SSブログ

お詫びm(_ _)m & 次回予告

ぽぽんたです。


今日こそ記事を書きたかったのですが、所用が多くまた時間切れで…申し訳ありません。
来週は3連休で時間ができそうなので、絶対にアップします!


しかしテーマは決まっていまして、それはちょっと広く「秋の天地真理」

私にとって、天地真理さんって特別に思い入れの強い歌手でして。
今も、あの素晴らしい才能があのような形でつぶれてしまった事に、悔しい思いが残ってます。

「恋する夏の日」が強烈で、天地真理は夏!と思っている人は多いのではないかな。
でも私は、天地真理さんは秋、だと思っているんです。
なので、次回の記事では、そう思う理由を含め、何曲か挙げてみたいと思っています。

もうご存知の方も多いかと思いますが、昨年CDセット「私は歌手」が発売される事になった時、
ファンに「今の天地真理にききたい事は?」とアンケートが募集されました。
それに対する答えがここに掲載されています。
ぜひ一度目を通してみて下さい。


それでは、来週日曜に! また読んでね(^^)/

nice!(2)  コメント(6) 
共通テーマ:音楽

nice! 2

コメント 6

widol

ぽぽんたさん、次回は真理さんですね。楽しみにしています。

実は天地真理さんの夏の歌は、意外なほどに少ないんです。
昔からカセットにコンピやベストアルバムを入れるのが好きで、今でもiTunesでさまざまなプレイリストを作って楽しんでいるのですが、真理さんの明らかに夏を歌った曲を並べてみたら10曲もなかったんで、諦めたことがあります。それも恋する夏の日や恋と海とTシャツとのアルバムバージョンを入れてもです。

ぽぽんたさんが何を選曲するか楽しみですが、水色の恋でデビューしたのが10月ですので、秋真っ盛りですね。

私も天地真理さんには思い入れが強すぎて、小さい頃の思い出と重なってなんとも言えないノスタルジックな気分になる時もあります。

彼女があのような形で第一線を退いたのは本当に悔しい思いしかありません。まるで使い捨てのような扱いを受けたことは確かです。下降線をたどった際に、本来のフォーク歌手としての道を開いてあげればあのようなことはならなかった、かもしれないとも思ってしまいます。

真理さんはとにかく歌うことが好きだった。ライブアルバムにもなった「私は天地真理」も「オン・ステージ」も本当に素晴らしいですね。後期はさまざまな種類の歌を歌っていたようですし。

真理さんの今に至るまで交流のある後輩の太田裕美さんや同じソニーの南沙織さんと比較すると、曲はあくまでシングルを売るためだけに作られた作品が多いと感じます。コンセプトを持ったアルバムは筒美京平氏が手がけたアルバム「小さな人生」しかないと思っています。

とは言え、真理さんが心をこめて歌った歌はどれも素晴らしく、カバーであっても自分の歌にしています。
「私は歌手」と題された昨年のCDボックスは歌手・天地真理を再評価するのはもってこいの作品です。先入観を持たずに聞く人がもっともっと増えれば、天地真理が完全に評価される日も来ると思っています。

ちなみに、真理さんへのQ&AでQ12の1)を質問したのは私です。

by widol (2019-10-07 22:38) 

もとまろ

ぽぽんたさん、こんにちは。

真理さんの歌には好きな歌がたくさんあります。ただ、私の世代は「当時の真理ちゃんと今の真理ちゃん」を比べて面白がる世代にあたります。
今回、真理さんへの質問と回答を一気に読ませていただきました。今は娘さんにファンクラブを運営してもらい、きちんとバックアップしてもらえるスタッフに恵まれているんだなぁと、そう見えました。
アイドル当時は、真理さんをしっかり理解してフォローしてバックアップできるスタッフがいなかったように思いました。今までにないアイドル像を確立し、それ故に本来の道だったフォークへの移行がうまくいかなかったのかなと思います。ナベプロ自体が大きくなり過ぎて歪みが出始め、それがキャンディーズ解散で顕著になったのかなと…。
それとミュージカル「君よ知るや南の国」の経験をうまく生かせなかったのが惜しいし、大好きな歌と何度も挙げた「矢車草」が奮わず真理さんもつらかっただろうなと、いい歌がいっぱいの70年代歌謡の裏側が見えました。読ませていただき思いましたが、本田路津子さんが真理さんのモデルケースだったのでしょうか。

母は真理さんのCDを持っていて、特に「想い出のセレナーデ」が好きと申しています。
来週の記事を楽しみにしています。みんなで良さを語り続けることが、真理さんの評価向上につながると信じています。
by もとまろ (2019-10-09 16:36) 

widol

ぽぽんたさん、先に書かせていただきましたコメントに入れ忘れた、とある方のブログを紹介致します。

平凡誌で真理さんの記者をされていた方が書いたので記憶とともに、確かなものだと思っています。読んで非常に悲しくなる文章もありますが、私たちが知ることのできない裏側が少し見えた気がします。

真理さんは寂しかったとともに、やはり歌をずっと歌い続けたかったんだと思います。

https://ameblo.jp/yukiton-4030/entry-12373770365.html

https://ameblo.jp/yukiton-4030/entry-12384981472.html

https://ameblo.jp/yukiton-4030/entry-12372525726.html
by widol (2019-10-09 21:58) 

ぽぽんた

widolさん、こんばんは! お返事が大変遅くなり、申し訳ありません。

なるほど~、仰るように天地真理さんに夏の歌は少ないようですね。
今回「秋の天地真理」をテーマに書こうと思い立った時、あれ?「虹をわたって」って
秋の発売なのに、これまでずっと夏の歌と思い込んでいた事に気づいたほどです。
「恋と海とTシャツと」、オリジナル・アルバムとベスト盤とで聴き比べてみたのですが、
歌唱もミックスも同じような気がするのですが…。 他にもあるのでしょうか?
マスタリングの違いなのか、ベスト盤に収録された音源とオリジナルアルバムに収録された
音源との音質の違いは明確に判りましたが。

「秋の天地真理」の選曲については、widolさんにとっては物足りないかも知れません(^^;)
でも納得はして頂けると思います。
リンクを書いて下さった塩澤幸登さんのブログ、拝見しました。
これまでどの記事でも読んだ事のないような内容ですね。
画像もモノクロながらとても素敵で、改めて天地真理さんは知的な美人だったんだな、
と感じ入りました。
天地真理さんの現在の生活についての記述を読んで、私も大方同意しています。
widolさんも質問をなさった真理さんへのQ&Aの他の人の質問の答えとして、
今も声域が3オクターブあります、とありましたが、
そういった事を明言するのなら歌手活動も行うべきだと思うんですね。
嫌な経験や精神的な事、体力的な問題など色々とあるとは思うのですが、
今知られている真理さんの生活は、どう見てもかつてトップアイドルだったプライドが
全く感じられない、ファンとしては本当は知りたくない有様ですよね。
あれではまるで、ホームレスの人を有志が養っているようなものです。
やはり真理さんには今も輝いていてほしい、天上の人でいてほしい、
と思うのがファンの気持ちではないかな。
ここはぜひ、ご本人に気持ちを入れ替えて頂きたいところです。

by ぽぽんた (2019-10-12 23:22) 

ぽぽんた

もとまろさん、こんばんは! お返事が遅くなり、申し訳ありません。

天地真理さんが登場した頃は、今思うと他のプロダクションの進撃が始まってナベプロの勢いが
衰え始めていた時期なんですね。
昭和40年代までは、とにかく歌手は実生活を感じさせる存在であってはならない、ファンから
遠い存在でなければならない…等、ある意味神格化させる事で地位を保つのが普通で、
天地真理さんはナベプロの衰退を見抜いたマスコミがそれを決定づけるための格好の材料として
狙い撃ちした、と言う事なのかも知れません。

ただ、これはアップする記事にも少し書くつもりなのですが、もとまろさんが仰るように
私もCBSソニー、そしてナベプロのやり方にも大きな問題があると思っています。
天地真理さんはその実力からして、決して数年で廃れるタイプの歌手ではありませんでした。
本田路津子さんですか…タイプは全然違いますが、フォーク路線で行きたかった真理さん、
フォーク路線でヒットを出した路津子さんと、共通点はあるようですね。
そう言われると歌い方にも共通点があるかも知れません。 私は両者とも大好きです(^^)

天地真理さんの再評価に、微力ですが私も尽力したいと思います。

by ぽぽんた (2019-10-12 23:24) 

widol

ぽぽんたさん

「恋と海とTシャツと」は、シングルとアルバムではやはり違うようです。

私が一番最初に気づいたのが、若干、本当に少しですが、キーが低いんです。CDになったアルバムバージョンとLPのものと全く同じなので、アルバムのマスターがこの通りなんだと思います。回転数が遅い、という言い方もできるのかもしれませんが、その意図は謎です。

次に楽器の位置です。シングルでは横じまTシャツを真似してのあとに右に位置するマリンバ?とフルート?がアルバムでは、左に位置しています。これはCD盤もLPも同じなので、何かのミスではなくミックスでそのようにしたように思います。

次に真理さんの歌唱。これはシングルとは別テイクのものです。
それが顕著なのが、2コーラス目の「麦わら帽子見てあの人、私をすぐにわかるわ」のわたしとわかるわ、が少し音程が外れているんです。流れてしまったような感じです。それと全体に少し癖があるような歌い方です。「あの人が来ないうちに」のあの〜〜〜〜の伸ばし方などが顕著です。

そして、サウンド的にはストリングスのリバーブがシングルは多めで、アルバムは少なめという違いもあります。ピチカートで顕著です。
それとベースがシングルでは少し抑え気味に対して、アルバムは分厚くなっています。
これは今のほとんどのシングルバージョンのCDで聞かれるもので、もともとのEP盤も同じです。ただ唯一、全体的にリマスター時にサウンドを分厚くした「コンプリート・シングル・コレクション・アンド・モア」だけはベースも分厚くとてもいいリマスターになっています。その点ではアルバムバージョンに近い音になっています。

細かくなりましたが、「恋する夏の日」は完全に歌もオケも別ものですので、このような曲は他にはないと思います。


天地真理さんは実際には1971年から1974年までの約3年間の活躍でした。75年には坂を転げ落ちるように人気がなくなり、76年末に最後のオリジナルアルバムを発売して、すぐに休業となってしまいました。
個人的には76年の「愛の渚」までは何とか応援していましたが、76年の年初から太田裕美さんへ私の興味が移ってしまったことから、「夢ほのぼの」以降はシングルさえ購入することはありませんでした。

天地真理さんの輝きはたった3年でしたが、確かに一番星として輝き、日本の歌謡界に足跡を残しました。そして何より、設立してすぐのCBS・ソニーをトップに押し上げたのも真理さんの功績だと言って過言ではありません。

何かで読んだのですが、小柳ルミ子はじっくり育てていく歌手、そして天地真理は数年稼がせてもらえばいい、そういう渡辺プロの方針だったというのです。それが事実だとすれば、その通りになってしまった真理さんはやはり渡辺プロに使い捨てにされた、と言っていいと思います。
あれだけの才能を潰したのは渡辺プロだと今では確信しています。もともと志向していたフォークへ転換していれば、もう少し息の長い歌手になっていったと思います。本当に残念です。

ぽぽんたさんもおっしゃる通り、過去の栄光を台無しにするような晩年の言動、行動も私は嫌いです。35周年の際にCDボックスに隠れて発売された歌い直しのCDは聞くに絶えないものでした。私はそのアルバムで声を出している人は「天地真理もどき」だと本気で思っています。これは歌謡界に燦然と輝く汚点となりました。ファンの方の中には、元気でいてくれればいい、とか昔のスマイルさえあればいいとか、肯定する人も少なくありません。しかし、天地真理は歌手です。歌ってなんぼ。歌えないならきちんと引退すべきです。

コンプリートボックスや先日のボックスを企画したソニーミュージックの加納さんの作品は全て真理さんへの愛で溢れています。加納さんは真理さんの栄光をきちんともう一度世に伝えるため、そして真理さんに過去の自分をきちんと見つめてほしいというメッセージも込められているように思いました。

ぽぽんたさんのおっしゃる通り、斉藤真理という人は知的な人だったと思います。そして何よりも歌に情熱を持っていました。
私は誰が何と言おうと、天地真理という歌手がかつて存在し、歌の下手がアイドルという印象を持たれて今に至っていいますが、音楽の基礎を持った本当に歌の上手い歌手だったと声を大にして言いたいと思います。


by widol (2019-10-13 22:03) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。