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木枯しの二人 / 伊藤咲子

今日の午前、ここ千葉ではこの曲の内容のような天候でした(**):

木枯しの二人.jpg

「木枯しの二人」は伊藤咲子さんの3枚目のシングルとして1974年12月に発売され、
オリコン最高5位、同100位内に20週で27.8万枚の売り上げを記録する、
伊藤咲子さん初のトップ10ヒットでかつ最大のヒットになりました。


洋楽が好きな人には、一聴してメリー・ホプキンの1969年初頭の大ヒット、
「悲しき天使」にそっくり!と言われてしまいそうですね(^^;)

サビのメロディーが似ていますし、イントロなどにマンドリンが使われていたり
(「悲しき天使」ではマンドリンではなく、バラライカのトレモロ奏法に聞こえますが)
サウンドにも共通点があるので、「悲しき天使」を意識して作られている事は
確かだと思います。

しかし「悲しき天使」は静かなバラード、「木枯しの二人」はロックに近い
ややハードなバラードと、曲調には明確な違いがありますね。

ただ、「木枯しの二人」が制作された時には「悲しき天使」のヒットから
5年以上経過していたので、「え?今さら!?」と思った人もいた事でしょう(^^;)


作・編曲は三木たかし氏ですが、イントロから6thコードが使われている事、
また全体の雰囲気にも筒美京平氏の作風と通じるものを感じます。


伊藤咲子さんが「スター誕生!」で合格し「ひまわり娘」でテレビに登場した時は、
全く手入れされていないような眉といい、すき間のある前歯といい、
ルックス的にもう少しどうにかならないのか!と言われそうな雰囲気でしたが、
「木枯しの二人」からは眉を細く整えてメイクを濃いめにし、
イメージチェンジを狙った事が中学生だった私にもわかりました(^^)


しかし伊藤咲子さんには、そんな事はどうでも良いと思えるほどの
素晴らしい声と歌唱力があったんですね。


歌入りの「木枯しの二人」を聴くと、少しオーバーとも思えるような
抑揚の付け方や声量の豊かさと共に、音程の確かさに驚かされるんです。

それを象徴するのが ♪誰もみな素知らぬ顔をして行き過ぎ♪ の部分で、
「誰」と「顔」で音程が下のF#から上のG#まで、一気に9度=1オクターブ+1音も
移動し、しかも2回続くのに、その音を確実に、正確に出しているのがわかります。


伊藤咲子さんが「スター誕生!」に出場した時の事は私は全く憶えていないのですが、
恐らく合格後に厳しいレッスンを受け、またそれに応える才能をお持ちだったのでしょう。


アレンジはストリングスが主導してブラスやワウの効いたギターなどが
それに加勢していると言った趣で、所々で様々なオブリガードが入る事もあり、
歌を乗せるにはかなり難易度の高いオケとなっています。
歌う本人が、自分の発する音(=声)をしっかり意識していないと、
オケの勢いに流されてしまうんですね。


ところで、曲が始まりストリングスが駆け上った直後に「ビシッ」という音が
2回入りますが、私は発売当時からどうもこの音の意味がわからないんです(^^;)
何度聴いても、剣道の竹刀で打たれているようにしか聞こえない(^^;)
やはり木枯らしの中の、厳しい寒さを表現しているのでしょうか。


少し鼻がつまったような音色を持つ歌声の伊藤咲子さんですが、
「木枯しの二人」以後にもいくつかヒット曲を出しました。

三木たかし氏による、音楽的に凝った内容の曲が多く、
中でもつかみどころのないような「きみ可愛いね」と、
そんなに大げさなアレンジにしなくても…とも思えるような「乙女のワルツ」が、
私の中では「木枯しの二人」と共に伊藤咲子さんのベスト3です(^^)v


1975年2月オンエア。


「木枯しの二人」
作詞 : 阿久悠
作曲 : 三木たかし
編曲 : 三木たかし
レコード会社 : 東芝EMI
初発売 : 1974年12月1日

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コメント 28

ゆうのすけ

イントロの頬を打つような 音が印象的でしたよね!
私もやはり「乙女のワルツ」 「きみ可愛いね」 「木枯しの二人」が (「ひまわり娘」より)印象も強く ベスト3ですね!^^
昨日の朝は 雪が舞って この歌にマッチしそうな寒さでした!(千葉北西部)
^^☆
by ゆうのすけ (2011-01-17 00:24) 

widol

ぽぽんたさん
遅くなりましたが、今年も素敵な曲をたくさん取り上げてください。
サッコの木枯しの二人ときましたね(^^)。
このカラオケを聴くのは初めてで、感動です。

この曲はかなり好きな曲です。「ひまわり娘」も好きでしたが、
二曲目の「夢見る頃」があらら、という曲だったので、この曲は
すぐに好きになりました。最初から最後まで駆け抜けるような
スピード感のある、しかもこれほど「冬」という季節を意識した
曲はあまりありませんね。この1年後くらいに出た百恵さんの
白い約束」がかなり「冬」らしい曲でしたので、自分にとっての
「冬」曲に必ずのこの2曲は入ります。

ぽぽんたさんのサッコベスト3は同じです。でも、「ひまわり娘」は
抜かせないので、「ひまわり娘」「木枯らの二人」「乙女のワルツ」
「きみ可愛いね」の4曲でベスト3という感じです。
「乙女のワルツ」はほんとうに大げさなアレンジですが、そこが
好きです。

「乙女のワルツ」「きみ可愛いね」「ひまわり娘」のカラオケも
ぜひ聴きたいところです。
by widol (2011-01-17 00:29) 

玉ねぎ

こんにちは、伊藤咲子さんが最初でてきた時の印象は、ぽぽんたさんと同じでルックス???歌うま~いでした。
ただ自分の勝手な印象ですが、後から出てきた(確か)それよりルックス、
歌唱力で、やや上(?)と思われる岩崎ひろみさんに食われたような印象でした。
ただ彼女の歌を最初に聴いた時の、印象は強く、後に「きみ可愛いね」と
歌い方がかぶる、能勢慶子さんは2番煎じのイメージでした。(能勢さんは
ドラマでも、百恵さんの赤いシリーズの2番煎じでしたが・・)

「木枯らしの2人」で思いだされるのは、凄くやせられて(綺麗になって?)いろんな人がテレビを見ながら、「芸能界で人気でたら大変だ~」なんていわれていたのを思いだします。(城さんの事もあったのかな?)

ちなみに私も「乙女のワルツ」が好きです。それにしても、ぽぽんたさんは
男前ですね、業界の人みたいですね。

by 玉ねぎ (2011-01-17 09:35) 

卓

ぽぽんたさん、こんにちは。
昨日・一昨日のお天気を考えると、まさに今の時期にピッタリの曲ですね?
前のコメントでも書きましたが、実は私もこのカラオケ(カセット、モノラル録音)を持っておりまして、この曲も含めてこの週末を使ってこれまでサウンドインナウで録音したすべてのカラオケをPCに落とす作業をしておりました。かなり酷い状態の音源もありましたが、音源の状態には特に固執せず、非常に懐かしい思いでこの作業をしておりました。
伊藤咲子さんは、昨年7月にテレビ東京で放送された「第40回夏祭りにっぽんの歌」に出演されて、作曲家の三木さんを偲んでこの曲を歌っていらっしゃいました。他の何人かの歌手の方々も三木さんの作品を歌われていました。
私はこの曲を発売当時はテレビ(生歌)やラジオ(レコード音源)でしか聞いたことが無いのですが、発売当時(レコード音源)は、「う・ば・わ・れ・な・い・よ・う・に」の「う・ば」は同じ音程ではなく、「う」の音程は「ば」の音程より低かったように記憶しています。それと、カラオケでも十分に分かると思うのですが、3回目(最後の)の「もっと強く抱きしめてよ」の「もっと」の部分は、テンポが少し遅れ気味(スタカットが強め?←正しいですか?)に演奏されていたように感じたのですがいかがでしょう?
ちなみにこの当時の歌謡界の法則で、1曲ヒットすると必ず次の曲は前曲と同様な曲調で「2匹目のドジョウを狙う」ということがあったと思いますが、次の曲の「青い麦」は、まさにこの表現がピッタリだったように思います。
最後に、私も「乙女のワルツ」は、伊藤咲子さんの曲の中でとても大好きな曲の一つです。女性は加齢とともに高い音程の声が出なくなると聞きましたが、高い音程を裏声に代えて現在歌われているとしても、伊藤咲子さんの歌唱力はすばらしいと思います。

by (2011-01-17 12:05) 

おしげ

遅くなりましたが、今年も宜しくお願いいたします!
木枯らしの二人ですか~!いい歌ですよね。このオリジナルカラオケは当時LPレコードで発売されている中に収録されていました。
同じ東芝の歌手でなぎさちゃんの純愛や岡崎友紀の私は忘れないのオリジナルカラオケが入っていまして他のレコード会社の楽曲はオリジナルではありませんでしたがメロなしでした。

サッコのベスト3は、みなさんとあまり変わりませんが「きみ可愛いね」
「乙女のワルツ」「青い鳥逃げても」ですかね・・・(笑い)
by おしげ (2011-01-17 14:01) 

DSwakazou

私の中では「逢いたくて北国へ」「さらばシベリア鉄道」と並んで3大ロシア風味歌謡の一曲なので、イントロの「ビシッ」は極寒の雪空の下、ソリだか馬車だかを曳く馬に鞭を入れるようなイメージ・・・が勝手に出来上がってます。歌詞の内容には全くそぐわないんですけど(笑)

「悲しき天使」、言われてみれば確かに同系統ですね。

伊藤咲子のベスト3・・・私もやっぱり「ひまわり娘」「乙女のワルツ」、あと「いい娘に逢ったらドキッ」かな。紅白は「きみ可愛いね」で1回のみの出場でしたけど、この「木枯らしの二人」で前年に初出場しててもよかったですよね。
by DSwakazou (2011-01-17 18:09) 

ぽぽんた

ゆうのすけさん、こんばんは!

もう昨日ですが、本当に寒かったですよね。 私は内房ですが、北西部はきっと
内房よりうんと寒いのではないかな。

さっきも「きみ可愛いね」を聴いてみたのですが、何だか妙に頭に残る曲です(^^)

by ぽぽんた (2011-01-17 23:37) 

ぽぽんた

widolさん、こんばんは!

「木枯しの二人」はわりと激しい曲なのに、冬の雰囲気はとても出ていて不思議な
感じがします。 プロはそんな演出もできるのですね。
私はこの曲の2年前に出た、麻丘めぐみさんの「アルプスの少女」のサウンドに
冬を感じるんです。 日本ではないかも知れませんが(^^;)

伊藤咲子さんにはやはり、「ひまわり娘」は大切ですね。 この曲、私はテレビで生の
歌唱場面はあまり記憶になくて、プロモーションフィルムのようなものが何度も放送された
事を憶えているんです。 70年代は、歌謡曲のプロモって結構あったんですよね。
レコーディング地がロンドンだったそうで、アレンジも素敵ですね。
デビュー間もない頃、伊藤咲子さんは阿久悠氏に「どんな歌手になりたい?」と訊かれて
「売れて、忙しくなって、スタジオ間を走り回り、死ぬほど忙しいって言って、サインをねだる
人には忙しいから後でね、と断るような歌手」と答えていたそうです(^^)

今年もどうぞよろしくお願いします!

by ぽぽんた (2011-01-17 23:54) 

ぽぽんた

玉ねぎさん、こんばんは!

伊藤咲子さんと能勢慶子さんですか。 歌唱力にはかなり差がありましたが、似ている
部分もあったのかな。

本文に書いた事ですが、伊藤咲子さんはメイクが変わったのは憶えているのですが、
痩せた事までは記憶にありませんでした。 それまで思うような結果を出せていなかった
ので、心労があったのかも知れませんね。

え!男前ですか(^^) そこの部分を脳にコピペさせてもらいます(^^)V

by ぽぽんた (2011-01-18 00:03) 

ぽぽんた

卓さん、こんばんは!

「サウンド・イン・ナウ」のカラオケをPCで整備されているんですね(^^) もしこのブログが
そのきっかけになっていたら嬉しいです。

♪奪われないように♪ の部分は、階名で歌うと ミラソファーファソラーソファミ となり、
確かに「う」の方が「ば」よりも低いです。 「もっと」の部分は、テンポ的には特に他の部分と
変わりはないようですが、アクセントがついているのでそのようにも感じますね(^^)
尚、スタッカート(の事ですよね)とはその記号(音符の頭か下にドットをつけます)の付いた音を
短く切って、と言う意味なので、この場合は違うと思います。

私も最近の伊藤咲子さんの歌唱シーンを観ましたが、声が変わっていない事に驚きました。
いろいろな経験をされたようですが、今後もっと歌を聴かせてもらいたいですね(^^)

by ぽぽんた (2011-01-18 00:24) 

ぽぽんた

おしげさん、こんばんは!

そんなレコードがあったんですか(++) 今からでも探して手に入れたいです!

やはり伊藤咲子さんの曲では「きみ可愛いね」や「乙女のワルツ」あたりが人気が高いようですね。
私は伊藤咲子さんの曲は、CDではオムニバス盤に収録されたものしか持っていないのですが、
今度ベスト盤を購入して研究しようと思ってます(^^)

今年もどうぞよろしくお願いします!

by ぽぽんた (2011-01-18 00:33) 

ぽぽんた

DSwakazouさん、こんばんは!

なるほど! 確かにイントロだけ聴くと、ソリで鞭を打つ音(犬に、かな)という解釈ができますね(^^)
確かに歌詞には合わないのですが、冬をイメージさせるという意味でそれは正解かも知れません。

そう言えば伊藤咲子さんは、紅白は一度しか出場していないんですね。 「木枯しの二人」が
あと1ヶ月早く発売されていれば、その曲で出場…もあったかも知れませんね。

by ぽぽんた (2011-01-18 00:39) 

pohsan

ぽぽんた様、こんにちは!
早速リクエストに応えていただいてありがとう御座います。m(_ _)m

伊藤咲子さんがデビューされたとき、歌を聴いて「うま~~!!」と思いました。ポップスの森昌子さんだとも思いました。「ひまわり娘」は最高でした。あの、息継ぎの仕方!!たまりませんでした。

もっともっと売れるんじゃないかと思っていたのですが…(^_^;)
やっぱり、昔はルックスが勝負だったのでしょうか?っと言って伊藤さんがどうのというわけでは決してありません。むしろ、私はすらっとしておられて可愛いなぁと思っていました。特に、「いい娘に逢ったらドキッ」のときのヘアースタイルが一番好きでした。ショートでね。(でも…桜田さんは別格でしたが。)

先日、伊藤咲子さんの昔の楽曲を聴いたのですが、ほとんどの曲を知っていることに自分で驚きました。「きみ可愛いね」は高校生の時、スケートリンクで何回も流れていた記憶を思い出しました。

ということで、私のベスト3は「ひまわり娘」「乙女のワルツ」「木枯しの二人」と順当になるのですが、他の曲もすばらしい歌唱力を見せつけて下さるので…「青い鳥逃げても」も入れさせて下さい。最後の♪もう、泣かないわ~の高音が最高です。

長々と済みません。また、楽しい記事を紹介して下さい。

by pohsan (2011-01-18 22:26) 

ひろ

こんばんは~
木枯らしの二人…いい曲ですよね~。
‘ピシャッ‘っとなるのは多分ロシヤの民族曲とかのイメージで、寒い感じにしたかったのではないでしょうか?DSwakazou さんの言われてるように。
…てか、同じ事書いてるし…ごめんなさい。

冬の曲としては‘冬の星‘もあります。確かジャケットが2パターンあったとおもいます。

昔、まねて歌ったりしました…。大袈裟にして…^^;
特徴ある性質の声でしたから。
by ひろ (2011-01-18 23:32) 

ぽぽんた

pohsanさん、こんばんは!

やはり伊藤咲子さんのデビュー当時からよく知っておられるんですね(^^)
「ポップス界の森昌子さん」とは言い得て妙ですね。

伊藤咲子さんの声と歌唱法は、ちょっとアイドル離れしていたんですね。
とても太い声ですし、発声が正しいので、好きな人だと「すごくいい」と思うのですが、
やはりノド声が好きな人も多いので、そういう人からすると取っつきにくいのかも知れません。

伊藤咲子さんの曲は、ヒットの大きさのわりにはよく知られている曲が多い気がします。
三木たかし氏の曲がキャッチーだったのかな(^^)

私は今の季節に合うような、ドラマティックな「冬の星」も好きです(^^)

by ぽぽんた (2011-01-18 23:45) 

ぽぽんた

ひろさん、こんばんは!

あれ、ちょっとびっくり(++) 今、「冬の星」の事を書いたばかりなんですよ(^^)
好きな曲ですが、ジャケットの事は知りませんでした。 ありがとうございます!

う~ん、やっぱり「ビシッ」は寒いイメージの音なのかも知れませんね。 氷が割れる
音かも知れないし、寒くて背筋がピンと張る音かも(いや、それは無いな(^^;))

まねたというのは、ひょっとして鼻をつまんで歌ったとか(^^;) それなら私もやったかも(^^;)

by ぽぽんた (2011-01-18 23:51) 

青大将

伊藤咲子と言えば、「ひまわり娘」に「乙女のワルツ」、それと この「木枯しの二人」が一般的な印象ですが、俺は何故かその名を見聞きすると、「夢みる頃」が真っ先に来ます。 デビュー当時の伊藤咲子を思い出す時、個人的に矢張りこの曲が付き纏いますね。 偶然にも、年末頃から[ひまわり通信]という、彼女のブログをちょくちょく覗いてますが、 文面からも、可愛いらしく、愉しい女性という気がします。 二日前には玄関の雪掻きを、シャベル代わりの『ちり取り』で頑張るも、指を負傷してしまい、バンドエイドを巻いた指の画像がUpされてましたよ。 一ヶ月前にリリースされたばかりの新曲「女の歌」は好評で、今 結構話題になって居る模様ですが、このシングルには、音羽ゆりかご会とのコラボによる「ひまわり娘」と そのオリ・カラも収録されています。 伊藤咲子の楽曲は、シングルA面曲は勿論、B面やアルバム曲も侮れない作品が多いですね。 初期だと「待ちこがれて」、「赤ちゃんみたいな女の子」、「紅い花」、アルバム「乙女のワルツ」収録の「恋人」、「二人」等々・・・。 個人的にNo.1には、この「恋人」が来るかな。 シングルに戻すと、その他も「想い出まつり」、「木陰でもやもや」、「夢ごこち」、どれも大好きな曲ばかりですが、「たそがれに愛をこめて」という、とんでもない名曲も存在してるので、テレビ番組映像満載DVD・シングル全曲オリカラ付きのCDボックスがいい加減出ないものかと気を揉むのは俺丈では無い筈。
by 青大将 (2011-01-19 22:26) 

ぽぽんた

青大将さん、こんばんは!

う~ん、凄い。 伊藤咲子さんの、極めてコアなファンですね(^^) アイドル時代の
全シングル中、オリコンの順位的には最も奮わなかった「夢みる頃」がデビュー当時の
思い出とは、当時相当入れ込んでいたのかな? 正直、私はその曲がテレビで歌われたのは
全く憶えていません(^^;)
その他の曲についての記述も私の中には無かった事ばかりで、私はまだまだ見聞が狭いな、と
反省してます。

そう言えば伊藤咲子さんのCDボックスは発売されていませんね。 東芝EMIから東芝が
撤退してから何年か経ちますが、それが東芝の70年代アイドルのCD化を遅らせている
(見送らせている?)原因であるようで、伊藤咲子さんだけでなく様々なアーティストの
膨大な資産を埋もれさせたままにして欲しくないものです。

by ぽぽんた (2011-01-21 00:02) 

Nori

ここ福岡の実家にて、弟のパソコンを借りて、お気に入りに登録してないこちらをやっとの思いで探し出しコメントするのが、帰省中のイベントの一つになりました。^^

伊藤咲子。
父が初めて(?)の東京出張の際に、『ひまわり娘』を歌う彼女を日比谷の野音(だったと思う)で見て以来、その後暫くテレビで注目してた思い出があります。遠くから撮った写真を、自慢気に私に見せてたなぁ。^^;

松田トシ先生が絶賛するようなお口の開け方と弾けんばかりの笑顔で、当時のアイドルの中でも、ずば抜けて歌唱力抜群だった『優等生キャラ』だった彼女が、イルカに乗っちゃったのが大きなダメージだったのかなんだかで失速したようでしたが、私としては宏美ちゃんの出現で影が薄れた印象です。でも同い年という事もあってお二人は仲良しのようで、そんなエピソードをブログで読んだりすると、一人でなんだかホッとします。^^

しかし伊藤さん近辺の女性歌手は、何故ショートカットが多いんでしょうか?『全く似てないのに間違えてた By Nori』シリーズで、伊藤咲子さんとは似ても似つかない麻生よう子さんもショートだし。^^;

女性=長い髪 の時代から変革しようとしてた、過渡期だったんでしょうかねぇ?

(今回は楽曲についてのコメント出来なくてすいません。)



by Nori (2011-01-21 00:37) 

ぽぽんた

Noriさん、こんばんは! わざわざ手間をかけてまで私のブログにコメントを書いて下さって、
本当にありがとうございます(^^)

お父様が注目なさっていたとは、きっと実力のある歌手がお好きだったのでしょうね。
私の両親も、基本的に歌謡曲は好きではないのに、尾崎紀世彦さん、西城秀樹さん、
岩崎宏美さんについては「歌がいい」と手放しで誉めていました。

桜田淳子さん、岩崎宏美さん、伊藤咲子さんの3人が揃って阿久悠氏宅に遊びに行った
時のエピソードはかなり興味深いものがあります。 まるでそれぞれの将来を暗示している
ような事があったと、氏にとっても興味深い出来事だったようです。

確かに森昌子さんに始まって、桜田淳子さん、山口百恵さん、伊藤咲子さん、
小林美樹さん、清水由貴子さん等々、ショートヘアの歌手が多かったですね。
私は似合ってさえいれば、ショートは賛成です(^^) 桜田淳子さんが「黄色いリボン」あたりから
髪をのばし始めた頃、ちょっとガッカリしたのを憶えています。
「スター誕生!」からは南陽子さん、横本メイさん、そして黒木真由美さんと言った人達が
ロングヘアで、そちらも個性派揃いでしたね(^^)

by ぽぽんた (2011-01-22 00:13) 

青大将

こんばんは。 一昨日書き忘れてました。 「青い鳥逃げても」なんですが、EP盤の音源に対し、CD化されたものは何れも少しテンポが遅く、タイムも10秒程の違いが有ります。 何でこの曲に限ってそいいう風になって居るのか判りませんが、違和感を感じ解せません。 「夢みる頃」の歌唱シーンは、当時NHK「レッツゴーヤング」(鈴木ヒロミツ・フォー・リーブス・有田美春の司会での初期のヤツ) で観ました。 「冬の星」は俺も比較的今でもよく聴く曲ですが、ジャケット2タイプ しっかり持ってますよ。 斜めカメラ目線のにこやかバージョンと、木枯らしの中寒さに耐える険しい表情バージョンは、後者の方が楽曲に合ってます。ファンにはあまり触れて欲しくないかも知れませんけど、デビューから10年経った84年に主演した・にっかつロマンポルノ 『刺青』の主題歌「蜉蝣」も好きな曲ですね。映画冒頭から、ステージ上でこれを歌うサッコも雰囲気が良いです。 そういえばこの時、写真週刊誌でマスコミの前で背中の観音様の入れ墨を披露し、映画のPRを兼ねた会見のショットが載ったのですが、この記事を書いたライターの文章に怒りと疑問を覚え、まさに「はぁ?!」でした。《伊藤咲子と言えば、歌が下手くそな上にどーたらこーたら・・・》と実に批判的な内容にヘドが出そうになり、暴れそうになった。 伊藤咲子の歌が下手くそって、コイツは彼女の歌聴いた事があるのか? 「木枯し~」は、白いファー付きの赤い衣装が印象的でしたね。 『歌の大辞テン』で観た本物の木枯らしの中で歌う映像が好きです。 アイドルが一段落した20代前半の楽曲も、「待ち合わせ」「いつかメモリー」「男嫌い」「リトル・ロマンス」と名曲の嵐でしたが、78年の「つぶやきあつめ」も詞が斬新で物悲しく、忘れられません。
by 青大将 (2011-01-22 00:15) 

なかやま

ぽぽんたさん、こんにちは!伊藤咲子さんは印象的でしたね。スター誕生!の決戦大会を母と見ていました。ウチの親が、当時の歌手がアイドル化していて、「本当に歌がヘタな子が多くなった」と嘆き、私は「そんなことどうでもいいじゃん」といっていつも言い争していたなかで、「この子はうまい」とほめていました(笑)。当時、森昌子さんが「タワシ頭」といわれていましたが、咲子さんも同じような感じでしたね。黄色い短いワンピで「ひまわり娘」を歌っていたのをよく覚えています。
その後、「きみ可愛いね」「乙女のワルツ」とヒットがありましたが、「木枯らしの二人」は一番売れたんじゃないかな。私にとって、寒い木枯らしの舗道を突き進んでいくようなイメージでした。「木枯らし」って当時流行っていたのかな、「木枯らし紋次郎」も当時でしたし、私の好きな歌で「木枯らしの少女」(ビョルンとベニー)「木枯らしの舗道」(天地真理)なんて歌もありましたね。その後、城みちるさんとの交際が発覚して、結構騒がれて可哀相でした。数ある彼女の歌の中で「夢見る頃」も好きです。オリカラありましたら是非とりあげてくださいね。また、おしげさんのコメントにある「純愛」「私は忘れない」!! このオリカラも存在していたとは…。いつか聴いてみたいです。
by なかやま (2011-01-22 12:00) 

ぽぽんた

青大将さん、こんばんは!

ますます伊藤咲子さんへの入れ込み具合がわかりますね(^^)
「青い鳥逃げても」のテンポの件ですが、もしミックスが全くで同じであれば、
EPの方が速めだった可能性の方が高いです。 邦楽ではあまり例を知らないのですが、
洋楽のシングルではアルバム収録と比べ、、ミックスは同じなのにテンポが速い、
なんて事はよくありました。 また、別の可能性としては、レコードプレーヤーの回転の方が
速めだった可能性も結構高いです。 昔のレコードプレーヤーだと、正規の速度よりも
2~3%、物によっては6%前後も速い事は珍しくなかったんです。 因みに、6%速いと
約半音、ピッチが上がり、演奏時間も当然6%縮みます。 ストロボ付きのターンテーブルで
しっかり回転数を合わせてあれば別ですが。

by ぽぽんた (2011-01-22 23:35) 

ぽぽんた

なかやまさん、こんばんは!

なかやまさんも伊藤咲子さんをデビュー当時から知っておられるんですね(^^)
私の親も歌が上手い、ヘタとよく口にしていましたが、小学生だった私にはどういう
歌手が上手で、どういう歌手がヘタなのかがよくわかりませんでした。
確かに技術的には、あの当時よりも今の若い歌手の方がかなり上かも、とは
思うのですが、声、キャラクター等全部ひっくるめると、どうしても70年代の歌手、
というかアイドルの方が魅力的に思えます。

「木枯らしの少女」は後に女性2人と組んでアバとなる男性2人組のユニットによる曲でしたが、
ヒットしていましたね。 因みにこの曲のメロディーがそっくり「二人でお酒を」(梓みちよ)
の間奏に利用されてます(^^;)

by ぽぽんた (2011-01-22 23:47) 

青大将

解りやすい説明有難うございました。 ウチのプレイヤーは、どのお皿もストップ・ウォッチでタイムを計ると表示通りの演奏時間と合致するのでひと安心です。(^^) しかし、昔の歌番組は時間の都合上テンポを調整する事はザラだったし、そっちの方が耳に慣れて当たり前に思えてしまいますねぇ。(^^; 前回、曲のタイトルを間違えて書いてしまったので訂正します。 Ⅹ「リトル・ロマンス」→〇「リトル・プリンス」
最後に昨年、日刊ゲンダイ《あの人は今こうしている》でのインタビュー記事を抜粋。 74年日本歌謡大賞・新人賞について・・・「でも、最優秀新人賞は中条きよしさんと西川峰子さん。発表式の後、悔しくてトイレで号泣しました。」 スタッフ一丸となり、ヒット祈願に神社を参拝した『乙女のワルツ』については、「ノボリを持って、全国行脚しました。毎日の睡眠時間は3時間がせいぜい。今みたいに深夜までやってる飲食店やコンビニがない時代だったから、夜遅くホテルに入ると、食べるものがない。睡眠不足は若さで補えたけど、ひもじいのはつらかった。それだけに『乙女のワルツ』で最優秀賞をいただいたときは、本当に本当にうれしかったですね」 城 みちるを直撃されると、「あら、今でも付き合ってますよ。ただし、家族ぐるみでね。この春、テレビの仕事で一緒だったとき、収録後、みちるの支払いでたっぷり飲ませてもらいました、ハハハ」 ・・・以上。 あ、そういえば、『スタ誕』絡みで、【しのづかまゆみ/目黒ひとみ/北村優子】の各デビュー曲のオリカラ持ってるんですが、「パパはもうれつ」なんて、目茶苦茶格好良いですね。 では・・・。
by 青大将 (2011-01-23 05:46) 

ぽぽんた

青大将さん、こんにちは!

プレーヤーはOKですね、良かった(^^) だとしたらやはりEPのカッティングの時に
何らかの理由かトラブルで送り出しのピッチが高くなってしまったのでしょう。
エンジニアに責任があるようですね(^^;)

よくアイドル時代を思い出すのを嫌がる芸能人が多いようですが、伊藤咲子さんは
違うようですね(^^) そのようなお話を知らせてもらうと、何だか嬉しくなります。
気性がサッパリした人であるようですね。 どうしても今、テレビ出演の時には
「あの人は今…」的な感じになりますが、新曲も出してもっとメディアに出てきて欲しい
ものです。 青大将さんのようなファンの人も、全国にはきっと大勢おられると思いますし(^^)

しのづかまゆみさんは後に作詞家になったようですが、昔 ♪パパ パパ あなたは~♪ と
すごくパンチのある声で歌ってましたよね。 カラオケは持っていませんが、今度
改めて聴いてみますね(^^)

by ぽぽんた (2011-01-23 16:17) 

青大将

こんばんは(゚▽゚)/ ! 前に何処かで書いた『スター誕生!CD&DVD BOX』を購入してこの前の日曜日、一日中観たり聴いたりしてた訳ですが、DVD・Disc‐2 「木曜スペシャル 実録・スター誕生!」(S49・11・14 O・A)の主役は、デビューして間もない伊藤咲子、そしてその時点でいちばん最新の決戦大会(第11回)でひときわ目立った黒木真由美でした。 そして、この「木枯しの二人」のレコーディング風景迄収録されてて 映し出された時はホント、驚きでした!(◎o◎)!! Disc-5の編集には少々 (いや、かなり)ガッカリしたものの、昔っから観たかったS48年の100回記念特番は、編集無し(おそらく)の全貌が拝めて感動モンでしたよ。(^^) CDの方も、スタ誕出身者デビューシングルは殆ど持ってるものの、此迄入手出来なくて長年謎だった楽曲も全て堪能出来て満足でした! (^O^)今回の悲劇の渦中の被災者の方々に較べ、こんな時間を過ごせる自分は なんて贅沢&倖せなんだと申し訳なくも感じますが、だからこそ余計に、あの時代を温かく、懐かしむ事に深さを覚えます。
尚、スタ誕出身者のブログを覗くと、伊藤咲子も、鷲と鷹の鷲さん(大倉百人)も、今回の大地震には皆さん、其々沈痛な思いが矢張り綴られて居り、伊藤咲子の《心 休まる時がありませんが》という一文は、現在の日本人全体が共感するいちばんの感情でしょうね。
by 青大将 (2011-03-25 20:47) 

ぽぽんた

青大将さん、こんばんは!

私は資金不足で(^^;)まだ買えてません(T_T) 内容を知らせて頂くと尚更欲しい
気持ちが高まって発作的にAmazonで購入しそうです。 今はガマン…とか思っている
うちに在庫切れに…なったらどうしよー(>_<)

その二つの番組、リアルタイムで観ていたかどうか全く定かではないですが、当時を
小学生・中学生として過ごした一人としてはぜひ観たいものです。

この前も書いたのですが、今回の震災では被災された人々は勿論、日本中、世界中の
人々に大きな心痛を与えていると思います。 しかし元気な人は元気に生きるのが
一番です。 いつまでも暗い気持ちでいるのが一番、良くない。 思いやりの気持ちは
常に持ちつつ、自分がやりたい事、するべき事を行うのが、こういう時だからこそ
大切かも知れません。

というわけで、このブログもこの日曜からまた再開します。 青大将さん、皆さん、
またどうぞよろしく!

by ぽぽんた (2011-03-25 23:59) 

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