青い果実 / 山口百恵
この曲の衝撃度は、小6だった私にはよくわかりませんでした(^^;)：
「青い果実」は山口百恵さんの2枚目のシングルとして1973年9月に発売され、
オリコン最高9位、同100位内に21週ランクインし、19.6万枚の売り上げを記録する
山口百恵さんの初めてのヒットシングルになりました。
3ヶ月先輩の桜田淳子さんが4曲目の「花物語」で初めてオリコンのトップ10に入ったので、
その点では百恵さんの方が先んじていたのですね。
この曲、のっけから ♪あなたが望むなら私何をされてもいいわ♪ などと、
それまでのアイドル歌手にはあり得なかった歌詞で大きな話題になったそうです。
しかし小学6年だった私には、歌詞はまだどうでも良くて（まだその意味を理解する
年齢ではなかっただけ、ですが）、その部分のメロディーとコード進行がすごく好きで、
よくギターでコードをジャカジャカ弾いてました。
1974年11月に発売された、SQ4チャンネル方式のLP「山口百恵ヒット全曲集」にも
この曲は収録されていますが、但し書きに「音源の都合上、この曲はSQ4チャンネル
ではありません」とあります。 その収録曲でデビュー曲の「としごろ」もそうです。
これは以前何度か書いたような、2チャンネルで完成品となっているカラオケの
テープにヴォーカルをかぶせる方法でレコーディングされたからと思うのですが、
この曲が発表された1973年には16チャンネルのマルチトラックレコーダーが普通に使われていたので、
基本的なレコーディングの方法は先述の通りとしても、
カラオケのテープはそれ以前のような一発録りではなく、
マルチトラックで録音され、ミックスダウンされて作られた可能性はあります。
あるいは、単に「ヒット全曲集」の制作の時に、
マルチトラックテープが存在していなかった（あるいは状態が悪かった）だけ、
かも知れません(^^;)
昨日発売されたDVD「ザ・ベストテン 山口百恵」についてですが、
私はそういうソフトが発売される事は今年の始め頃から予想はしていました。
元TBSのプロデューサーで「ザ・ベストテン」のディレクターだった
山田修爾氏が著者で昨年末に発売になった単行本「ザ・ベストテン」によると、
山口百恵さんが引退して10年以上経ってからどうしても百恵さんをもう一度
テレビ出演させたくて、そのお願いの手紙と共に百恵さんの「ザ・ベストテン」
に於ける全出演シーンを編集したテープを百恵さんご本人に贈ったそうなのです。
そのテープは山田氏と氏の後輩の方のふたりで、スタジオに泊まりがけで1日
12時間交代で編集し4日後に完成したそうで、それは百恵さんに渡ったそうですが
結局、出演は叶えられなかったとの事です。
私はそれを読んで、そのテープは商品として価値があるのでは、と思ったので、
いずれは市販ソフト化されるかも、と思っていたんです。
ただ私は、それが百恵さんを担ぎ出すための手段だったとしても、
もう芸能界にいない「一般個人」のために局の人間がそれほどの労力をかけ、
また貴重なビデオテープを持ち出して使用して良いのか、
とも思ってしまうんですね。
その著書を発刊したばかりに、そのようなソフトの存在が世間に知れてしまい、
リクエストが沢山来てしまって発売せざるを得なくなったのかも知れません。
少し意地悪な推測だったかな(^^;)
もっとも、百恵さんに贈られたテープと今回のDVDが全く同内容かどうかは
わかりませんが(^^;)
私は「ザ・ベストテン」、特に放送開始から5年間位は一時期を除いてほとんど毎週観ていたので、
そのDVDに収められている映像も恐らくほとんどリアルタイムで観ていたものと思います。
ぜひ手に入れたいのですが…高いなぁ(T_T)
「青い果実」
作詞 ： 千家和也
作曲 ： 都倉俊一
編曲 ： 馬飼野康二
レコード会社 ： CBSソニー
初発売 ： 1973年9月1日
「青い果実」は山口百恵さんの2枚目のシングルとして1973年9月に発売され、
オリコン最高9位、同100位内に21週ランクインし、19.6万枚の売り上げを記録する
山口百恵さんの初めてのヒットシングルになりました。
3ヶ月先輩の桜田淳子さんが4曲目の「花物語」で初めてオリコンのトップ10に入ったので、
その点では百恵さんの方が先んじていたのですね。
この曲、のっけから ♪あなたが望むなら私何をされてもいいわ♪ などと、
それまでのアイドル歌手にはあり得なかった歌詞で大きな話題になったそうです。
しかし小学6年だった私には、歌詞はまだどうでも良くて（まだその意味を理解する
年齢ではなかっただけ、ですが）、その部分のメロディーとコード進行がすごく好きで、
よくギターでコードをジャカジャカ弾いてました。
1974年11月に発売された、SQ4チャンネル方式のLP「山口百恵ヒット全曲集」にも
この曲は収録されていますが、但し書きに「音源の都合上、この曲はSQ4チャンネル
ではありません」とあります。 その収録曲でデビュー曲の「としごろ」もそうです。
これは以前何度か書いたような、2チャンネルで完成品となっているカラオケの
テープにヴォーカルをかぶせる方法でレコーディングされたからと思うのですが、
この曲が発表された1973年には16チャンネルのマルチトラックレコーダーが普通に使われていたので、
基本的なレコーディングの方法は先述の通りとしても、
カラオケのテープはそれ以前のような一発録りではなく、
マルチトラックで録音され、ミックスダウンされて作られた可能性はあります。
あるいは、単に「ヒット全曲集」の制作の時に、
マルチトラックテープが存在していなかった（あるいは状態が悪かった）だけ、
かも知れません(^^;)
昨日発売されたDVD「ザ・ベストテン 山口百恵」についてですが、
私はそういうソフトが発売される事は今年の始め頃から予想はしていました。
元TBSのプロデューサーで「ザ・ベストテン」のディレクターだった
山田修爾氏が著者で昨年末に発売になった単行本「ザ・ベストテン」によると、
山口百恵さんが引退して10年以上経ってからどうしても百恵さんをもう一度
テレビ出演させたくて、そのお願いの手紙と共に百恵さんの「ザ・ベストテン」
に於ける全出演シーンを編集したテープを百恵さんご本人に贈ったそうなのです。
そのテープは山田氏と氏の後輩の方のふたりで、スタジオに泊まりがけで1日
12時間交代で編集し4日後に完成したそうで、それは百恵さんに渡ったそうですが
結局、出演は叶えられなかったとの事です。
私はそれを読んで、そのテープは商品として価値があるのでは、と思ったので、
いずれは市販ソフト化されるかも、と思っていたんです。
ただ私は、それが百恵さんを担ぎ出すための手段だったとしても、
もう芸能界にいない「一般個人」のために局の人間がそれほどの労力をかけ、
また貴重なビデオテープを持ち出して使用して良いのか、
とも思ってしまうんですね。
その著書を発刊したばかりに、そのようなソフトの存在が世間に知れてしまい、
リクエストが沢山来てしまって発売せざるを得なくなったのかも知れません。
少し意地悪な推測だったかな(^^;)
もっとも、百恵さんに贈られたテープと今回のDVDが全く同内容かどうかは
わかりませんが(^^;)
私は「ザ・ベストテン」、特に放送開始から5年間位は一時期を除いてほとんど毎週観ていたので、
そのDVDに収められている映像も恐らくほとんどリアルタイムで観ていたものと思います。
ぜひ手に入れたいのですが…高いなぁ(T_T)
「青い果実」
作詞 ： 千家和也
作曲 ： 都倉俊一
編曲 ： 馬飼野康二
レコード会社 ： CBSソニー
初発売 ： 1973年9月1日
百恵さんの青い果実のカラオケ待ってました、百恵さんの
ストレートな歌声と千家さんの詩がぴったりはまっていてとても好きな
楽曲です。ここで紹介した百恵さんのシングル、春風のいたずら
ちっぽけな感傷も好きな楽曲です。・・・・ ちなみに、可能であれば
百恵さんのアルバム百恵白書の楽曲すべてをカラオケで
楽しみたいのですが・・・・・・・・・・
by 百恵ファン (2009-12-20 08:52)
百恵ファンさん、こんにちは！
今回は「としごろ」と「青い果実」のどちらにしようか迷ったのですが、世間が
一斉に「ん？？」と百恵さんに注目し始めたのがこの曲からだったんですね(^^)
この当時は千家氏は大活躍で名曲を量産していました。
百恵さんのアルバム曲のカラオケはあまり無くて、30年近く前にカセットテープ
だけで発売されたオリジナル・カラオケ集に収められた「曼珠沙華」や「歌い継がれて
ゆく歌のように」程度しか私は知らないんです。 力足らずで申し訳ありません。
by ぽぽんた (2009-12-20 11:24)
ぽぽんたさん、こんにちわ。
最高ですね。この「ヒット全曲集」1974年は入手していないので、「青い果実」のオリカラを聴くのは初めてです。ギターのジャカジャーンというのは歌入りでは気付きませんでした。この「ヒット曲全集」の後続を期待しているのですがないようですね。
かなり前ですがダンナの三浦友和さんが1夜限りの復活を促したことがあるそうです。でもやはりあの頃の百恵さんが好きでしたから、見てみたいのと、想い出のままでいてほしいのと複雑な気持ちがありますね。
by なかやま (2009-12-20 18:13)
なかやまさん、こんばんは！
そうなんです、この曲のオケ、特にギターがすごくカッコイイんですよね(^^)
やっぱり「青い果実」は放送されていなかったようですね(^^;)
「ヒット全曲集」は百恵さん版の他にも南沙織さん、キャンディーズ、浅田美代子さん
のものがSQ４チャンネルのリミックスが施されているんです。 私は南沙織さんの
盤はLPで、キャンディーズのものはCDで持っていますが、どちらも聴き応え十分
なんです(^^) 限定でいいから、1974年の「ヒット全曲集」を全部CD化して
頂きたいと願ってます。
う～ん、私は復活は反対派かなぁ(^^;) これまでカムバックしてファンをガッカリ
させたアーティストを何人か見てますし、思い出は思い出のままが一番だと
思います(^_-)
by ぽぽんた (2009-12-20 20:26)
「青い果実」は歌詞が衝撃的で当時、
「性典路線」といわれていました。
デビュー後数年間百恵ちゃんの歌は
めぐみちゃんと同じ作詞家千家和也先生なので
詩の内容が近いのがあります。
強いていえば「青い果実」は「芽ばえ」をもっと過激にした感じです。
でも、この頃百恵ちゃんが国民的アイドルになるなんて
想像ができませんでした。
『イメージチェンジがすべて成功したのが百恵ちゃんで、
すべて失敗したのがめぐみちゃん。』
と、８０年代のミニコミ雑誌「REMEMBER」に書いてあった気がします。
デビュー当時（横須賀ストーリー以前）の楽曲では
「としごろ」「禁じられた遊び」「ちっぽけな感傷」
「夏ひらく青春」「白い約束」がマイベストです。
1974年の「ヒット全曲集」是非全部CD化して欲しいですね。
キャンディーズは持っているので
シンシアと美代ちゃんのが聴いてみたいです。
ところで、当時真理ちゃんのも発売されましたが
これはSQ４チャンネルリミックスが施されていないのですか。
by Marco Polo (2010-01-09 00:13)
Marco Poloさん、こんにちは！
確かに千家和也氏が当時書いていた詞にはそんな共通点がありましたね。
当時子供だった私がよく意味も知らず気楽に歌っていた、麻丘めぐみさんの
「ときめき」にしても、内容は「ひと夏の経験」とあまり変わらないんですよね(^^;)
私の親も苦々しい思いだったかも知れない…と今ではわかります。
スタ誕で百恵さんが出てきた時、どうしても桜田淳子さんの真似っ子のように
見えてしまって、あまり良い印象は無かったんです。 そう思った人は意外に
多かったのではないかな？ しかし「青い果実」で早々と独自のイメージを作った
のが良かったのでは、と私は思います(^^)
アルバム曲でも良いと言う反則（！）を許して頂けるなら、私にとって初期の
百恵さんの楽曲ベスト１は「お元気ですか」です(^^)
南沙織さんの「ヒット全曲集」はアナログLPでは持っているのですが、やはり
キャンディーズの「ヒット…」での圧倒的な４チャンネル効果を知ってしまうと
ぜひ沙織さんのものもSACDで聴きたくなりますね。
百恵さんの「ヒット…」もヴォーカルトラックが違ったり、通常バージョンでは入って
いないストリングスが聴けたり（「禁じられた遊び」の♪アア・ア♪の部分ですね）、
楽器の配置が四方に散らばっていたり等々…ととても楽しめます(^^)
浅田美代子さんのものはLPでも聴いた事がないのですが、「赤い風船」の通常
バージョンがあまりにも完璧なので、それの４チャンネルミックスはどうなっている
のかものすごく興味があります。
天地真理さんの「ヒット…」（犬と一緒に写っているジャケですよね）は、レコード
番号のところに「SQ」のロゴが付いていないので、普通の２チャンネルのはず
です。 リミックスが施されたかどうかはわかりませんが、恐らく従来のままでは
ないかな、と思います。
by ぽぽんた (2010-01-09 11:06)