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ブルー・ライト・ヨコハマ / いしだあゆみ

筒美先生、初のNo.1ヒットですね(^^)

ブルー・ライト・ヨコハマ.jpg

「ブルー・ライト・ヨコハマ」はいしだあゆみさんがビクターからコロムビアに移籍後
3枚目のシングルとして1968年のクリスマスに発売され、オリコンで1969年2月10日付から
4月7日付までの9週に渡り1位となり、100位内には32週留まり100.3万枚の売り上げを
記録する大ヒットとなりました。


いしだあゆみさんのコロムビアでの第1弾シングルは1968年6月に発売された
「太陽は泣いている」で、GS風の曲調といい、今では絶対に出ないであろう
高い声を思い切り出した歌い方といい、「ブルー・ライト…」とは全く異なる
楽曲でしたが、後に山内美恵子さんや原由子さんと言った面々がカバーし、
特に原由子さんのバージョンはオリジナルの雰囲気を上手く残し、作曲の
筒美京平氏も好意的なコメントを寄せる仕上がりになっています(^^)

山内恵美子さんのバージョンは筒美氏ご自身のアレンジによる
フラメンコのような派手なサウンドになっていて、これも素敵です(^^)

また、「太陽は…」のB面はやはり筒美氏作曲の「夢でいいから」で、
70年代前半に登場した女性アイドル歌手のアルバムで必ずと言って良いほど
カバーされる事になった楽曲なんですね。
因みに、「夢でいいから」の浅田美代子さんバージョンは逸品です(^^)


この時代の、楽曲制作のシステムにはちょっと理解し難い部分があって、
「ブルー・ライト…」は最初にオーケストラの録音期日が決められていて、
その前日に橋本淳氏が1コーラス分だけ歌詞を書いてそれを電話で筒美氏に伝え、
徹夜で筒美氏がメロディーとアレンジを書き予定通りに録音を済ませ、
歌詞の残りはヴォーカルの録音までに…だったそうなんですね。

納期優先の企業体質はどこでも、昔から同じであるのは良いとして、
曲も出来ていないうちに録音のスケジュールが決まっているという
見切り発車の極地のようなやり方では、才能が発揮できないうちに
消えていった作家も多いんだろうな、などと思ってしまいます。


「ブルー・ライト・ヨコハマ」はキーがC#m。 コード進行は特に奇をてらった
ものではないのですが、筒美氏らしく6thコードが重要な役目を果たしている事
(♪あなたとふたり幸せよ♪ の「あなたと」の部分、などですね)、
メロディーがあまりにスムーズで気付きにくいがテンション(♪小舟のように♪の
「よう」では、コードがD#7であるのに対して E の音が充てられている)が
使われている事などが、改めて聴くと耳をひきます。

また、間奏でチェンバロとギターが奏でるメロディーが、歌の出だしのメロディーと
少しだけ異なり、また後奏の終わりの部分に入るメロディーがまたなぜか歌の
出だしのメロディーと同じになっているなど、事故なのか故意なのかが
よくわからない部分も気になり出すと止まらないんです(^^;)

構成にしても、1ハーフであるのが珍しい(^^) これは橋本氏が
筒美氏に電話口で歌詞を伝えた時点には決まっていたはず、ですよね。


歌入りでは、歌が始まるとオケの音がグッと引っ込むんですね。
これは勿論歌を引き立たせるためですが、そのようなサウンドの曲は
マルチトラックではなく、オケを2チャンネルで全パートを同時に録音し、
そのテープを再生しながら歌をかぶせ、ミックスしてもう1台の
レコーダーで録音するという方式で作られています(以前にも説明しましたね)。
なので、歌入りよりもカラオケの方が音質は良いはずです。


当時小学1年だった私には、出だしで♪…きれいねヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ♪
と「ヨコハマ」をまるで説明するがごとくすぐに繰り返すところ、そして
♪歩いても 歩いても♪ のところがとても印象的で、多分私の事ですから、
当時はそんな同じフレーズを何度も何度も歌っていたんだろうな、と思います(^^;)


いしだあゆみさんの歌い方も、今聴くとかなり特殊な感じを受けます。
直前の音を残して引っ張るように歌っているんですね。

例えば ♪きれいね ヨコハマ…♪ で「ね」と「ヨ」がくっついて
「ねぃよ」と聞こえますし、♪(あなたと二人)幸せよ♪ が
「しーぃやーぅわせーぃよー」と…聞こえませんか?

そんな、やや粘り気のある歌い方は、独特の歌唱法で人気があった
奥村チヨさん(「ブルー・ライト…」の頃は「恋の奴隷」は発売前でした)を
参考にしたそうです。


後に弘田三枝子さんがあまりに変身したばかりに忘れられがちですが、
いしだあゆみさんも目元を整形したと話題になっていたのを憶えています。
さらに後には九重佑三子さんも同じような整形をしたりと、
この時代はちょっとした整形ブームだったようです(^^;)


「ブルー・ライト・ヨコハマ」
作詞 : 橋本淳
作曲 : 筒美京平
編曲 : 筒美京平
レコード会社 : コロムビア
初発売 : 1968年12月25日

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コメント 37

卓

このレコードは買いましたよ。当時テレビの歌番組にかなり出演されてましたが、口パクばかりだったように思います。
ただほとんどの番組で、間奏をカットされていて、幼心にうまく繋いであるなぁと感心したものです。
それにしても、今もなお現役で活躍されている筒美京平さんには驚くばかりです。松本隆さんを除いて、当時作詞家で活躍された方で、今も現役で頑張っていらっしゃる方の名前があまり浮かびませんよね?
by (2011-01-23 19:07) 

Nori

東京に戻りました。

この曲は、本当に幼い頃の思い出の曲って感じで、まだ歌謡曲だとかアイドルだとかの意識も無く、世相と結びついた時代のBGMのように捉えています。

タンバリンを被せたハイハットで刻むリズムや、フェイズが全く聞いてない、セミアコと思われるエレキギターの音。どれをとっても懐かしい幼稚園~小学校時代が思い浮かびます。
ウルトライントロドンだったら、高田みづえ『硝子坂』と間違えそうですが、やっぱり聞き比べても(キーは別ですが)、サウンドが古い感じがします。^^

凄い曲の作り方ですが、そんな事もあったんですねぇ。当時、若い頃のそんな無茶なスケジュールを乗り越えて巨匠になった人も、音楽業界の筒美先生以外にも、他の業種で沢山いらっしゃる事でしょう。なんか元気だった頃の日本って感じで、うらやましいです。^^;

歌い方については、私は全ての音の頭に「ン」が付いているように聞こえています。「♪ンまンちンのンあンかンりンがン、とンてンもンきンれンいンねン、よンこンはンまン・・・♪」
奥村チヨの『恋の奴隷』も、同じく「あンなンたンとン、あンあンたンそンのンひンかンらン・・・♪」
幼心に「演歌でもないのに、何かコブシを利かせたような歌い方だなぁ。」と思っていましたが、流行ってたんですかねぇ?

歌手としては(多分)この曲か知りませんが、後に大女優になられて良かったと思います。物凄い痩せ方の方が気になって、整形の事実が吹っ飛びました。^^;
by Nori (2011-01-23 21:49) 

uncle bear

私の記憶に間違いがなければですが、間奏でチェンバロとギターが奏でるメロディーが本来のメロディだったのに、いしだあゆみが歌いにくいからと変えた、というエピソードを聞いたか読んだかしたことがあります。(私のブログにも書きましたが、証拠資料はありません) 後奏はたぶんエンディングぎりぎりなので自然に音を下降させたのではないかと思われます。

「夢でいいから」は伊東ゆかりも二回レコーディングしています。名曲ですよね。 そういえば浅田美代子は聞いたことがないですね。 初期のシングルは今でもほとんど持っていますが、アルバムを買う対象ではなかったです。(^^;)
by uncle bear (2011-01-23 23:36) 

おしげ

懐かしい歌ですねえ~当時まだ小学生だったのに口ずさんでいたのを覚えています!

一説によりますと二重の整形は弘田三枝子に「あゆみちん!こんなに変わるしお化粧もらくよ!」ってことで石田あゆみに勧めたそうですよ!(笑う)
by おしげ (2011-01-24 08:20) 

taka

 初めてコメントさせていただきます。よろしくお願いします。
知りあいに教えてもらい、ブログ読ませていただいてます。
私、1955年生まれの大阪のおっさんですm(__)m
南沙織さんの大ファンでレコードはほとんど持ってます。
「夢でいいから」は、沙織さんも歌っておられますね(^-^)
サウンドいんナウ!なつかしいですね。土曜の午後あわてて帰って録音しました。
京平先生のサウンドにはまり、麻丘めぐみ、岩崎宏美…早見優さんもファンです(^-^)
また、GSのオックス、ヴィレッジシンガーズとさかのぼり、…
今回、いしだあゆさんに辿りついたという感じです。
ノンビブラート唱法?というんでしょうか、当時とても斬新とという感じがしました。
私も少しギターをかじりますが、むつかしいことがわかりませんので、
アレンジ、特にコードのおはなしとても参考になります。
これからもいろいろよろしくお願いいたします。m(__)m
by taka (2011-01-24 21:15) 

ぽぽんた

卓さん、こんばんは!

私はリアルタイムでは、いしだあゆみさんがこの曲を歌っている姿を憶えていない
のですが、今当時のビデオを観ると確かに口パクですね(^^;) しかしあゆみさんが
あまりにきれいなので見入ってしまいます(^^)

当時の作曲家・作詞家で現在もヒットを出している人はあまりおられない、と言うよりも
今の音楽シーン自体が職業作曲家・作詞家を必要としていない感じなんですね。
仕方ない事なのでしょうが、それが近年、後々にも歌い継がれそうな曲が生まれない
原因の一つかも知れません。

by ぽぽんた (2011-01-24 23:21) 

ぽぽんた

Noriさん、こんばんは! お帰りなさい(^^)

「この曲は…」からの2行はまさにその通りで、特に私の年代の心理をズバッと突いています。
大袈裟でなく、名言だと思います(^^)

確かに冒頭の「ジャ~ン」は双方似てますね! 毎日のように「ブルー・ライト・ヨコハマ」も
「硝子坂」もピアノで弾いているのですが、今気付きました(^^;)

アグネス・チャンさんの著書にも書かれている事ですが、日本の70年代は誰もが誇りを持って
自分の仕事をエネルギッシュにこなしていた、良い時代だったそうです。
そんな勢いのある時代だったからこそ、多くの英知が競い合い高め合って、音楽も中味の濃い
良い作品が多く生まれたのかも知れませんね(^^)

いしださんの歌い方、本当に鼻にかかった感じですね。 そのあたりも奥村チヨさんの
唱法を意識している気がします。

私も、近年のいしださんの痩せ方はすごく気になっているんです。 もう少しでいいから
ふっくらした方が、見ている側も安心できますよね(^^)

by ぽぽんた (2011-01-24 23:39) 

ぽぽんた

uncle bearさん、こんばんは!

それも諸説あって、歌メロが間奏のメロディーと同じはずだったという事は確かなのですが、
いしださんが歌いにくいという理由で変えたと言う説と、エンディングのメロディーに
いしださんが影響されてついあのように歌ってしまったという説があるんですね。
真意はもう、ご本人のみぞ知る、と言ったところでしょう。

「夢でいいから」は伊東ゆかりさんも録音されているんですか!知りませんでした。
浅田美代子さんver.はアルバム「赤い風船」の5曲目に入っているのですが、ストリングスと
エレピが活躍するアレンジに浅田さんのヴォーカルが乗って、とても情感のある仕上がり
になっているんです。 機会があったらぜひ聴いてみて下さい(^^)

by ぽぽんた (2011-01-24 23:49) 

ぽぽんた

おしげさん、こんばんは!

そうですよね、小学生もよく歌っていましたよね、私も含め(^^)

あの、書いて下さった文だとどっちがどっちに勧めたのかがよくわからないんですけど(^^;)
写真で判断する限り、いしださんの方が先では、と思えますが(^^;)

by ぽぽんた (2011-01-24 23:54) 

ぽぽんた

takaさん、初めまして! コメントをありがとうございます(^^)

京平先生フリークですね! 私を含め、ここにコメントを下さる方のほとんどがそうです(^^)
私も南沙織さんは小学生の頃からずっと聴いていて、体の一部のような感じです。
沙織さんの「夢でいいから」は音数が少なくて、じっくり聴かせるような仕上がりですよね。
それが収められたアルバム「早春のハーモニー」はこれからの季節にピッタリですね(^^)

「サウンド・イン・ナウ」もお聴きになっていたんですね! 今思うと、あの番組が好きだった人は
純粋な音楽ファンが多かったんですね。 「サウンド・イン・スポット」という、楽しい
実況放送のコーナーもありました。

アレンジ、コード進行等については私自身の感覚で書いているのですが、それも読んで
頂けているようで嬉しいです。 もしご意見やご質問があれば、ぜひコメントに書き込んで下さい(^^)

いしだあゆみさんの唱法は基本ノンビブラートで、伸ばした音の最後に1サイクルだけ
音程を動かす事が多いですね。 ノンビブラートは単調に聞こえる事がありますが、
音をごまかす事ができない分、難しい唱法でもあると思います。

1955年のお生まれなんですね! 西城秀樹さん、郷ひろみさん、麻丘めぐみさん等々、
名だたるアイドルと同い年という事で、きっと年下である私とは違う意識・感覚で歌などを
お聴きになっていた事でしょう。

こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願い致します!

by ぽぽんた (2011-01-25 00:22) 

おしげ

読み返すと誤字もありますし分からないですね!すいません!(笑い)
ミーコが石田あゆみに「あゆみちゃん、こんなに整形っていいのよ!」って話をしてお勧めしたらしいです!
つまらない話にすいません!(笑い)
by おしげ (2011-01-25 09:34) 

卓

「ブルーライトヨコハマ」のコーナーですのに、申し訳ありません。

百恵ちゃんのカラオケが届きました。やはり「ひと夏の経験」には、百恵ちゃんのダブりの声が入ってます。「おとめ座宮」も声のダブりのパートがあったかと思いますが、こちらは入ってないようです。

まだ全部聞いておりませんので、酷いコメントでごめんなさい
 m(_ _)m m(_ _)m

他のソニー所属の歌手(南沙織さんも含めて)のカラオケも、是非発売してもらいたいものですね?
by (2011-01-25 12:56) 

玉ねぎ

こんばんは、この曲がヒットした頃は、まだ5歳でしたが、あまりにもよく流れていた為覚えてしまい、意味もわからずよく口ずさんでいました。

自分も大人になり、歌詞の内容も理解できるようになり、改めていい曲だな
と思います。この曲を聴くと、昭和の懐かしい光景(この頃の大人の恋愛の妄想的なもの等・・・)が目に浮かびます。(笑)
この頃の、いしだあゆみさんを動画サイトでみると、本当に綺麗ですね。
これが筒美先生の初の№1ヒットとは知りませんでした。

ヨコハマつながりでいえば、平山美紀さんの「ビューティフル・ヨコハマ」
も好きです。もし機会があれば、ぽぽんたさんの解説聞いてみたいです。








by 玉ねぎ (2011-01-25 22:04) 

ぽぽんた

おしげさん、こんばんは!

う~ん、お二人は当時同じレコード会社所属だったし、あり得ない話ではないですが…
弘田三枝子さんはその頃も「絶対に整形はしてません」と明言していたのですが、
本当の事はやはり、ご本人達にしかわからない事ですね(^^;)

by ぽぽんた (2011-01-26 22:48) 

ぽぽんた

卓さん、こんばんは!

山口百恵さんのシングルで一人二重唱(ダブルトラッキング、などと言われる手法です)の
パートがあるのは「禁じられた遊び」「春風のいたずら」「ひと夏の経験」「乙女座 宮」そして
「ロックンロール・ウィドウ」の5曲と、意外に少ないんですね。 私も明日、手元にCDが届く
はずなので、検証してみます(^^)

by ぽぽんた (2011-01-26 22:53) 

ぽぽんた

玉ねぎさん、こんばんは!

本当に、この時代のいしだあゆみさんはきれいですよね(^^) 写真によっては
お人形じゃないか?と思ってしまいます。

「ビューティフル・ヨコハマ」はカラオケは持っていないので、このブログで
採り上げる事はできませんが、時代背景と共に興味深い1曲です。

♪ビューティフルなお話ね♪ というフレーズが3回出てきますが、この曲が
発売された1970年~1971年頃「ビューティフル」は流行語だったんですね。
テレビCMでも「モーレツからビューティフルへ」などというコピーがあったり
しましたし、「ビューティフル・ヨコハマ」と同じ橋本淳・筒美京平コンビの作品で
小川知子さんが歌った「美しく燃えて」という曲でもくどいくらいに「ビューティフルに…」
というフレーズが出てきます。

「ビューティフル・ヨコハマ」の3番の歌詞に ♪あなたのために この髪だって
黒く染めたの…♪ とありますが、平山三紀さんご自身の解説によると、この曲は
ハーフの女性が日本人の男性を好きになるという内容だそうなんですね。
で、レコーディングの時に平山三紀さんは橋本氏と筒美氏から「自分が黒人との
ハーフになったつもりで歌ってほしい」と言われたそうです。

この曲は平山三紀さんのデビュー曲ですが、第2弾で大ヒットしたシングル
「真夏の出来事」で聞かれる独特の雰囲気は、「ビューティフル・ヨコハマ」の
レコーディングの時に橋本氏と筒美氏に指示されたフィーリングをうまく
引き継いだものかも知れませんね(^^)

by ぽぽんた (2011-01-26 23:39) 

玉ねぎ

こんにちは、ブルーライトヨコハマの回なのに、無理なお願いを、快諾して下さりありがとうございます。
ビューティフルって流行語だったのですね(納得!)
「髪を黒く染めたの安心してね」のフレーズは、てっきり、派手な女性が、真面目な彼氏の為に、茶髪を黒髪に戻したのかと、思いこんでいました(汗)
自分も今度、歌う時は、ハーフになったつもりで、歌いたいと思います。
歌った後は、嫌がるママさん相手に、この曲のうんちくをたれてみたいと、思います。(笑)
作詞、橋本淳さんというのも、私の橋本さんのイメージと違い意外でした。


by 玉ねぎ (2011-01-27 09:29) 

ひろ

こんばんは~
この曲を覚えてる…6歳の頃になりますか……;
この頃から歌に対して好みが出てきたのでしょうか?『ブルー・ライト・ヨコハマ』とか『白い蝶のサンバ』とよくミュージックボックスで何度となく聴いてました。それも、親からお金をせびって…。
この頃の想い出は何故か白黒的…「テレビ」の影響かな?
まだまだ『カラーテレビ』ではない家庭でした。

確かに、♪ンまちの~ンあかりンが~ン、とてンもンきンれンいンねン、よンこンはンま~ン・・・♪とか真似て歌ったりしてました。

ところで、筒美先生…いったい御いくつになられるのか?

by ひろ (2011-01-28 20:14) 

ぽぽんた

玉ねぎさん、こんばんは!

実は「この曲についても書きたいんだけど、カラオケがないからなぁ…」と思っている曲が
沢山あるんです(^^;) 

平山三紀(現・みき)さんは、筒美京平先生が「売れる・売れないは関係なく
(曲を)書きたい」と述べたと言われるほど、その声のキャラクターが気に入られて
いたようです。

橋本淳氏は筒美氏の、同じ大学の先輩だったそうで、気心が知れている分、
作品も作りやすかったのではないかと思います。

by ぽぽんた (2011-01-28 23:17) 

ぽぽんた

ひろさん、こんばんは!

「ミュージックボックス」とはジュークボックスの事ですよね(^^) それはどこで
聴いておられたんですか? 私は銭湯に設置してあったジュークボックスを、
たまにかけた記憶があります。 音量があまりに大きいので結構、気が引けた
ものですが(^^;)

因みに英語で music box とはオルゴールの意味です(^^)

筒美先生は1940年生まれなので、今年71歳になられます。 「ブルーライト・ヨコハマ」
は1968年なので、氏が28歳の時の作品という事になりますね(^^)

by ぽぽんた (2011-01-28 23:24) 

青大将

こんばんは。 物心付いた頃から自然に耳に馴染んでた曲ですが、レコードをじっくり聴く事は此迄あまりして来ず、今回を機に所有してる、《いしだあゆみ》のシングル、この『ブルー・ライト・ヨコハマ』含め5枚程(実はもう一枚有るが、行方不明。)AB面聴いてみました。 酒のCM絡みの『MILD NIGHT』、『さすらいの天使』の各B面曲は目から鱗で得した気分でしたよ。(^^) 特に『さすらいの天使』裏の『白いしあわせ』は、大好きなバート・バカラック サウンドの要素が入った軽快な楽曲!思わず3回聴いてしまいました。(^^; 『ブルー・ライト・ヨコハマ』の頃の歌番組、幼児乍ら記憶に在ります。 スタジオを半分に仕切った照明の違うセットが左右其々に有って、そこに其々複数の女性ダンサーが踊るオープニングなんですが、明るい部屋(セット)が日本人、一方の暗い部屋が黒人という風に認識しておりました。 カメラは最初、明るい方を映して、仕切りを通過し、右へ移動し乍ら暗い方を映すのですが、この黒人ダンサー群に得体の知れない興味がありました。ま、幼児だし、白黒テレビだったので、それが黒人だったかどうか今となれば怪しいですね。(^^;『老人と子供のポルカ』を歌う 《左 卜全》の後ろで他のゲスト歌手達と特に大笑いして居た いしだあゆみ が強烈に記憶の中に在ります。 73年には、その大部分が台詞で構成された『愛の氷河』という楽曲も有りますが、この辺りはもう既に女優さんの貫禄ですね。いしだあゆみは本来、癖の有る歌唱法ではなく、囁き系でボソボソ歌うタイプに思えます。 個人的には、社会現象にもなったドラマ【金妻】の最終回で、篠 ヒロ子に薔薇の花束で頬を殴られるシーンが印象的でした。 思えばあのドラマは60年代後期に活躍した女性歌手達の集合体でしたね。
by 青大将 (2011-01-29 20:17) 

Nori

青大将さん

相変わらず、物凄いコレクション&知識ですねぇ!^^;

ドラマの話にちょっと乗っからせて下さい。
『金妻』は見てなかったんですが、同じ頃に『もう一度結婚』と言う不倫ドラマがありまして、主演夫婦が藤竜也、三田佳子。相手側夫婦に角野卓造、いしだあゆみと言う布陣で、藤竜也といしだあゆみが嵐の中で、不可抗力的にそーなっちゃうんですね。で、それを知った角野卓造がいじめるイジメル。^^;
それに耐えるいしだあゆみの不幸そうな表情と、最後に思いをぶちまける芝居が、非常に印象に残ります。

歌手から女優への転身が功を奏した方々は、本当に良かったと思います。
最近見なくなった人もいますが。。。^^;

そういえば、Youtubeで2007年(ぐらいかな?)のいしだあゆみさんの『ブルーライト・ヨコハマ』が見られます。楽しそうに歌っておられて、実に気持ち良く聞けます。
by Nori (2011-01-29 22:10) 

ぽぽんた

青大将さん、こんばんは!

バート・バカラックですか! 筒美先生はバカラックは強烈に意識しておられたそうで、
サウンドに反映されている作品がいくつもありますね。 私は個人的には、南沙織さんの
「美しい誤解」(アルバム「20才まえ」に収録)に「これが筒美氏の解釈の一つだ」と
言う感じを持っていて、好きです。 また、私は以前にも書いたと思いますが、
カーペンターズのファンを40年近くやってまして、その絡みでもバカラックは絶対に
外せないアーティストです(^^)

by ぽぽんた (2011-01-30 19:19) 

ぽぽんた

Noriさん、こんばんは!

いしだあゆみさんはあれほどの人気を得たのに、その数年後はかなり不遇な時代を
迎えているんですね。 なのでもしかしたら昔の曲は歌いたくないかも…と思っていた
ので、今ではそれが吹っ切れたようで嬉しく感じます。 これからも、もっとあの当時の
曲を歌って欲しいものです。

by ぽぽんた (2011-01-30 19:21) 

ひろ

こんばんは~
あははは…「ジュークボックス」(^^;)でした。
聞いていたのは、国民宿舎って~とこでした。地域での「こどもの日会」があった時で、いまだに鮮明に覚えてます。
周りの子供や大人達も気にせず何度も聞いてました。


by ひろ (2011-02-01 19:58) 

ぽぽんた

ひろさん、こんばんは!

国民宿舎とは、すごく懐かしい言葉ですね(^^) 私の住んでいた地域でも自治会で
「こども会」なるものがありまして、定期的に子供たちが集まって行事をしたものです。

昔は今よりも、大人と子供が良い意味で関わりが深くて、それが今ではとても
貴重だった気がします(^^)

by ぽぽんた (2011-02-01 22:00) 

ひろ

やっぱり、昔がいいな~って思うのは歳なのか、昔の大人が言っていた事の繰り返し…なのでしょうか?
歌の世界、音楽もその一つなのでしょうか?
今も、いい楽曲もありますが、自分が蒼い時の歌、楽曲が好きだから…なのか『あの頃の、オリジナル・カラオケ。』が気になって今があります。

なかなか毎日来れないのが辛い…
後何ヶ月か経つと自分のパソコンが使えるようになります。
それまでちょくちょくですが…。
よろしくです。
by ひろ (2011-02-01 22:15) 

ぽぽんた

ひろさん、再びこんばんは!

そうですねぇ、確かに年齢のせいもあると思いますが、人間って、過ぎてしまうと
どんな思い出も良いものに変えてしまう能力があるそうです。 きっとそれにも順序が
あって、より昔の思い出ほど楽しく、美しいものになっていくと思うんですね。

子供の頃には大嫌いだった曲や歌手が、今では大好きになっている…そんな事も
決して少なくないですよね。 なのでひょっとしたら、今流行しているAKB48の曲だって
20年くらいしたら名曲に思える日が来るかも知れません(^^)

私のブログにそれほどの思い入れを下さって、とても嬉しいです(^^)
ご覧になれる時にはぜひ、楽しんで下さいね!
こちらこそよろしくお願いします(^^)

by ぽぽんた (2011-02-01 22:37) 

青大将

Noriさん、そのドラマのタイトル、キャストは何か俺も覚えありますよ。(^^) そうですか、幸楽のオヤジがイジメ役だったんですか! それは許せんな(笑)。
俺の場合、77年初頭の『冬の運動会』というドラマも強く印象に残ってます。確か、根津甚八 が相手役でした。全体的にシリアスで、暗い感じの作品だったんですが、毎週何故か観てました。 いしだあゆみ が、万引きをするシーンがちょっとショックだったりしましたが、その後の公園の場面で、トランジスター・ラジオから流れて来る、当時大ヒット中の『ペッパー警部』が嬉しかったりもしました。 ひそかに 応援してましたからね、ピンク・レディー。(笑) ドラマの中でも使われる事がファンとしては、進歩を見せられ歓びでした。(^O^)/
by 青大将 (2011-02-04 16:00) 

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コメント
by お名前(必須) (2011-12-11 18:43) 

カピバラ

ぽぽんたさん、ここでもおはようございます!

お恥ずかしい限りですが、「ブルーライト・ヨコハマ」が筒美京平氏の作・編曲だった事、この記事を読ませていただくまで知りませんでした(^^;)。いしだあゆみさんの引っ張るような歌唱法はこの曲の歌詞にはぴったり合っている気がします。
「太陽は泣いている」もYouTubeで聴いてみましたが、リズムこそ違いますが編曲については「ブルーライト・ヨコハマ」に通ずるところがある気がします。

そして、有り難うございます。「夢でいいから」は初めて聴きましたがこの曲も良いですね。いしだあゆみさんと浅田美代子さんヴァージョンを聴いてみましたがそれぞれの編曲が、その歌手の方のために編曲しました、という感じで素晴らしいです。いしだあゆみさん用の編曲はいかにも大人っていう雰囲気がそこらじゅうに感じられ、浅田美代子さん用では女の子の恋心が見事に表現されていると思います。勿論ご本人たちの歌い方もその編曲にぴったりですよね。
「ひとりっこ、甘えっ子」の記事で、浅田美代子さんは「歌が下手だ」と評された事についてコメントさせていただきましたが、その理由の一つとして考えられるのは、浅田美代子さんがドラマで「となりのミヨちゃん」的な存在となり普通の女の子として挿入歌を歌われていたので、当時の他のアイドル歌手の方と比べて「下手」と受け止められてしまった可能性があると思います。「赤い風船」が大ヒットしたのでその路線でいこうという戦略があったのでは?「夢でいいから」の浅田美代子さんの歌、全く下手ではないですよね。
浅田美代子さんのヴァージョン、本当に秀逸です。一聴して大好きになりました。CDが入手可能ならすぐに購入します。

ちょっと、というかかなり「ブルーライト・ヨコハマ」から脱線してしまい申し訳ありません。

by カピバラ (2012-09-17 22:11) 

ぽぽんた

カピバラさん、こちらでもこんばんは!

いしだあゆみさんはこの曲のレコーディングにはかなり苦労したようです。
何でも、いしだあゆみさんはスタジオでマイクを前にすぐに考え込んでしまうので、
元気づけるために筒美氏や橋本淳氏がガラス越しに踊って見せたとか(^^;)
そして、この曲での歌い方は、奥村チヨさんが端唄を歌う時の唱法を参考にしたそうです。

「夢でいいから」は傑作ですね。 私は浅田美代子さんのバージョンしか知らなくて、
大人になってからいしだあゆみさんのバージョンを知り、初めて聴いた時に
「何でこんなにもっさりしてるの」などと思ってしまいました(^^;)

浅田美代子さんの「夢でいいから」は、CDでは1998年版「ゴールデン Jポップ ざ・ベスト」に
収録されています。 また、CD選書で発売された浅田美代子さんののファースト・アルバム
「赤い風船」に入っていて、こちらが初出でした。 さっき確かめたら、そのアルバムは
アマゾンで中古でわりと安価で手に入るようです(^^)

当時の浅田美代子さんの歌唱は、テレビなどでは確かに上手いとは言えませんでした(^^;)
生放送で大外ししていたのを観た(聞いた)事もあります。 しかしそれは、今思うと
人前で歌う事に慣れずに緊張していた、あるいはモニタースピーカーに慣れて
いなかった、などの理由も考えられます。 アルバムでは表情の豊かな歌唱を
聴く事ができますし、表現者としてのポテンシャルは高いものがあったはずと、私は今も信じています。

by ぽぽんた (2012-09-18 23:48) 

カピバラ

ぽぽんたさん、おはようございます。

筒美京平氏や橋本淳氏がガラス越しに踊ってるって・・・可笑しいです。
いしだあゆみさんの「夢でいいから」での歌い方、ぽぽんたさんには”もっさり”聴こえたんですね(^^)。そう思って聴くと確かにもっさりしています。
浅田美代子さんのCDの情報有難うございます。早速注文させていただきます。

確かに、大外しで歌われている番組、憶えています。最近の様にPAの性能も当時は良くなかったでしょうし、イヤモニなんかも無かったのでしょうから、生放送で歌う場合自分の声が上手く聴きとれず、音を外してしまったのでしょう。



by カピバラ (2012-09-19 22:26) 

ぽぽんた

カピバラさん、こんにちは!

いしだあゆみさんの「夢でいいから」は、とても快活なA面の「太陽は泣いている」と
対照的ですよね。 南沙織さんも、アルバム「早春のハーモニー」の中で歌っているのですが、
それはいしだあゆみさんのバージョンに近い気がします。

1970年代だとステージの音響が今から見るとやや未熟だったように思います。
それを特に感じるのが1975年の紅白歌合戦で、オーケストラと歌手とに
明らかな時間差があったりするんです。 それは電気的な原因ではなく、単に
オーケストラと歌手とに距離があって遅れが生じていただけなのですが、
今ではちょっと考えられない光景です(^^;)
当時のアイドル歌手は今よりも悪い意味でさまざまな環境で歌っていたと思うので、
きっと苦労が多かった事と思います。

by ぽぽんた (2012-09-20 10:22) 

同級生

私はいしだあゆみさんと 中学二年生から 高校まで一緒でした 一緒に 六本木に 遊びに 行ったり 学校に行くとき 上野駅の ガードの中で 待ち合わせて 途中 パン屋さんで パン買ってから 学校行きました そのころから やはり 綺麗でした (^_^)ノ 一度再会したいなーんて 思いますが いしだあゆみさんは 覚えていてくれたら うれしいですね 私は 出目ちゃんって 言われてたな ちなみに 石田良子さんでしたから(^^)v
 
by 同級生 (2013-01-14 20:39) 

yuji

はじめまして。前から気になっていたことがあります。ブルーライトヨコハマのレコードを聴いていますが、これほど録音の音のいいレコードを未だに聴いたことがありません。演奏者と歌手が同時レコーディングの一発録りなのでしょうか。
by yuji (2017-09-03 14:14) 

ぽぽんた

yujiさん、初めまして! コメントをありがとうございます(^^)

この曲にはオリジナル・カラオケが現存しますので、当時の他の曲と同じように、
カラオケを録音しそれに歌をかぶせて違うテープにダビングする方法で作られているはずです。
私はそのカラオケをCDで持っていますが、歌入りよりもさらに鮮明な音が聴かれます。

by ぽぽんた (2017-09-03 23:34) 

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