そうそう、ここ半年以内に亡くなった芸能人、私とタメか1歳下の人ばかりで…。
自分も気を付けなきゃ、と思ってしまいました。

おー、チュルチュルってコーラスが入りますね、「想い出は9月行き」!
アルバム「パンドラの小箱」は何度聴いたことか。
2年前にその4チャンネルレコードの音源を収録したSACDも買いました。
ミックスが全然違うですよね。
シモンズだとチュルチュルもですが「チェルシー」かな(^^)

今年は情けないくらいアップできず、恥ずかしいです。
来年は少しでもアップデートしますので、ぜひまたおいで下さい。
こちらこそ、ありがとうございます。
良い年をお迎え下さい。

by ぽぽんた (2022-12-31 20:59) 

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