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庄野真代ミニライブ

ぽぽんたです。 令和に改元して2日目、そして残り4日間の連休を如何お過ごしですか(^^)


4年ほど前に石野真子さんのミニライブが行われたイオン鎌取ゆみーる(千葉市緑区)で、
今日は庄野真代さんのミニライブが行われました!

セットリストは次の通りです:

1.Hey Lady 優しくなれるかい
2.飛んでイスタンブール
3.モンテカルロで乾杯
4.マスカレード
5.愛情

1曲目は庄野真代さんの自作、後は筒美京平氏作曲の楽曲でまとめられていました。

午後1時からと3時から、それぞれ30分ずつの出演でした。
私は1時の部しか見られなかったのですが、耳に届いた歌声はまさに、あの庄野真代でした。
特にラストの「愛情」は、筒美氏から「こういう歌を歌ってもらいたかった」と受け取った曲
だそうで、深い思い入れの感じられる歌唱でした。

用意されたパイプ椅子には座れず立ち見でしたが、その中でも一番前にいたので、
むしろ一番よく見える位置だったかも知れません(^^;)

以上、取り急ぎお知らせでした!

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お詫びm(_ _)m

ぽぽんたです。

今日更新の予定でしたが、今日で連休も終わりだ!とばかり家の事ばかり
やっていたら時間が無くなってしまいましたm(_ _)m

明日、次回に書かせて頂く記事で採り上げる楽曲当てクイズを出しますので、
良かったらご参加下さい!

では、明日からまた頑張りましょうね(^^)/

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ひねくれクイズ。

長い長い連休も明けましたが、ご機嫌いかがですか(^^)


このところちょっとサボリ気味になってしまって申し訳ないですm(_ _)m
今回は恐らくこれまでで最高に難易度の高い(またかい!)クイズです。

次の音源の曲名…ではなく、この表の曲名、及び歌った歌手を当てて下さい:
(音源は削除しました。ご了承下さい)

ヒントは特に無しです!


今回もコメント欄を「受付/承認後表示」モードにして回答をお待ちしています。
正解の発表、及びコメント欄の一斉表示は今週土曜(11日)深夜に行います。

次回は、その「表」の曲について記事を書かせて頂きたいと思っています。

ではでは(^o^)/


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正解は…

夏が来た! (キャンディーズ) でした。

音源は「夏が来た!」のB面「ご機嫌いかが」のオリジナルカラオケでした。

回答とコメントを寄せて下さった皆さま、ありがとうございました!

今回はキャンディーズのファン、あるいは「夏が来た!」のシングルをお持ちの方でないと
回答が難しい問題だったと思います。
ちなみに「ご機嫌いかが」は、CDではキャンディーズのボックスセット2種、及び1997年発売の
「ゴールデン・Jポップ・ザ・ベスト キャンディーズ」に収録されています。

明日(12日)に記事をアップします。 ぜひまたおいで下さい(^^)/

(この記事のコメント欄は通常モードに戻しました)

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夏が来た! / キャンディーズ

今年ももうすぐ、ですね:

夏が来た!.jpg

「夏が来た!」はキャンディーズの10枚目のシングルとして1976年5月に発売されました。
「春一番」が大ヒットしたから今度は「夏が来た」かよ? ちょっと安易じゃね?
…と思った人はきっと多かった事でしょう。
当時中学3年生だった私もそうでした。

そう思ったのは作者の穂口雄右氏も同じだったようで、プロデューサーの松崎澄夫氏から
「次は『夏が来た!』でいくから」と告げられた時には反発したそうです。
その前年「年下の男の子」がキャンディーズ初めてのヒットとなり、
次の曲が似たような路線の「内気なあいつ」で前作ほどの成果が得られなかったので、
また同じ轍を踏むのでは…と作者自身も考えたんですね。
しかもこの曲、元々は同じナベプロ所属だった青木美冴さんに書かれた曲だったそうで、
それをなぜキャンディーズに…と、穂口氏にとっては割り切れない思いだった事でしょう。

結果的にはその不安通りで、「夏が来た!」は『春一番」よりも売り上げが半減しました
(「春一番」は36.2万枚、「夏が来た!」は17.6万枚。 オリコン調べ)。
「内気なあいつ」が「年下の…」の1/3ほどの売り上げとなった事を経験していたのに、
ナベプロって懲りないよな…というのが率直なところです。
昭和30~40年代の歌謡曲ではそんな二番煎じ的な作りは他社でも珍しくなかったのですが、
ナベプロ関係が顕著だったのも確かなんですね。


「夏が来た!」で面白いのが、まずキャンディーズには珍しく男歌詞である事。
そして1コーラス分の歌詞がたった2つの文章で作られている事です。
1コーラス目は ♪緑が…君にあいたい♪♪砂の上に…風におどるよ♪ の2文。
2コーラス目は ♪季節が…電話かけるよ♪♪波の上に…空におどるよ♪ の2文。
ハーフは1コーラス目の2つ目の文。
歌謡曲の歌詞は複数の短い文節の組み合わせで構成されているものが多いので、
「夏が来た!」の歌詞は異端と言えるかも知れません。

「春一番」は元々、シングル発表よりも1年近く前に発売されたアルバム「年下の男の子」
のA面1曲目に収録されていて、
そのオケはベース、ドラムス、エレキギター、クラビネット、シンセサイザー、そして
アクセント付けのタンバリンと小編成だったために、シングル化にあたりストリングスと
ホーンが追加されましたが(「歌謡曲らしく」するための、渡辺晋氏の指示だそうです)、
「夏が来た!」はストリングスもホーンもなく、クラビネットやシンセサイザーもなく、
タンバリンも使われていない、その代わりにアコギとハモンドオルガンを追加
…と言った楽器構成になっていて、渡辺晋氏が言った「歌謡曲らしさ」さえ反映されてない、
シンプルなオケになっています。
カラオケを聴いていると、これってデモ?と思ってしまうくらいですし、
シングルだと、ボーカルを聴かせたいのか、水谷公生さんのギターを聴かせたいのか、
よくわからなくなってきます。

しかし、「春一番」ではキャンディーズならではのコーラスハーモニーが殆ど聴かれない
(各コーラス終わりの ♪は~るですね~♪ の部分だけ、しかも2部)のに対し、
「夏が来た!」ではサビと間奏でしっかりハモっているのが嬉しいですね。
ただ、エ行の伸ばす音はハモらせてもあまりきれいに聞こえないのが難点ですが。


私の中ではこの曲、キャンディーズのシングルの中では、順位は高くありません。 
最下位に近いです(あくまでも個人的に、です)。
その代り、と言ってはなんですが、この曲がA面3曲目に収められたアルバム「夏が来た!」
は大好きで、今も夏になると必ず聴いています。

そう、この曲って、シングルとしてではなく、アルバムの1曲として、
前後、あるいは後につながる曲がある方が生きると思うんですね。

むしろ、前回のクイズでオリジナルカラオケをチラッと聴いて頂いた「ご機嫌いかが」
の方が、インパクト等の点でシングルA面向きと思います(作者は違いますが)。
逆に、むしろそう感じさせる曲だから、コンセプトが明確なアルバム「夏が来た!」には
収録されなかった、のかも知れませんね。


音楽的なお話も少々…。
キーはDメジャーで、サビで一時的に平行調のBmに移行します。
リズムは8ビートで、コード進行はフォークソングのように単純です。

穂口雄右氏がキャンディーズに提供した曲って、sus4のコードが殆ど使われていないのが、
私は以前から気になっていまして(^^;)
通常、例えば C-Am-F-G7 とコード進行する時、G7に移る前に2拍あるいは1小節ほど
G7sus4を入れ、主音(ド)を引っ張って緊張感を出してから次のコードで安定し
ホッとさせるものなのですが、
「夏が来た!」「年下の男の子」「なみだの季節」そして「わな」等々、
sus4が入るのが普通と思われる部分に、ことごとく入ってないんです。

「夏が来た!」だとサビの終わりの ♪…夢を見て~♪ と伸ばす所、
「年下の男の子」だとやはりサビの終わりの ♪はっきり聞かせて~♪ の部分、
「なみだの季節」だとサビ前の ♪私はあなたが好きでした~♪ と伸ばす部分。
「春一番」や「その気にさせないで」ではそもそもsus4が入る隙間もないような作り…と、
そういうコード進行が嫌いなのかな、と思えるほどです。

でもあいざき進也さんのデビュー曲「気になる17才」ではイントロからsus4がありますし、
そういった使い分けも常に意識して作曲しているのだな、と思います。

他の作家、例えば森田公一作曲・竜崎孝路編曲の「ハートのエースが出てこない」では、
♪恋占いしてるのに~♪ としっかりsus4が入っているのとは対照的と言って良いでしょう。

勿論、どちらが良いとか悪いとかではなく、その曲に合ったコード進行ならば
それでいいんです。
ただ、穂口氏の場合、頑なにsus4を使わないようにしてるのかな、と思ったまでで(^^;)


前記事のコメントで青大将さんが記述して下さった事とかぶりますが、
キャンディーズの解散コンサートでは、「夏が来た!」は演奏されませんでした。
それが進行上やむを得ず急遽の事だったのか、何らかの事故の場合にリストから外す事が
最初から決まっていたのかは知る由もありませんが、
最後の最後のコンサートでシングル曲が1曲欠けてしまった事を残念がっているファンは、
今も多いかも知れません。


「夏が来た!」
作詞 : 穂口雄右
作曲 : 穂口雄右
編曲 : 穂口雄右
レコード会社 : CBSソニー
レコード番号 : 06SH-12
初発売 : 1976年(昭和51年)5月31日

*次回は6月2日に更新します。

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