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イエスタデイ・ワンス・モア / カーペンターズ

ちょうど40年前の今頃、日本中、世界中でヒットし始めました(^^):

イエスタデイ・ワンス・モア.jpg

「イエスタデイ・ワンス・モア」は、日本ではカーペンターズの12枚目のシングルとして
1973年7月に発売され、オリコンで最高5位、同100位内に61週ランクインし59.2万枚
の売り上げを記録、さらにオリコン洋楽チャートでは半年間にわたり1位を守り、
洋楽としては当時異例の売り上げ、そしてロングセラーとなりました。

「トップ・オブ・ザ・ワールド」と同じくカーペンターズのオリジナル曲で、
作詞はジョン・ベティス、作曲はリチャード・カーペンターです。
アレンジはカーペンターズのほとんどの楽曲と同様、リチャードが行っています。


カレン・カーペンター独特のアルトヴォイスと兄妹で作り出すコーラスを軸とし、
穏やかな曲調ながら実はロックの躍動感がベースとなったオケ、
哀愁のただようメロディーライン、
そして一度聴いたら忘れられない ♪シャラララ~♪…
当時の日本でヒットしないはずのない楽曲だった、と言えるでしょう。


この曲は本国アメリカでもビルボード誌で2位まで上昇する大ヒットとなり、
やがて世界中でヒット。 総合的にカーペンターズ最大のヒット曲となりました。

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「イエスタデイ・ワンス・モア」は2コーラス+サビのフレーズのリフレイン&F.O.の構成で、
リズムは8ビートロックです。

Aメロ: ♪When I was young…How I wondered where they'd gone♪
Bメロ: ♪But they're back again…All the songs I loved so well♪
Cメロ: ♪Every shala-la-la-la…so fine♪
Dメロ: ♪When they get to the part…It's yesterday once more♪


キーは Eメジャーで、平行調の C#マイナーと行ったり来たりしていますが、
転調は特にありません。

コード進行は、E → G#m/D# → C#m → C#m/B …など、
ベースラインのクリシェを多用した、と言うよりも
ベースラインを重視し、それに合うコードが乗せられていると言った感じで、
テンションなど複雑なコードは使われておらず、抵抗なく耳に入ってきます。


間奏の ♪Shoo-bi-doo-dan-dan…♪ では EM7→F#m7/B…と、
それまで登場しなかったコードやコード進行が登場し、インパクトを強めていると共に、
ちょっとジャジーなイージーリスニングと言った雰囲気も醸し出してますね(^^)


この曲では、カレン・カーペンターがドラムスを担当しています。

カレンは元々カーペンターズのドラマーですが、シングル曲でドラムスを叩いているのは
「涙の乗車券」「シング」「イエスタデイ・ワンス・モア」
そして「プリーズ・ミスター・ポストマン」だけです。

カレンはドラミングのテクニックは素晴らしいものがあるがパワーが足りない…
とのリチャードの判断で、レコーディングではハル・ブレインやジム・ゴードン等の
スタジオミュージシャンが起用される事が多かったようです。

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では、トラックシートでこの曲のレコーディングについて解説しますね:

(画像上クリックで別ウィンドウまたは別タブが開きます)
YOM tracksheet.jpg
Track01: キック(バスドラム)
Track02: ピアノ
Track03: ベースギター
Track04: ドラムス
Track05: バイオリン
Track06: バックコーラス(2)
Track07: バックコーラス(1)
Track08: ビオラ チェロ
Track09: オルガン
Track10: 電気ピアノ
Track11: ギター
Track12: ODピアノ
Track13: バックコーラス(3)
Track14: リードヴォーカル
Track15: オーボエ バックコーラス「シュ…」(2)
Track16: ハープ、ピアノもう1台分 バックコーラス「シュ…」(1)

パッと見た目はわりと単純なトラック割りなのですが、
所々わかりにくい部分があります。


まず Track09に「TRIPLETS」とあります。 直訳すると「三つ子」の事ですが、
それが何を意味しているのかは、私にはわかりません。
お判りの方、ぜひご教示を!


Track12に「OD PIANO」とあります。 ODはover dubbing、
即ちもう1台分ピアノを入れました、と言う意味と思われます。
リチャードはこの曲のレコーディング時、その少し前にバイク事故で左手首を骨折していて
両手でピアノを弾けない状態だったので、右手のパートの録音後に
左手のパートも右手で演奏し録音したトラックであると思われます。

そうした録音については、BS-TBSで放送された「SONG TO SOUL」の
「イエスタデイ・ワンス・モア」の回で、リチャードが自ら語っています。


Track15と16に「BG 2(1) SHU」とあります。
これは間奏でのコーラスの「シュビドゥダンダン…」の事でしょう。

Track15、16でオーボエやハープとバックコーラスが同居しているのは、
レコーディングが進むうちにトラック数が足りなくなったため、
そのコーラスが必要な所ではオーボエやハープが鳴っていないからそこに入れちゃえ…
との苦肉の策と思われます。

さらにTrack16に入れられたピアノは、Aメロの ♪But they're back again♪
に続いて聞こえてくる、コードを叩くピアノの事でしょう。
レコーディングがほとんど終わった頃に、リチャードにとって
「ここだけピアノのフレーズを追加したい」というものが生じ、
緊急にこのハープのトラックにパンチインしたのでは、と思います。


尚、アルバムバージョンではオルガンとギターは使われていないので、
「イエスタデイ・ワンス・モア」のシングルカットが決まり、
そのためのバージョンを作成するにあたり、それらが追加録音されたものと思われます。
なので、トラックシートにも、それらを表す字だけが
他の時よりも濃くなっているのでしょう。


ひとつ、謎が…。

サビでタンバリンの音が聞こえますが、それがどのトラックに
入っているのかが、シートに書いてないんです。
タンバリンは「NOW & THEN」バージョンから入っているので、
ギターなどのように「追加録音」ではないはずなのですが…。


ストリングスは、トラックシートでわかるように
バイオリン、ビオラ・チェロとトラックを分けていますね。

音楽上必要なのでそうしたのかなとも思いますが、
ミュージシャンのスケジュールの都合かも知れません。


尚、シート中央下部に書かれた"HUM" on "SMILE" ?などと書かれたメモは、
1コーラス目のAメロ ♪…It made me smile♪ の smile の部分に
ハム(ブーンと鳴るノイズ)が入ってると言う意味でしょう。、
消去に成功したのか、聴いてみてもそれは感知できません。

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リットーミュージック社が発行している「リズム&ドラムマガジン」の
2008年2月号と3月号で、カレン・カーペンターの特集が組まれました。

ヴォーカリストとしてではなくドラマーとしてのカレンを採り上げた
画期的な特集記事だったのですが、その中でのジョー・オズボーンへの
インタビューでとても興味深いコメントがありました。

それによると、「イエスタデイ・ワンス・モア」のレコーディング終了後、
リチャードは1コーラス目に気に入らなかった部分があったようで、
「1コーラス目を録音し直したい」と言い出しました。
その段階ではリズムセクションのみ、
レコーディングが終了していたのでしょう。

この曲のレコーディングにはクリックは使われておらず、
テンポはリチャードの指示によりカレンが決めて演奏されています。

もし2コーラス目を録音し直すのならば、1コーラス目からの流れで
同じテンポを保てば良いのでそう難しくないはずなのですが、
1コーラス目となると2コーラス目を参考にするしかなく、
そのテンポを体で覚えて演奏するしかありません。

ジョー・オズボーンはアメリカで屈指のスタジオベーシストで、それまでにも
カーペンターズのほぼ全曲を含む数多くのレコーディングをこなしていましたが、
そのような事は初めてだったそうで、
リチャードに「それは無理だよ」と言ったのですが、
カレンが「大丈夫」と答えたのでその通り、レコーディングが行われました。
そしてテープ編集で2コーラス目の前に、後から録音されて1コーラス目が
つながれたのですが、結果全く自然に仕上がりました。

…つまりカレンは「絶対テンポ感」を持っていたわけで、
それはミュージシャンとしても稀有な才能と言えるようです。

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これまで採り上げたカーペンターズの楽曲の記事で書いてきた事ですが、
カーペンターズの楽曲、特にシングルになった曲は再ミックスバージョンが多く、
この「イエスタデイ・ワンス・モア」もご多分に洩れず、
私が知る限り5種類のミックスが存在します。

1.アルバム「NOW & THEN」用ミックス(1973年)
2.シングル盤用ミックス(1973年)
3.1985年リミックス
4.1991年リミックス
5.5.1サラウンドミックス(2004年)

1は日本でも大ヒットしたアルバム「NOW & THEN」のB面全部を使って収録された
オールディーズ・メドレーのトップを飾ったバージョンで、
他のバージョンよりもわずかにピッチが速く、楽器構成が最もシンプルです。
音質はダイナミクスに乏しく、またテープ編集によると思われる「カクン」
と感じるノイズが何ヶ所かに聴かれます。
日本で初めてこの曲がシングルで発売になった時には
このバージョンが使われていたように記憶してます。

2はシングル盤用に1と同じ音源(マルチトラック)を再ミックスしたもので、
その際にオーボエとオートワウを効かせたエレキギターが追加されています。
また、Aメロの音量を控えめ、それ以降を大きめとメリハリをつけています。

3は2と同じ音源(マルチトラック)を32トラックのデジタルレコーダーにコピーし、
残り16トラックにステレオ収録のピアノやヤマハDX-7のエレピ音色を使った
アルペジオなどを追加録音し、ミックスダウンされたもので、
ピアノを新録音に差し替えた際にAメロの"It made me smile" の部分のコード進行を
変更してあります(オリジナルでは G#m、新録音では G#m→Fdim)。

4は3とほぼ同じですが、日本のみで1992年に発売された
「BEST OF BEST+ORIGINAL MASTER KARAOKE」用に再びミックスし直してあります。

5は1~4とは全く異なる、5.1サラウンドとしてミックスされたバージョンで、
音の分離と言う意味では最も優れているのですが、
どうも楽器があちこちにばらけ過ぎて、私は聴いていてどうも落ち着きません(>_<)

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この記事を書くに当たって私は何度も「イエスタデイ・ワンス・モア」を
聴き直しましたが、何度聴いても本当に飽きない、
何度聴いても感動できる、まさに名曲である事を再確認しました(^^)

ただ残念な事は、特にベストアルバム類に収録されているこの曲は、
ほとんどが先述した3あるいは4(リミックスされた)のバージョンなんです。

確かに音質などは良いのですが、Aメロのコード進行を一部変更していたり、
リバーブ音が多かったりするのは、レコード時代の音に親しんだ者にとっては
ちょっと受け入れにくいものがあるんですね(^^;)
私は、そうでした。

なので、発売当時の音をCDで聴きたい場合は、2000年以降に再発売された
「NOW & THEN」(→アルバムバージョン)、または「THE SINGLES 1969-1973」
(→シングルバージョン)を選べばOKです(^^)


「イエスタデイ・ワンス・モア(Yesterday Once More)」
作詞 : ジョン・ベティス
作曲 : リチャード・カーペンター
編曲 : リチャード・カーペンター
レコード会社 : キング(A&Mレーベル)
初発売 : 1973年7月10日

ここでお詫びとお断りです。

このところコメント欄にスパムがしつこく入って来るため、
現在のところ認証コードを度々変える等で対処しています。
コメントを書き込んで下さる皆様にはご迷惑をお掛けしますが、
何卒ご理解のほどお願い致します。

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コメント 33

nuko222

ぽぽんたさん、こんばんは。
今回もぽぽんたさんの疑問には答えられそうもありません。
当方所有の輸入盤のベストでは[3]のミックスのようです。
この盤は2枚組みですが、DISC-1の1曲目に入っていて、いかにも「代表曲です」と言っているみたいです。
アメリカでも日本でも挨拶代わりの曲としてふさわしいポピュラーな良い曲です。

[3]であると思うのは、2コーラス目の1:44くらいからDX-7っぽいエレピがLchに入っているからです。(輸入盤は87年製)

そして、タンバリンとハープですが、感じられないのです。(サビですか?)
また、曲頭から10秒の所でテープにダメージがあるようで音浮きがあります。
by nuko222 (2013-07-28 22:59) 

まいんみん

ぽぽんたさん こんばんは。

以前にも、書きましたが、私が最近入手したのは Yesterday Once More 3の 1985MIXですね。
高音質になっているものの、長年聴いて耳にこびりついてるのは、1か2のテイクですので、こちらのシンプルな方がいいですね。

また、リチャードさんはREMIXや楽器の差し替えで、いろんなテイクを量産されるみたいですけど、それは、カレン亡き後、ファンサービスの一環で、現状に満足することなく常に、新しいものを提供したい一心なのか、あるいは、彼の自己満足の世界なのか、詳しくないのでわかりませんが、Yesterday Once Moreのトラックシートを拝見する限り、リードVOは 1トラックのみで→ 歌がうまいから何トラックも必要ない。1発 あるいは、区切りでやり直しだけでOKテイクが完成で、リードVOは1テイクのみです。

ということは、以前に女性アイドルの歌入れについて、6トラックくらいあって、そこからいいとこ取り。みたいな手法でリードVOが摘出されてないので、何度も例に出てきます、中森明菜 ベストコレクションみたいに、違う歌テイクを使用したREMIX TAKEは作成できないということになり、楽器の差し替えや改良ヴァージョンのREMIXしかできないわけで、本当に雰囲気の違う別テイク → 歌いまわしがなんとなく違うリードヴォーカルTAKEを使用したものだと、所有感も倍増する気がしますけど。 何も新音源が出ないよりは、良い事だと思いますね。


by まいんみん (2013-07-29 11:30) 

ぽぽんた

nuko222さん、こんばんは!

大まかに言うと、1991年以前に発売されたカーペンターズのベスト盤に入っている
「イエスタデイ・ワンス・モア」は、大抵3です。 1992年以降は、今度はほとんど4です。

そして、私はちょっとミスしました(>_<) 3と4には確かに、タンバリンは入っていません。
1や2にはCメロの前半にわりと目立つ音で入っているので、3や4にも頭の中で
勝手に演奏に組み込んでしまってたみたいです(^^;)
ハープについては、2コーラス目のAメロに入っていて、それとユニゾンでDX-7(EPセッティング)が
アルペジオ演奏をしています。 ハープが右、DX-7が左ですね。 また、地味な音量ですが
2コーラス目のCメロ(サビ)に入る前などでグリッサンドしているのも確認できます。

尚、3が作られた時代にはリチャードはDX-7を気に入っていたらしく、アルバム曲ですが
「Baby It's You」「Maybe It's You」などのリミックスの際にピアノ代わりに使ったりしてます。

by ぽぽんた (2013-07-29 23:46) 

ぽぽんた

まいんみんさん、こんばんは!

私も、記事にも書きましたがやはり1か2が、レコードのカーペンターズと言う感じで好きです(^^)

リチャードがリミックスを沢山作っているのは、根本では完全主義だからかな、と思います。
ヒット曲を量産していた頃はレコーディングに満足な時間が取れず、納得いかないまま
レコードになってしまった曲もあるそうで、そういったものをより完璧に仕上げたい、と言う
気持ちのようです。 それも自己満足と言えば確かにそうですね(^^;)

「イエスタデイ・ワンス・モア」に関しては確かにリードヴォーカルは1テイクしか入ってないのですが、
他の曲、例えば「トップ・オブ・ザ・ワールド」のマルチには2テイク入っていますし
(とは言っても一つはアルバム用の1972年録音、もう一つはシングル用の1973年録音なので、
実質各々1テイクですが)、アルバム曲のリミックスではヴォーカル違いがあったりします。
それ以外ではヴォーカル違いによるイメージチェンジは期待できませんが、ミックスする側は
細切れのヴォーカルチョイスがないのは、きっと楽ですよね(^^)
…もしかすると、細切れヴォーカルができるのは日本(語)ならでは、かも知れませんし、
欧米では1テイクで録音するのが当たり前なのでは、とも思います。

by ぽぽんた (2013-07-30 00:05) 

nuko222

ぽぽんたさん、お返事ありがとうございます。
聞き直したところ、2サビ前のRchにハープのグリスを確認しました。
ただ、2コーラスのAメロRchはEPfと感じてまして、グリスのHarpとは音色が違っているような・・・?。

そして、これは全体的にですが、イントロからのメインのAPfの音像に広がりがあって、シートにあるように2トラックのみ(モノ)で収録された音には聞こえず、後に差し替えた音源かな?とも思いました。

いっそう初期ヴァージョンが聞きたくなりました。
by nuko222 (2013-07-30 00:11) 

ぽぽんた

nuko222さん、こんばんは!

私も聴き直しましたが、私にはやはり右チャンネルのアルペジオはハープに聞こえます(^^;)

記事にも書きましたが、3と4でのアコピはリミックスにあたって再録音され、差し替えられています。
1や2のオリジナルバージョンでは、ピアノはモノで録音されています。

1や2のバージョンは1973年当時のカーペンターズの音、まさにそのものと言った感じで、
私にとってはいつまでも基準であり続けているのですが、ミックスが明らかにラジオでかかる事を
重視したような音作りなので、3や4を聴き慣れてから1や2を聴くと音質的に非常に
物足りなく感じる事と思います。

尚、カーペンターズのアルバムは1973年の「NOW & THEN」までが16トラック、
1975年の「HORIZON」(邦題は「緑の地平線」)以後は24トラックでレコーディングされています。
その両者を比較すると音録りからミックスまで、サウンド作りが別物と言って良いほど違うので、
もし機会があったらぜひ聴き較べて見て下さい。

by ぽぽんた (2013-07-30 23:37) 

ゴロちゃん

ぽぽんたさん、こんばんは!

「イエスタデイ・ワンス・モア」、いいですね。大好きです。
この歌は1973年発売だったのですね。72年(私が中1の時)の歌だとばかり思っていました。前、「スーパースター」の記事の時に書きましたが、
72年に中学生になってラジオの深夜放送を聴き始め、そこで初めてカーペンターズを知りました。それまで洋楽なんか全然興味なかったのですが、カーペンターズの歌のメロディーやカレンの声に、「うわあ~!いいなあ!」と強く心惹かれました。「イエスタデイ・ワンス・モア」が72年と思いこんでいたのは、きっとその時の印象がとても強かったからなのかなと思います。

この歌、哀愁ただようのですが、「スーパースター」の寂しげな感じと違い、穏やかな温かい気持ちになりますね。
それから、冒頭の「When I was Young,~radio」のところが、意味がよくわかった上で一緒に歌える(中学生でもわかる英文)っていうのがうれしかったです。

ところで、私の持っている「A&M GOLD SERIES CARPENTERS Vol.1」の歌の解説の中で、「『オンリー イエスタデイ』は、『イエスタデイ・ワンス・モア』の2匹目のドジョウをねらったもの・・・」といったことが書かれていました。イエスタデイつながりで、やはり似ているのでしょうか?歌詞の意味を把握してないのでいろいろ言えませんが、曲調としてはちょっと違うと思うのですが・・・「オンリー イエスタデイ」も大好きなんです。(というか、ワンス・モアよりオンリーの方が、好き度がちょっと上かな。)
カーペンターズの歌、またいろいろ聴いてみます。深夜にちょっとボリュームを絞って聴くと、懐かしい中学生の頃を思い出します。
by ゴロちゃん (2013-07-31 20:35) 

ぽぽんた

ゴロちゃん、こんばんは!

ゴロちゃんのように、ラジオでこの曲を聴いて洋楽に目覚めた、と言う人はとても多いみたいです。
私は以前にも書いたかも知れませんが、「スーパースター」でカーペンターズの存在を知ったのですが、
その後しばらくは特に興味を持っていたわけではありませんでした。 しかし「シャラララ~」は
どこからか耳に入ってきていて、それが大ヒットしているのも自然にわかって、
「カーペンターズって凄い大スターなんだな」と漠然と感じていました。
当時は洋楽でもヒットしているものは街中からでも、銭湯でかかっているラジオからでも…と
言った具合に色々な所から聞こえてきたものなので、今思うと本当に自然に頭に入っていたんですね。
それがカレンの、あの優しい声だったので、洋楽とかまえずに聴けた人も多いのではないかな。

When I was young I'd listen to the radio…などの印象的な部分は、
メロディーと歌詞が一緒に浮かんできた…とリチャードが語っています。 それを鍵に
ジョン・ベティス(ジョンはマドンナの「Crazy For You」なども作詞してます)が
歌詞全体を仕上げたんですね。

う~ん、「オンリー・イエスタデイ」は単に「イエスタデイ」と言う単語を使っているだけであって、
「イエスタデイ・ワンス・モア」とは全く別物と思います。 確かに全体の構成は
似ている気がしますが、歌詞もメロディーもアレンジも、どれをとっても別物と感じます。
私も、カーペンターズの楽曲の中で「オンリー・イエスタデイ」は1位か2位になるほど好きです(^^)

当時のラジオの雰囲気を再現するには、カーペンターズの初めてのベスト盤で
アメリカやイギリスで大ヒットを記録した「THE SINGLES 1969-1973」をお薦めします
(注:「THE SINGLES 1969-1981」ではありません!)

by ぽぽんた (2013-08-01 00:30) 

nuko222

ぽぽんたさん、こんばんは。
今日(正確には昨夜)"THE SINGLES 1969-1973"を買ってきました。
聞いてみると、ヴァージョンは3でした。輸入盤で品番はCD-3601です。2000年以前の物なのでしょう。(製造年が外からわからなくて、まあコレだろうとあたりをつけて買ってきました。ブックオフの500円コーナーです。)
ですが、テープヒスの感じやバスドラの感じが当方の以前から所有のものより明瞭でより自然(加工感が少ない)なので買ってよかったです。
次は"NOW & THEN"を探したいのですが、1の聞ける品番を教えてください。
by nuko222 (2013-08-01 00:47) 

nuko222

バーコードのほうが正確だと思うので、そちらの番号を教えてください。
ちなみに、先ほどの米国・A&M社の品番CD-3601のバーコードは07502-13601-29です。(パリティー用の数字もいれて)
CDを表す数字が末尾2なんです。
その2以降なければそれでも良いです。
by nuko222 (2013-08-01 00:58) 

ぽぽんた

nuko222さん、こんばんは!

「THE SINGLES 1969-1973」にバージョン3が入っていましたか!? それはびっくりです。
そうだとするとリチャードのリミックス病のせいで、差し替えてしまったんですね(>_<)
私が持っている同アルバムでの「イエスタデイ…」のバージョンは2です。
リチャードはかつてオリジナルアルバムに収録されているシングル曲まで新しいミックスに
差し替えていたのでファンから非難を浴びてしまい、それに懲りて1999年に
すべてオリジナルミックスに戻したアルバムでボックスセットを発売し、以後は
単品のCDでもオリジナルミックスを使うようになったと言う経緯があるので、
2000年以降に再発されたものはすべてオリジナルミックスであると言えるんです。

で、私が持っている「NOW & THEN」はその、1999年の発売されたボックスセットに
含まれている1枚で、それ以降は買っていないので、あまり詳しくありません。
Amazonで試聴した限りでは、昨年9月にUSMジャパンから発売された同アルバムに
収録されている「イエスタデイ…」は、バージョンが1です。 バーコードは4988005724472のようです。
輸入盤だと「Original Recording Remastered」などと書いてあるものがあって、
それだと多分大丈夫かと思います。 絶対、と言えないのがつらいところですが…。

by ぽぽんた (2013-08-02 00:19) 

nuko222

ぽぽんたさん、ご返答ありがとうございます。
どうやら、国内盤のようですね。
当方は、経験上オリジナルレーベルの製造で生産国が同一のもの(今回の場合は米国盤)がマスターテープにより近い音質なので、それを探します。
「NOW & THEN」を探さずベスト盤ばかり探していたので。
また、報告します。
by nuko222 (2013-08-02 01:14) 

ぽぽんた

nuko222さん、こんばんは!

昨夜お知らせしたCDは仰る通り、国内盤です。 私も何枚か正規の輸入盤CDは持っていますが、
アナログレコードと違ってCDの場合は本国盤と日本盤とで差はあまりないのでは、と思っています。
マスタリングの新旧で音が変わる可能性は大きいですが…。
しかしぜひ、nuko222さんが納得のいくCDを入手して下さい!

少し話がズレるのですが、プレスCDでは金蒸着が使われたり、透明部分(基板)の
材質に液晶用ポリカーボネートを使ったSHM-CDとか色々とありますよね。
それらによって音が変わるとか良くなるとか見聞きしますが、私はあまりそれは
信じていないんです。 マスタリングの際のA/D変換、再生の際のD/A変換さえ
一定以上の精度で出来ていれば、CDの材質や反射層の材料などで音が変わるはずは
ないし、変わってはいけないと思うんですね。 変わるとすればCDからデータを読み取る時に
エラーが多い、またはジッターが大きくうまくD/A変換できないと言った事だと思いますが、
そうなると音が悪くなる以前に正常に再生できないはずですよね。
同じ理由でデジタルの段階での信号伝送に使われるケーブルで音が変わるとか良くなるなどと言われ、
雑誌などでびっくりするような値段のケーブルを見たりしますが、CDの材質の件も含め、
私にはプラシーボ効果を悪用しているとしか思えないんです(^^;)
実際のところ、どうなのでしょう?

by ぽぽんた (2013-08-03 01:03) 

卓

一つ戻って、こんにちは!

私は、当時キングレコード(?)から発売された「カーペンターズ・ゴールデン・プライズ 第2集」で、この曲を聴いていました。そうすると「1」か「2」になるのでしょうか?

数年前に、実家の近くのCDショップを覘いて、カーペンターズのオリカラ付のCDを見付けて、衝動買いをしたのを覚えています。変わりモノの私なので、お目当てはカラオケで、歌入りの方は全く聴いていなんですよ。しかしコード進行まで後から変更してしまうリチャードの完璧(?)主義には、本当にビックリです。残念ながら、私はこの違いに気付きませんでしたが・・・。

洋楽も嫌いでは無いのですが、最近の洋楽はコブシが利いた演歌のような歌(ソウルフル?)ばかりですので、バックにサラっと流れていて、自然に口ずさめるようなカレンの声質には、今でも新鮮さを覚えます。
by (2013-08-03 17:19) 

ぽぽんた

卓さん、こちらでもこんばんは!

そのレコードは1974年に発売されて大ベストセラーになったアルバムですね。
私も持っています。 解説書でリチャードが記者を招いて案内してますね(^^)
そこの収められている「イエスタデイ・ワンス・モア」は、記事で書いたところの2のバージョンです。

そのCD、私は発売日(1992年2月21日でした)に、インフルエンザで高熱だったのに
買いに行ったのをよく憶えています。 歌入りとカラオケ、聴き較べて頂くとわかりますが、
両者ともミックスが全く同じで、カラオケの方にはリードヴォーカルが無いだけなんですよ。

カーペンターズの音楽はある時突然にリバイバルブームになったりしますが、
やはり濃すぎる音楽に疲れた人達がカレンの素直な歌声を求めるのかも知れませんね(^^)

by ぽぽんた (2013-08-03 23:06) 

nuko222

ぽぽんたさん、お返事ありがとうございます。
「NOW & THEN」を探して何軒かのブックオフをはしごしましたが、2000年以前のものばかりで該当するものが見当たりません。
一応ユニバーサル・ジャパンで発売が2001年12月19日の「CARPENTERS GOLD (JAPANESE EDITION)」(品番UICY-2050)を買ってきましたが、これも3でした。まあ中古で安くて250円でしたので、痛くありませんが。

盤の材質による音の違いをお尋ねのようですが、以前も何かの曲でお話したかもしれませんが、ハッキリ言って色々な条件の違いによって全部「聞こえ方が変わります!」

同じアルバム(商品)でも次のような条件で音が変わったものを体験しております。(マスターのバージョンは一緒です)
1.工場が違う(米国がオリジナルで米国、カナダ、オーストラリア、日本、ドイツ)
2.日本で生産したものだが、金箔蒸着と通常のアルミ蒸着
3.日本国内で工場が変わって再プレス(品番変更などの理由)したもの

当方はここまでですが、耳の良いレコードコレクター的要素のある有名なアーティスト(日本人)があるプレスメーカーの工場で自分の作品をプレスしたものをプレスマシン別に聞いて「個体差がある」と言ったので、もう一度別アルバムで同様にテストして言い当てたという伝説もあります。
つまり、プレスマシンによっても違いが出るということのようです。
この工場は既にCDプレスはしていませんが。

というわけで、言葉で表現し難い変化ですが変わります。原因はよく分かりません。(プロの世界でも知ってはいても追求していないのでは?そういうものです。)

ガラス(旭硝子だったか?)を使用したCDが数枚発売されていますが、当方は聞いたことが無いので、是非聞いてみたいです。(通常盤と比較したい)
by nuko222 (2013-08-04 23:21) 

ぽぽんた

nuko222さん、こんばんは!

こちらこそお返事をありがとうございます。
「NOW & THEN」は何度も再発売されていて、そのたびにリマスターしたとか何とか
コピーが付いていますが、私もコレクターではないのですべてスルーしてます(^^;)
ミックス違いだけに関して言えば、2000年以降に発売されたものは恐らくすべて
オリジナル・アルバムバージョンだと思います。

う~ん、CDの材質やプレスなどによる音質の違いは、プラシーボ効果だけでは
説明出来ない何かがありそうですね。
オーディオはデジタルになってからも、完全に安定している部分などないと言う事かも知れません。

ただ、雑誌の記事などで、デジタル接続の為のケーブルのテストなどで「××のケーブルに
すると音に伸びが出てくる」「△△のケーブルだとふくよかな音になる」などと
アナログのパーツを交換した時のようなコメントを見ると、それはやはり疑問に感じます。
それらが本当ならば、ぜひ公開でブラインドテストをして頂きたいものです。

CDの材質によって音が変わるとしたら、どちらかが良い・悪いなのか、それとも
主観的に好きな音・嫌いな音と言う次元で論ずるかで意味が全く変わってきますが、
私が気になっているのは、「今回あのベストセラーアルバムがSHM-CDで再発されました。
音が飛躍的に良くなっているのでぜひ!」と言ったような記事や宣伝を見かける事なんです。

個人的には、CDは耐久性をもっと追求して頂きたいと思います。 「CDは半永久的に
良い音を保ちます」などと宣伝されていたわりには、カビが生えたり信号面に穴が出来たりして
再生できなくなるケースも多いようです(私もいくつかそういったCDがあります)。

by ぽぽんた (2013-08-06 00:12) 

nuko222

ぽぽんたさん、こんばんは。
オーディオばかりじゃないと思いますが、ケーブルや材質、電源ユニット中のコンデンサーやら電子部品といったすべての物が変化の要素になるので、あまり重箱の隅をつついてもしょうがないと思っています。

マスターの音を知らない限り、どれが良い(正しい)かは判別できないので、当方も昨日の音の変化についての文章で「違う」としています。

CD(DVDなどもそうかもしれませんが)は印刷面が実は弱いのでキズをつけないように気をつけないと痛い目に合います。
そうでなくとも、この印刷面はCDの反射皮膜で湿気を吸って腐食(サビる)によって、プレーヤーのレーザー光が反射しにくくなって読み取りできなくなります。
当方も輸入盤で何枚かそのような症状が出ています。
金蒸着の物はサビに強いので、保存の点では有利ですがコストがネックです。

オーディオ談義は一旦ここら辺にしておきましょう。
先のお題に支障をきたすといけないので、またの機会に。
by nuko222 (2013-08-06 00:44) 

Macindows

ぽぽんたさん、始めまして。
最近はやりつつあるハイレゾ音源に
THE SINGLES 1969-1981
を販売しているサイトがあり、調べていたらこちらに辿りつきました。
44.1kHz/24-bit PCM A&M Records Studio Masters, $20.99と言っているのは
http://www.prostudiomasters.com/album/page/376
Audiophile 48kHz/24bit, $17.98はこちら
http://www.hdtracks.com/singles-1969-1981
です。
いずれも、残念ながら日本から直接は購入できません。こられが本当にマスター音源なのか、興味があるところです。

ご参考まで。



by Macindows (2013-12-30 18:12) 

ぽぽんた

Macindowsさん、初めまして! コメントをありがとうございます。

そしてリンクをありがとうございます。 私もハイレゾ音源には大いに興味があるので、
参考にさせて頂きます! カーペンターズはリミックスがとても多いので、どのミックスの
マスターであるかでかなり音が変わります。 いつかオリジナルミックスでハイレゾを
制作してくれるとまた嬉しいですね。

これを機会に、今後もよろしくお願い致します!

by ぽぽんた (2013-12-30 23:36) 

シノピー

ぽぽんたさん、こんばんは。GW中に失礼いたします。
ここにもコメントいたしますが、この楽曲は自ら好きな洋楽デュオグループ、カーペンターズの楽曲の中の一番好きな楽曲で、小生時代の時に地元のラジオ局の番組でこの曲が掛かり、それを聴いたのがカーペンターズとの出会いのきっかけとなります。最初はレコード音源のシングルバージョンでしたが、愛好後はほとんどの各リミックスバージョンを聴いてきました。

この曲は自分にして似合い、ふさわしい歌詞があって、初めのwhen I was young~若い頃は好きな曲を待ちながらよくラジオを聴いていたという歌詞、自分も同じように、昔の人間であることから、自分がかつて学生時代はハガキでラジオによくリクエストを出していたとして、それと一致しているそうです。
by シノピー (2016-05-06 14:28) 

ぽぽんた

シノピーさん、こんばんは! お返事がまた遅れて申し訳ありません。

私はカーペンターズを初めて知ったのは兄が買って来た「スーパースター」のシングルでした。
それは昭和46年の暮れでしたが、「イエスタデイ・ワンス・モア」のサビ♪シャラララ~…♪
が「スーパースター」と同じグループとは、ヒットしていた当時は最初気づきませんでした。
当時はラジオのリクエスト番組にはがきを送るのは一つの文化でしたね。

頂いたコメントの後半が「しているそうです」と結ばれていますが、それは シノピーさんの
事とは違うのですか? 文脈がちょっとわからなかったもので(^^;)

by ぽぽんた (2016-05-10 22:50) 

シノピー

ぽぽんたさん、こんにちは。返答の方をありがとうございました。

歌詞についてですが、ぽぽんたさん、そうなんです。僕がラジオを本格的に聞き始めるようになってはそのあたりからラジオのリクエスト番組にハガキをよく送っていましたから。それでその歌詞が自分の思いと一致しているんです。

また、歌詞が一致しているだけではなく、歌詞のワンフレーズにも共通していて、それは、好きな曲、笑顔、口ずさむ、そして幸福の4つのワンフレーズがそれで、その他にも共通しているところが何か所あります。

https://lyrics.red-goose.com/yesterday-once-more-the-carpenters/

僕はこのカーペンターズの愛好にあたり、このグループのメインボーカルとして、33年前に32才で夭逝した妹・カレンさんを尊敬しております。

なぜかというと、カレンさんはこのグループを結成する前から、そしてグループ結成後、中期あたりまでドラマーボーカルとしていたとして、それになりきって、僕自体に学生時代からやっていたドラムを試みております。

追伸 すみませんが、以下の記事サイトのコメントの返答「2016-05-04 20:28分」をよろしくお願いいたします。

http://orikarapoponta.blog.so-net.ne.jp/2011-07-10

こちらの記事のコメントのやりとりはここまでにしときます。

それでは、また。




by シノピー (2016-05-21 15:32) 

ぽぽんた

シノピーさん、こんばんは!

そうですね、8年ほど前に「リズム&ドラムスマガジン」で2号連続でドラマーとしての
カレンが特集された時、私も買って読んだのですが、改めてカレンがドラマーとしても
一流であった事がよくわかりました。

私もバンドは経験あるのですが、ドラムスはどうも敷居が高く、触った事もないんですよ(^^ゞ

もう一つのコメントへのお返事はもうしばらくお待ち下さい。 申し訳ありません。

by ぽぽんた (2016-05-22 18:29) 

シノピー

ぽぽんたさん、おはようございます。

カーペンターズはいわば、ジャズとポップスを融合させた音楽性が特徴と言われておりますが、何しろ、その前身であるカーペンタートリオ、スペクトラムはカーペンターズ結成当時の特徴であるジャズをメインとしたグループバンドとしてカレンさんがドラム、リチャードさんがピアノ・キーボード、そしてウッドベースをリチャードさんの知人で結成されましたから、それでカレンさんはカーペンターズ結成当時、ドラマーガールとしていたんです。

しかしながら、カレンさんが20代後半に拒食症を患って、30代前半で天に旅立ったことは愛好後、初めて知ったのだが、ドラマーガールとしていたことはそのあとからで、あんな素晴らしい歌唱力を見せてくれたカレンさんがドラマーだとは?!とは思ってはいましたが、かなり目を惹いたため、自分もカレンさん亡き後は僕が引き継ぐんだと思っていました。





by シノピー (2016-05-23 15:18) 

ぽぽんた

シノピーさん、こんばんは!

私も一応40年前からカーペンターズのファンなので、その歴史やレパートリー等は
よく知っています。 一歩間違えばインストグループで終わってしまったかも知れないわけで、
あの成功は本人達の才能だけでなく色々な人に恵まれたからこそ、なんですね。

…すみません、後半が今一つ理解できないのですが…(^^;) 時制や主語が曖昧です。
私の読解力の問題かも知れませんが…。

by ぽぽんた (2016-05-24 22:10) 

シノピー

ぽぽんたさん、こんにちは。

カーペンターズは自分にして、もう一つすごいところがあり、カレンさんだけではなく、なんとお兄さんのリチャードさんもボーカルを採っている楽曲があります。また、インストゥルメンタルの楽曲もありますが、それは1973年に発売したアルバム「ナウ&ゼン」にも入っていたジャンバラヤのB面曲「ヘザー」というインスト曲です。これ、もし歌詞がついていたならば、カレンさんは素晴らしい歌唱力を見せてくれたかもしれません。

こちらこそ、申し明けございませんでした・・・・

もう一度、改めて話しますと、カレンさんはデビュー以後、全盛期当時に若干ぽっちゃり体型だったことから、痩せるためにダイエットを試みておりました。しかしながら、失敗に終わり、拒食症に冒される結果となり「僕が知っているのは20杯も飲料水を服用していたこと」、33年前の2月3日、32才という若さで心不全のため、天に旅立たれました。

このことはこのグループを好きになって、すぐに初めて知りましたが、カレンさんがドラマーガールであったことは、その後からでした。

僕もかなり目を惹き、カレンさん亡き後は僕が引き継ぎます。




by シノピー (2016-05-25 13:56) 

ぽぽんた

シノピーさん、こんばんは! お返事がまた遅くなり申し訳ありません。

カーペンターズにはカレンのドラミングとリチャードのピアノの腕前が発揮された
「フラット・バロック」なるインストもあります(1972年発売「A SONG FOR YOU」に収録)。
ファーストアルバム「オファリング」(後に「涙の乗車券」に改題)に5曲入っているのを初め、
「Now & Then」までのアルバムにはどれにも、総数は少ないのですが
リチャードがリードボーカルを取った楽曲が入っています。
私はその中でも「ピアノ・ピッカー」が最高に気に入ってます。
良かったら聴いてみて下さい(先述の「フラット・バロック」の次に入っています)。

カレンはよく拒食症で死んだ…と語られますが、実際には拒食症の治療が進み、
体重が適度に増加していた頃にそれまで無理(無茶?)がたたって
心不全で亡くなったと言うのが定説になっています。
カレンが亡くなったニュースは当時日本でもすぐに報じられ、
私も大きなショックを受けたものです。

シノピーさんはミュージシャンとして活動しておられるのですか?

by ぽぽんた (2016-05-29 18:08) 

シノピー

ぽぽんたさん、こんばんは。

「フラットバロック」と「ピアノピッカー」は以前ほど前から聴きました。
馴染のあるヒット曲ばかりではちょっとと思われていた僕にしては、のちにカップリングやアルバム収録曲といった聴いたことのない楽曲「というか、それらの楽曲はベスト盤に入っていたため、そちらを中心に」を聴き始めるようになり、取り上げたこのブログ記事の楽曲のB面「明日への旅路~Road Ode~」は好きな楽曲でもあります。

リチャードさんのボーカル楽曲は最初は馴染めなかったのですが、「ピアノピッカー」や「オールディーズメドレー」を聴くたびには結構、いい楽曲ではないかと思っています。何しろ、セサミストリートのアーニー、カーミットを思わせた声質の歌声がたまりませんでした。カレンさんほどでもないが・・・・・・・・

カレンさんの急逝はやはり、自分にして最大のトピックではないかと思います。けど、カレンさんは素晴らしい歌声やドラム演奏を見せてくださいましたし、ヘアースタイルやはにかんだ笑顔もカレンさんらしい特徴です。

いいえ。そうではございません。けど、夢としてソロインストバンド「マルチプレイヤー」として活したいということがございます。ドラムを筆頭に。





by シノピー (2016-05-29 22:03) 

ぽぽんた

シノピーさん、こんばんは! お返事が大変遅くなり申し訳ありません。

カーペンターズについてはすでに色々とお聴きになっているようですね(^^)
すでに書いた事ですが、8年前にドラム雑誌にカレンが特集された時には楽譜付きで
とても細かい解説がされていて、それを読んでカレンがいかに優れたドラマーであったか
改めて知らされ、音楽に関してはカレンは二物を与えられた稀有な人物だったんですね。
個人的には「バカラック・メドレー」での変幻自在なドラムプレイが好きです。

by ぽぽんた (2016-06-03 22:27) 

シノピー

ぽぽんたさん、こんにちは。

はい。けれども、これ、初めてカーペンターズ誌で知ったのですが、音源化されていない未発表楽曲が存在していたそうで、その中からレインボウコネクションとリーヴ・イエスタディ・ビハインドの2曲を2001年、1989年の「ラヴラインズ」以来、12年ぶりとなるオリジナルアルバム「レインボウコネクション~アズタイムゴーズバイ~」でテイクカットしつつも、当時の東芝日曜劇場「恋がしたい恋がしたい恋がしたい」の主題歌&挿入歌として使われていました。

「レインボウコネクション~アズタイムゴーズバイ~」は、上記の2曲を含み、それ以外の未発表楽曲やカーペンターズによるテレビ番組で使われたメドレー楽曲の音源、それにデビュー前のデモ音源「いわゆるカレンのボーカルでいずれカバー楽曲「1曲目はビートルズ「ひとりぼっちのあいつ」、2曲目はママス&パパス「夢のカリフォルニア」」」などを収録されています。

以下のリンク動画をご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=-PAy6Ab3CcQ
https://www.youtube.com/watch?v=utpV7a7PsKE
https://www.youtube.com/watch?v=6dJUnh6N8-U
https://www.youtube.com/watch?v=sdHyzGXAJPg
https://www.youtube.com/watch?v=F9IagAg7u5M
https://www.youtube.com/watch?v=Xlr-gS1VhWY

年代により、頻繁にヘアースタイルが変わるカレンのうち、ポニーテールながら、アイスクリーム風のヘアースタイルをしたカレンが輝かしい・・・・・・・・





by シノピー (2016-06-04 16:00) 

Kara-P

はじめまして。
昔の記事にコメントすみません。

「イエスタデイワンスモア+コード変えられる」
という検索でw こちらにたどり着きました!

私も幼少の頃からこの曲をラジオで聴いて親しんでいた世代です。
ところが!
ご指摘のとおり、いつの頃からかコードが「(敢えて)改悪」されたバージョンばかりになっていまい、持っていきようのない憤りを感じりようになり、最近はもう絶対に聴かないように気をつけていたくらいです。

私はラジオ番組をやっているのですが、その関連で「コード改悪前」のバージョン(ぽぽんたさん仰るところのバージョン2)がどこで聞けるのか、30年ぶりくらいで探索してみることにしたのです。そうして御サイトに辿り着いたというわけです。

解説が本当に素晴らしく、私の知りたいことは全て書かれてありました。

そして!

そのヒントを元に、オリジナルシングル版のデジタル版がどこにあるか探しまくってみたのです!
そして結論ですが、2015年にリリースされた3枚組の「Complete Singles」というコンピレーションで遂にオリジナルを発見しました。このコンピは他にもシングルのみのミックスなど(たぶん)しっかり網羅されています。

やっとこれで同曲を心おきなく聴くことが出来ます。本当に感謝いたします!

コード改悪については、この是非を巡って知り合いと険悪になったこともあり、私のこだわりが強すぎるのだろうかと悩んだこともありました。でも私も音楽家の端くれです。「そこに」拘らんでどうする!?という気持ちです。

改めましてありがとうございました。

by Kara-P (2020-05-22 15:11) 

ぽぽんた

Kara-Pさん、はじめまして! コメントをありがとうございます。

私の記事がお役に立てたようで何よりです。
この曲は子供の頃から親しんでいたので、Kara-Pさんが仰るように
突然1コーラス目Aメロのコード進行を、わずか1箇所だけですが変更して演奏された
リミックスを聴いた時には「…え?」とショックを受けました。
それを聴く限りは、まるで最初からそのコードであったようにカレンが歌っている
ようにも聞こえますが、我々のような長年のファンからするとやはり、
不自然に聞こえてしまうんですよね。

私はまだ「Complete Singles」に収められていたのがシングル盤バージョンとの事で、
私はまだ入手していなかったので、早速ポチりたいと思います(^^)
1995年にドラマ「未成年」の影響で一大カーペンターズブームが起き、
それに合わせ発売されたベスト盤「22Hits」が200万枚超えの大ヒットとなりましたが、
その4年後にそのアルバムが『リマスター」として再発された時、
それに収められていたのがすべてオリジナルバージョンだったと言う事件(?)がありました。
つまりリマスターではなく、音源の差し替えが行われた上での再発だったわけで、
それはリチャードが指示した事ではなくレコード会社が勝手に行った事だったので、
リチャードが怒り、急遽販売中止になったんです。
その盤に収められていたのはシングルver.ではなく「Now & Then」のアルバムver.
だったので、「Complete Singles」ももしかして!?と思い、購入に
二の足を踏んでいたんです。
因みにその「リマスター版22Hits」、私は販売中止になる前に買ってありました。

Kara-Pさんはミュージシャンなのですね。 私も、もういい歳ですが
いつまで経っても音楽家志望です。
このブログでも、それを踏まえた書き方をしている事が多いので、
よろしければ過去記事もぜひお読みになってみて下さい(カーペンターズも
3曲ほど採り上げています)。
自分でも曲を書いているので、これも良かったら一度お聴きになってみて下さい:
https://youtu.be/LCI1rCKXgso
https://youtu.be/QeNp4HaUk4Q

これからもよろしくお願い致します!

by ぽぽんた (2020-05-23 23:22) 

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