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関東は梅雨の中休みですのでクイズです。

ぽぽんたです。 ちょい久しぶりにクイズ出しますよ(^^)


次の音源はあるヒット曲のAメロ(正確にはA'、かな)部分のカラオケです。
その曲のタイトル、歌った歌手名を当てて下さい:
(音源は削除しました。ご了承下さい)
ヒントを出したいところなのですが、やさしくなりすぎて非難されるのがこわいので
やめときます(^^;)
一つだけ、1973年の真夏にヒットした曲、とだけお教えしておきますね。

今回もコメント欄を「受付/承認後表示」モードにしてお待ちしてます。
投稿して頂いてから正解発表の日まで、下さった回答やコメントが表示されませんので、
ご了承下さい。

正解発表とコメント欄の表示は今週土曜日(22日)の深夜に行います。


それでは、今週も皆さまにとって素晴らしい一週間でありますように!


追記(6/19 23:15)

皆さま、ありがとうございます! これまでのところ10名の方々が回答を寄せて
下さっています(^^)
やはり1973年前後の楽曲のパワーって凄いんですね。 頂いた回答・コメントには、
皆さまの思い出や思い入れがいっぱいで楽しく読ませて頂いています。

まだまだ受付していますので、初めての方、OB・OGの方もぜひどうぞ!

*************************************************

それでは正解を…

君が美しすぎて (野口五郎) でした。

回答・コメントを書き込んで下さった皆さま、
誠にありがとうございました。


次回は明日(23日)、その楽曲について書かせて頂きたいと思っています。
またぜひお読み下さい。


*コメント欄は通常モードに戻しました。

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コメント 29

もとまろ

ぽぽんたさん、こんばんは。

答えは、野口五郎さんの「君が美しすぎて」。
新御三家が3人ともオリコン10位内に入って、顔ぶれが固まってきた頃…でしょうか。明星の表紙写真集を見て特に印象的だったのは、1973年(昭和48年)の表紙に登場する男性アイドルが、必ず新御三家の誰か一人だったことです。

聴いてすぐにわかりました。聴いたらヒントが…「〇〇すぎて〇〇がこわい」ですね。
それと、最初はわからなかったけど、聴き直したら本当にA'メロのカラオケでした。
by もとまろ (2019-06-17 00:55) 

もっふん

右脳が貧弱なせいかまるで音楽を覚えられない私なのですが、今回はオケを聴いたらスルスルっと歌詞とメロディが出て来ました。皆様、天変地異にお気をつけ下さいませ。

「君が美しすぎて」野口五郎さん、ですね。

このブログの読者さんであればノーヒントで充分だったと思いますが、「非難されるのがこわい」と言うところが微妙にヒントだったのでしょうか。

今回はさすがに「間違いは起こりそうにない」と思いますが(笑
_
by もっふん (2019-06-17 04:50) 

まいすけ

五郎ちゃん!「美しすぎて」!
by まいすけ (2019-06-17 07:15) 

とわのえ

「君が美しすぎて」野口五郎さんですね。もし今回のクイズがA'メロではなくてAメロのカラオケだったら私は分らなかったと思います。このA'メロオケの太い低音弦と、そのあとのバイオリンのピチカートが当時とても印象的で、グッときたのをいまでもおぼえています。
by とわのえ (2019-06-17 07:38) 

ゴロちゃん

ぽぽんたさん、こんばんは!
ご無沙汰してしまってすみません。「スローな愛がいいわ」とか「夏が来た!」「北国行きで」など大好きな曲がたくさん出てきて、コメント書こう書こうと思いながら、随分日がたってしまいました。またコメント入れますね。

さて、この曲。いつもは「なにかヒントになるような言葉はないかな。」と思って記事を読むのですが、これは音源だけですぐにわかりました。
野口五郎さんの「君が美しすぎて」です。
当時、五郎さんはまだ17歳、高校3年生だったのですね。タイトルがすごいなと思ったものです。私はこの時期は、ひろみの「裸のビーナス」が大のお気に入りでした。
次回はこの歌の記事なのでしょうか。楽しみにしています。
by ゴロちゃん (2019-06-17 21:30) 

widol

ぽぽんたさん、こんばんは。
まずは回答から。

野口五郎 「君が美しすぎて」

夏に出した歌だったんですね。明るさもなく、軽さもなく、なかなか重厚なサウンドが展開される感じですがオリコン3位までいったなかなかのヒット曲でした。


by widol (2019-06-17 22:30) 

ゆうのすけ

「君が美しすぎて」野口五郎さんですね!^^
これは車を運転中に オリカラ(『歌が歌いたい!!ベストギット&カラオケ』をCD-Rに焼いて)を聴いて先日も歌ったのでした。^^
五郎さんのオリカラって全曲でも欲しいなと思うんですよね。
発売されたのは レコードもCDも一定の時期のものしかないんですよね。五郎さんの歌唱入りは勿論ですが バックの音だけでもかなりクオリティーが高いものが多いですもね!♬~
中でも特に欲しいのが「グッドラック」と「女になって出直せよ」のAOR色の強い2曲なんです。^^
LPレコードのオリカラは ガイドメロ入りなのでしょうかね?
by ゆうのすけ (2019-06-17 22:51) 

Massan

ぽぽんたさん、こんばんは。
今回の答えは野口五郎さんの「君が美しすぎて」でしょうか。このあたり(つまり1972-73年頃)の野口五郎さんの曲は、タイトルだけではどんな曲だったか思い出せないのが多いのですが、今回はイントロでもないのにカラオケだけで「美しすぎて……」のメロディが浮かんできました。もっとも手持ちの音源を聴きかえしてみたら、こちらのカラオケは確かに「まつ毛を伏せて……」のほうのようですが。。。
それでは、答え合わせを楽しみにしています。遅くなりましたが、令和の世もよろしくお願いいたします。
by Massan (2019-06-17 23:28) 

nuko222

ぽぽんたさん、こんばんは。
今回のお題の曲は野口五郎さんの「君が美しすぎて」じゃないでしょうか?
当方は、音素材を聞いた段階では ” 聞いた事はあるけれど・・・??? ” な感じでして、もしやと思った曲を聴き直して判明しました。
その理由がA’メロだったんで、”こんな感じだったっけ?”になりました。(「♪まつげを伏せて何を待つの 背中を向けて何をするの」の部分)AとA’で演奏のアレンジが違うので。
この曲はロンドンでオケ録りした曲ですかね?(どこのスタジオなんでしょうか?)
答え合わせと、この曲の記事を楽しみにしております。

by nuko222 (2019-06-18 22:37) 

モーリ

「君が美しすぎて」野口五郎さん。
「ロンドンのミュージシャンは音が全然違う!」と驚いた曲でした。
久しぶりに感動がよみがえりました♪
by モーリ (2019-06-19 20:04) 

tucson

ぽぽんたさん、こんにちは。

この曲は、野口五郎さんの「君が美しすぎて」だと思います。

4/4拍子 3連系バラード(勝手に名付けています・・)のリズムで
1973年のヒット曲を探して見つけました。
バラードというような曲の感じではないですね。ロックのような
グランド・ファンク・レイルロードの「ハート・ブレイカー」を彷彿させます。

それにしても、このストリングスのメロディはスリリングですね~
メロディの裏に流れるからでしょうか。


このようなリズム曲を6/8拍子と表現することがあるようです。
4/4拍子3連系か6/8拍子か、このようなリズム曲をコピーするとき迷います。
私は4/4拍子で採譜したいのですが・・・

ぽぽんたさんにお聞きしたいのですが、どのように区別したらいいのでしょう。
ぽぽんたさんのやり方を教えてもらえば嬉しいです。

ややこしい質問ですみません。
by tucson (2019-06-20 12:47) 

卓

こんばんは!

youtubeで確認しましたが、当時の生歌を聴くと、多少テンポが速まっているような・・・。

正解は、野口五郎さんの「君が美しすぎて」です。

最近、秀樹さんの事も重なって、テレビに多く出演されているようですね? でもこの曲を披露することはないようですが・・・。

17歳でこの歌唱力、やはり恐るべし・・・。J系の口パク歌手に、爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいです。



by (2019-06-21 18:59) 

きゅーぴー

今回は聞き始めて2~3秒で「きっとこれだ」と思い、ヒントの最後の部分では「絶対これだ!」と確信しました。へへへっ。

野口五郎の君が美しすぎてですね。
私と同世代を代表する歌手の一人で、カラオケでも彼の歌はレパートリーに入ってます。この歌も1回だけでなくトライしたと思います。
この曲は確かギター弾き語りにすると、途中から半音上がって、少々面倒なことになる「昔ありがちな展開」と記憶しています。

いつものように楽しくてためになる解説を期待しています!


by きゅーぴー (2019-06-22 06:18) 

ぽぽんた

もとまろさん、こんばんは! 回答をありがとうございます。

いきなり正解です(^^) そうですね、この頃には新御三家が全員ベスト10の常連になってきた
頃で、その「新御三家」と言う呼称もその頃ついたのかも知れませんね。
月刊明星の表紙には、デビューが最も早かった野口五郎さんが前年から頻繁に
登場していますね(^^) 1973年になると郷ひろみさんが台頭、と言う感じです。
あ、そのヒント、わかってもらえたんですね! ちょっと苦し紛れですが(^^;)
Aメロ部分の音だと、楽器が少なすぎてわかりにくいかな、と思ってA'にしました。

by ぽぽんた (2019-06-22 22:09) 

ぽぽんた

もっふんさん、こんばんは! 回答をありがとうございます。

正解です!この曲ってメロディー自体が歌謡曲の中でもかなり異色なのですよね。、
もっふんさんの記憶にもそのために深く刻まれたのではと推測します(^^)
あ、そのヒントは「…すぎて」も織り込んでますので、念のため(^^;)
この曲は、特にカラオケで聴くとギターが凄い音を出しているんですよ。 さすが海外録音!
(とか言ってギターは日本でダビングしてたりする、のかな)。
間違い、出題側としては起こってほしいですね(^^)

by ぽぽんた (2019-06-22 22:09) 

ぽぽんた

まいすけさん、こんばんは! 初めまして、ですよね? 回答をありがとうございます。

ごめんなさい、省略しすぎです(^^;) 曲名と歌手名は正確にお願い致しますm(_ _)m

by ぽぽんた (2019-06-22 22:14) 

ぽぽんた

とわのえさん、こんばんは! 回答をありがとうございます。

正解です(^^) このストリングスのサウンドも、おおよそ当時の歌謡曲からはかなり
かけ離れた作り方を感じさせますね。
この曲のあたりから、アイドル歌謡の洋楽化が始まった気がします。

by ぽぽんた (2019-06-22 22:14) 

ぽぽんた

ゴロちゃん、こんばんは! 回答をありがとうございます。

いえいえ、十分なお時間がある時に書き込んで下されば私はとても嬉しいです(^^)
今回は「これは明らかにゴロちゃん向け、だよな」と思いながらクイズを作成しました。
勿論正解です! やっぱり音だけでお判りになったんですね。 さすがです。
でもこのカラオケって、歌入りとはミックスが随分違うんですよ。
この曲の記事を書く時にはその事にも触れますので、確認してみて下さいね。
仰るようにこの曲、タイトルからして凄いですね。 でも私は結構、これ以前の曲、
例えば「悲しみの日曜日」などでは歌詞にドキドキしたものなんですよ。
「君が美しすぎて」の頃か~、私はご多分にもれず天地真理さんと浅田美代子さんに
夢中でした(^^)

*二重投稿となっていましたので、新しい方を非表示としました。 ご了承下さい。

by ぽぽんた (2019-06-22 22:15) 

ぽぽんた

widolさん、こんばんは! 回答をありがとうございます。

正解です! 確かにアイドル歌謡って明るくてナンボと言う感じがあった中で、この曲は
どちらかと言うと暗い、ちょっとドロドロしたものを感じさせますね。
この頃からすでに野口五郎さんはサウンド志向だったそうで、この時代にそれが許された
と言うのも、今思うと凄い事だな、と思います。

by ぽぽんた (2019-06-22 22:15) 

ぽぽんた

ゆうのすけさん、こんばんは! 回答をありがとうございます。

正解です(^^) あ、同じCD持ってます(ってか、このクイズもそれを使いました(^^;)).
私も五郎さんの、特に1980年あたりまでのシングルのカラオケが欲しいのですが、
なかなか出してくれませんねぇ。 ポリドールだから音源はしっかり管理されている
事と思いますが(あ、今はユニバーサルに吸収されてますね)。
「グッドラック」「女になって出直せよ」は私の高校時代のBGMでもあります(^^)
当時AORって人気が高かったですね。 今はああいう大人っぽいサウンドってあまりないな…。
LPレコードのカラオケ集は、野口五郎さんと実兄の佐藤寛さんが曲別に、
ギターやシンセでメロディーを重ねているんですよね。 かなり特殊な例なので、
それはそれで貴重ですね(でもメロ無しも欲しい!)。

by ぽぽんた (2019-06-22 22:36) 

ぽぽんた

Massanさん、こんばんは! 回答をありがとうございます。

正解です! この曲はリズムが特殊で他のアイドル歌手では殆ど聴かれないものなので、
それもすぐにお判りになった理由かと思います。
当時、これは郷ひろみさんの楽曲にも言えるのですが、ラジオのランキング番組では、
不思議とベスト10に入らずに終わるか、入ってもすぐに落ちてしまう曲が多かったので、
その頃ラジオ中心の生活だった世代には印象があまり残っていない、と言う事は
確かにあるかも知れませんね。
こちらこそ、令和のこれからもよろしくお願い致します。

by ぽぽんた (2019-06-22 22:36) 

ぽぽんた

nuko222さん、こんばんは! 回答をありがとうございます。

はい、それです、正解です(^^) 音源は、最初Aメロを出そうと思っていたのですが、
楽器が少なくあまりにわかりにくいと思ったので、ストリングスが特徴的なA'に変更しました。
歌謡曲には珍しいリズムですし、サウンドの作り方も当時の歌謡曲の中で異色なので、
そのあたりでnuko222さんのご記憶にあったのではないでしょうか。
ロンドン録音、とは書いてありますが、どこのスタジオかな? アルバムにはクレジットが
あるのかな? …知っている方、これを読んでおられましたら教えて下さい!

by ぽぽんた (2019-06-22 22:43) 

ぽぽんた

モーリさん、こんばんは! 回答をありがとうございます。

正解です! 確かにこれ、当時の歌謡曲とは音色自体、全く違いますよね。
当時は歌謡曲はまだラジオで聴く人が多かったので、演奏にまで耳を傾ける人はそう多くは
なかったと思いますが、そんな中での海外録音は最先端と言えますよね。
井上陽水さんの「氷の世界」よりも早かったですし(^^) 

by ぽぽんた (2019-06-22 22:51) 

ぽぽんた

tucsonさん、こんばんは! 回答をありがとうございます。

正解です! 1973年にヒットした3連系では、もう一つ大切な曲に「街の灯り」(堺正章)
がありますが、こちらはロックでもバラードでもなく典型的な歌謡曲と思いますので、
ちょっと一緒にはできないかな…。 「Heartbreaker」は「君が…」よりもさらにスロー
ですが、系統としては同じですね(^^)
この時代の、歌謡曲で使われるストリングスは、リバーブを効かせて美しく仕上げた
サウンドが殆どなので、「君が…」のような乾いたストリングスサウンドには、
当時の音楽ファンは驚いたのではないでしょうか。
4/4の3連か6/8かの判断は難しいですね…。 感覚的には、6/8拍子は基本的にワルツで、
1小節で1拍目にアクセントが来る感じ、対して4/4拍子の3連は基本的に4ビートで
3連それぞれの頭が強拍でそれが1小節に4つある、と言う解釈で如何でしょう?
私がもしこの曲を打ち込みで作るとすると、4/4拍子にして1小節のハイハットの
ベロシティを強弱弱強弱弱強弱弱強弱弱(実際には数値で、ですが)とします。
「君が…」の場合はリズムの大きな流れは4ビートと感じられるので、やはり4/4拍子では
…で、答えになりましたでしょうか? 正しいかどうか、全く自信はないのですが(^^;)

by ぽぽんた (2019-06-22 22:55) 

ぽぽんた

卓さん、こんばんは! 回答をありがとうございます。 

正解です(^^) 当時はテレビで演奏される歌謡曲も、また外タレのコンサートでも、
レコードよりもかなりテンポを速めている事が多かった気がします。
確かに最近、野口五郎さんを歌番組などで観る機会が多いですね。
「君が…」は、つい最近テレビで歌っていました。 その事も記事で触れますね。
最近口パク、結構普通になっちゃって残念です。 あの松田聖子さんでさえ、
ライブ映像を見ると明らかにリップシンクの部分があってガッカリさせられます。

by ぽぽんた (2019-06-22 22:56) 

ぽぽんた

きゅーぴーさん、こんばんは! 回答をありがとうございます。

2段構えで正解を導き出して下さいましたね(^^) その通りです。
新御三家と同世代って事は私にとっては大先輩です! 新御三家の全盛期は私が小学生から
中学生にかけて、だったので、今も子供が大人を見るような感覚で見てしまうところが
あるんですよ。 なので同世代感覚と言うものが、私にとっては未知の魅力です(^^)
野口五郎さんの曲は殆どが音楽的に難しい上にキーが高いので、なかなか歌いこなせません
よね。 この曲はリズムの乗り方が特に難しいと思うので、ぜひまたトライして下さい。
ギターだとコードを弾くだけならば転調は平行移動で済む…ってものではないですよね、
きっと(^^;) いざとなればカポタストをクイッと…あまりカッコ良くないかな?
また気ままに記事を書かせて頂きますので、ぜひまたおいで下さいね。

by ぽぽんた (2019-06-22 23:01) 

もっふん

皆さんこんにちは。

出題者のぽぽんたさんは正解ばかりで少し悔しい思いをされているのかも知れませんが(笑)、いつにも増して大盛況でしたから、追記にも書かれたように昭和歌謡ファンの熱気が感じられてとても楽しいクイズ回であったと思います。

私は個人的にうかつな冗談を書いてしまって、あろう事か実際に大きな地震が起きてしまいましたので山形新潟方面の方々に大変申し訳ないような非常に忸怩たる思いをする事になってしまいました。不愉快な思いをされた方にはお詫び致しますし、読者の皆様に限らず被災された方々が一日も早く安定した日常を回復されるようお祈り申し上げます。

ぽぽんたさんへのお返事とともに皆さんが話題にされた事についてもコメントしようと思いましたが、書き始めたら随分と踏み込んだ所まで書きたくなってしまったので、その部分はぽぽんたさんが記事を更新された後で触れる事にします。

その時はまたお目汚し失礼致します。
_
by もっふん (2019-06-23 16:07) 

もっふん

こんばんは(笑)


ぽぽんたさんが早めに記事を更新して下さったので、こちらも予定通り・・・ではなくなってしまいました。予定では、記事を読んでからきちんと整合性が取れるように書き直そうと思っていたんです。

案の定、内容が被っているところはあったのですが、目を付けている所が同じなのに抱いている感想が別方向だったり、時に全く同じだったり、これはこれで面白いんじゃないかと思ったので、加筆修正はしないで昼間に準備した原稿をそのままここに投げる事にしました。

ページを行ったり来たりして頂く事になりますが、ぽぽんたさんや読者の皆様はニヤリとして頂けるでしょうか。はてさて・・・(笑)。


<以下原文>

ぽぽんたさんが言われるメロディの異色さ(当時)の要因の一つは音価の小さな一拍だけの早口フレーズが小節の頭に来ているところで、それまではこうしたフレーズは弱起として処理するケースが多かったように思います。この曲は馬飼野俊一さんの作編曲ですが、翌年末にリリースされた南沙織の「女性」(筒美京平作品)もマイナーとメジャーの違いこそありますが同じ三連で少し似た雰囲気の歌い出しですね。

皆さんが触れておられる弦アレンジのインパクトもなかなかのものですが、当時の歌番組はブラス主体のバックバンドが多かったので生かしきれなかった場面もあったかと思います。非常に印象的なピチカートもさる事ながら、個人的には低音側からゴリッと響いて来るライン(音域的にビオラなのかチェロなのか判断できませんが定位からするとチェロですね)がとても好きです。

一方で、ストリングスの低音域が目立つ曲の場合に問題になるのが役割が重複して来るベースラインの扱いなのですが、今回聴き直してみてまさにこのベースプレイこそが海外録音の賜物ではないのかな、とかつてベースを担当した事のある身としては(贔屓目で)注目せざるを得ませんでした。ドラムを含めたこのダイナミックなリズムアレンジが、ぽぽんたさんが良く言われる「三連の曲が帯びがちな演歌臭さ」を払拭しているように思います。

ご指摘のギタープレイは、これは歌入れ前にギタリストにヘッドアレンジで自由に弾かせたのではないかと感じられ、歌抜きでインストとして聴いた時にこそ映える、逆に言うとボーカルを乗せてしまうと双方の息(フレーズの呼吸ポイント)が被ってしまっていて少しクドくなる部分が結構あるので最終ミックスではやや存在感を薄められたのではないかなどと思ったりしました。

余り長々と書くと今日の記事に差し支えると思いますので(笑)最後に三連のリズムについてだけ。

三連の曲は三連の頭だけで拍子を取った時にどう乗れるのかだけを見ると良いと思います。この曲を初めとする野口五郎楽曲の殆どは四拍子であって二拍四拍にスネアドラムのバックビートを感じるのが気持ち良いロッカバラード(ロックもバラードも定義が曖昧な言葉ですのでこのロッカバラードと言う用語も人によって解釈の巾がありますが)に分類出来ると思います。

こうした楽曲を楽譜に起こす時は基本が四拍子である事を明確にするためにぽぽんたさんが思われているように三連8分の集積としての4/4で書くのが正しい姿勢、なのですが、最初から最後まで三連符が続くと楽譜が混雑しますし、そもそも書くのが面倒くさい(爆)と言う理由で、便法として12/8として楽譜が書かれるケースが良く見られます。

ぽぽんたさんが言われる「6/8は基本的にワルツ」と言う感じ方は「3/8+3/8」が一区切りと言う事で、ポップスには余り例がありませんがコードの展開単位やフレーズ長などから2ビートで解釈した方がノリ易い場合にはこう解釈します。ワルツと言っても「2/8+2/8+2/8」ではありません。それなら普通に「3/4」と書くべきで、敢えて8分音符を基本単位にする意味がありませんから。

概ね、ですが、四拍子の三連の場合は小坂明子「あなた」のAメロのように三連ではないスクエアな8分音符による伴奏であっても違和感無く歌う事が出来ます。

(グレープの「精霊流し」は四拍子三連として作られているはず、なのですが、うっかりすると三拍子にも聴こえてしまう独特のメロディラインを持っています。そう感じるのは私だけかも知れませんが)

およそこうした三連の曲は非常にクセが強いので、演歌やムード歌謡ではないポップス系の歌手の場合、アルバムに多くて2曲、シングルとしてはキャリアを通じて3曲程度と言う人が多い中で、数えた訳ではありませんがシングルの半分以上が三連だった(そんなわけあるか・ばき)と感じられる野口五郎さんは非常に稀有な存在であると思います。

はっきりと演歌として作られたデビュー曲「博多みれん」からして三連(この曲は三連三拍子、3/8+3/8+3/8と言う古賀メロディを彷彿とさせる珍しいリズムですが)であり、もしかするとですが、その「博多みれん」が売れなかったのは五郎さんの歌があれだけビブラートを駆使していてもド演歌としては聴こえなかったところにあって、そのままでは弱点となりそうな「演歌臭くなりそうなメロディをポップスにしてしまう歌唱」を逆手に取った事が、結果として誰にも真似の出来ない野口五郎ワールドを作り上げたのかも知れません。

「博多みれん」への「みれん」を完全に捨て去り、歌謡界の魔術師(?)筒美京平氏の手による「青いリンゴ」でオリコン14位を記録した事で爽やかヤングアイドルとして再出発を果たし、時として西城秀樹さんの楽曲とイメージが被るような作品群がそこそこ成功していた中で、このような大胆な楽曲を書かれた馬飼野俊一先生のご慧眼であるとも思えます。
_
by もっふん (2019-06-23 22:39) 

ぽぽんた

もっふんさん、こんにちは! 毎度の事とは言え、お返事が遅くなりがちで本当に
申し訳ありません。

そうですね、海外録音を行う意義・理由は、やはり現地のミュージシャンを使う事で、
日本人とは違う解釈で演奏してくれたり(あまり理解されないゆえの個性的な演奏、
と言う事も多々ありそうですが)、楽器や機材による音色の違いなどを期待する事、
などが大きそうです。 時々オケだけ海外で歌ダビは日本で、と言う事もあるようですし、
せっかく海外で録音したパートも日本で録音し直し、なんて事もあるようですが。
1973年だと歌謡曲の海外録音はあまり例がない時代ですから、「海外録音」と出すだけで
それなりの箔となった事も大きいのでしょう。 
ただ、歌謡曲が好きなリスナーがそういったオケの違いに気づくか、また関心があるかは
疑問ですし、当時はまだまだ、制作側の自己満足に過ぎない事ではなかったかな、
とは思います。 きっと当時は、現在よりも制作費が潤沢だったから出来たのでしょう。

そういった意味で、この「君が美しすぎて」のサウンドも、当時よりはむしろ現在の方が、
その違いや演奏自体に興味を持つ人が多いと思いますし、その価値も当時よりも高いものに
なっているかも知れませんね。
仰るように当時の歌謡番組のオケはほぼ全部ブラスバンドでしたし、ストリングスが入って
いてもテレビの音声では聴き取れない事が多かったので、「君が…」のサウンドは
あくまでもレコードを買った人だけのもの、でしたね。
しかしテレビで聴く音とレコードとは違う、という事は誰もが認知していた事ですし、
それゆえの楽しさも大きかったと思います(^^)

そうそう、弦の低音域とE.BASSが同時に出る時の扱いは非常に難しいんですよね。
ユニゾンにしてもあまり意味がないし、ハモらせても音域的に音が濁るだけだったり…。
そうなるとやはりE.BASSの人に歌心でもってプレイしてもらうしかないか、と(^^;)
ストリングスの動きは楽譜通りである意味機械的なので(勿論アーティキュレーション次第で
いかようにも変わりますが)、それが最も得策で、音楽的でもありますね。
それプラス、リズムのダイナミクスが3連にありがちな演歌臭さと払拭している、
と説明されるとなるほど!と腑に落ちた思いがします。

エレキギターのプレイは仰るように録音されたものですね、きっと(^^)
でもあれですね、「君が…」の記事に貼り付けたようなフレーズなど、かなり聴きものと
思いますし、どうせなら歌と同じセンターではなく、左右どちらかに定位させていれば、
歌にかぶる事なくギターの演奏も楽しめたのでは…とは思います。

私は時々3連と気づかなくて聞き流している事があって、「あなた」が1コーラスあたり
後半が3連である事や「街の灯り」が全篇3連である事にも、長い間気づかずにいたんです。
矢吹健さんの「あなたのブルース」のように ♪あなた あなたあなた…♪ と
くどいほどに連呼してくれればすぐ気づくのですが(^^;)
なので、確かにクセの強いリズムではあるのですが、日本人にはわりと親しみがある、
ひょっとしたらDNAの奥深くにさりげなく組み込まれているのかも…と思ったりします。

野口五郎さんは「博多みれん」の時代にはかなり不遇な思いをしていたとの事ですが、
あの、くどいとまで言われたビブラートを駆使した唱法はポップス、特に男性歌手では
ほぼ見当たらないですし(時代は違いますが、女性歌手なら大黒摩季さんがそうですね)、
演歌歌手時代をうまく引きずって成功したポップス歌手、ではないでしょうか。

by ぽぽんた (2019-07-07 10:49) 

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