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FMの歌謡ベスト10番組。

皆さま、お久しぶりです。 
この夏は大変な酷暑でしたが、無事に乗り切りましたか?
今回はワタクシぽぽんたの復帰前夜祭と位置づけ、少々毛色の違うお話をしたいと思います。


私と同じか上の世代では、音楽はまずラジオから、と言う人が大変多かったのではと思います。
このブログでは半年余り前に「サウンドインナウ!」(FM東京)について深く記事にしましたが、
今回はやはりFM民放のランキング番組について、皆さまに思い出して頂こうと思います。


FM局は、東京ではFM東京とNHK-FMの2局しかなかったんですよね。
ラジオやステレオのチューナーにはどれにも76MHzから90MHzまで長いスケールがあったのに、
東京では使うのは80MHzと82.5MHzだけ。
計画としては、アメリカのようにいくつもFM局が開局するはずだったらしいのですが、
私が学生だった間はとうとう実現しませんでした。
で、民放はFM東京だけだったわけです。


そしてFM東京のランキング番組と言えば、土曜午後1時からと決まっていました。
何度か番組改変があったので、それを振り返ってみましょう:

・歌謡バラエティ 今週のベスト10(1時間番組)1971年11月~1972年9月
 パーソナリティは開始当時は鈴木弘子さんで、1972年4月から宿谷このみさんに変わりました。
 番組中にオリコンシングルチャートの順位発表もありました。
 早口ですが、今のアナウンサーには望めない正確な発声と抑揚、アクセントが聞きものです:
 (この声は後に司会となる橋本哲也(現テツヤ)さんですね)


・トヨタウィークエンドスペシャル 歌謡&ポップスベスト10(2時間番組)1972年10月~1973年2月
 パーソナリティは歌謡曲では橋本哲也さんと宿谷このみさん、ポップスではシリア・ポールさん。

・ブリジストン ハッピー・ロード(2時間番組)1973年3月~1974年2月
 パーソナリティは「トヨタ…」と同じで、スポンサー交代による番組名変更だったようです。
 「トヨタ…」と「ブリジストン…」では、歌謡曲で10位から4位、ポップスで10位から4位まで
 発表し、その後歌謡曲の上位3曲、洋楽の上位3曲を発表していました。

・歌謡ベスト10(1時間番組)1974年3月~
 ここからは再び歌謡曲のみの単独番組となりました。
 パーソナリティは開始当時は山崎唯さんと宿谷このみさん、翌年から宮川泰さんと丸木陽子さん。
 ちなみに山崎唯さんは作曲家で(妻は女優の久里千春さん)、人形劇「トッポジージョ」の声優
 としても知られています。
 スポンサーは開始当時は三和シャッターで、翌年からコーセー化粧品に交代しました。

 …思い出してもらえました?

私はその全期間にわたって学童・学生だったので、午後1時にはどんなに急いでも間に合わなくて、
放送開始後20分あたりから聴き始めていた事が多かったんです(^^;)
それでも毎週、それはそれは楽しみでした。

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レコードの売上枚数で順位が決定されるのがオリコンチャートで、
リクエストはがきの枚数で順位が決定されるのがラジオ局のランキング番組でした。
今思うとなんとシンプルなのでしょう(^^)

レコードは通常は、特定の歌手のファンであっても同じ曲だと1枚しか買いませんが、
リクエストはがきは一人で10枚・20枚と送る人も多く(当時は1枚7円でした)、
そういった意味でデータ的な正確さではオリコンチャートの方が有利だったと思いますが、
ラジオの場合は実際に曲がかかり、ファンではない人もそれを耳にして、
またその曲を聴きたくてリクエストする…と言ったプロセスが加わる事もあり、
オリコンではベスト20からも陥落しているのに、ラジオではまだ上位をキープしている…
と言った曲が少なくありませんでした。
例えば「天使のくちびる」(桜田淳子)は1975年11月1日のFMランキングで3位でしたが、
同週のオリコンでは20位圏外でした。

また、オリコンでは10位内に入らなかった曲もラジオのランキングでは上位…と言ったような、
ラジオならではの大ヒットもあったんですね。
このブログでも採り上げた「とまどいトワイライト」(豊島たづみ、オリコン最高19位)も
そんな1曲です。

ファンであればレコードを持っていてもリクエストはがきを出す人もいますし、
番組のプレゼント目当てにはがきを送る人もいるわけで、
レコードとラジオ、両者を単純には比較できないのですが、
レコードは買えば済むのに対し、リクエストはがきは1枚1枚手書きする手間が必要で、
それをさせるのは「自分の好きな歌手を上位にしたい」、
あるいは「あの時にかかった曲をもう一度聴きたい」と言う情熱、なんですよね。
当時、私はあまり深く考えて聴いてませんでしたが、今思うと、
ラジオのランキング番組って温かいな、いや熱いな…と、
しばらく忘れていたような気持ちがよみがえってしまうんです。

このブログを読んで下さっている皆さまの中にも、学生の頃に毎週せっせとはがきを書いて
送っていた…と言う思い出をお持ちの方がおられるのではないでしょうか。
今のように、PC上で文面を作れば何枚も複製できる機械もありませんでしたし、
インターネットでHPに用意されたフォーマットに書き込めば済む、なんて事もなかったので、
そんな事にも特に若い年代の音楽に対する情熱、その強さの度合が、
あの頃と今とでは格段の差がある事を考えさせられます。


では最後におまけを…。

1972年(昭和47年)にFM東京「歌謡バラエティ」にゲスト出演した歌手2人のトークです。
1番目は「ちいさな恋」がヒット中だった天地真理さん(3月)、
2番目は「恋の追跡(ラブ・チェイス)」がヒット中だった欧陽菲菲さん(6月)です。

天地真理編はわずかな時間ですがご容赦を…(鈴木弘子さんとのトークです)。 
欧陽菲菲編は宿谷このみさんとのややトンチンカンなやりとりが聴きものです
(バックに「恋の追跡」のオリジナルカラオケが流れている事にも注意!)。
私が買ってもらったばかりのラジオカセットでせっせと録音していたテープからの音声です。
当時のラジオ番組の雰囲気を少しだけですが味わって下さい:

1.天地真理編

2.欧陽菲菲編


次回から平常運転に戻ります。 よろしく~(^^)/ 

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第1回 プレイントロ・クイズ

ぽぽんたです。 久しぶりのクイズなので、かなりマニアックにいってみますね(^^)

レコード化される音楽の音源には、冒頭に必ず曲の出だしのタイミングを知らせるための
カウント音(キュー)が入っています。
特にマルチトラック録音では、リズムトラックを録音した後、
他の楽器やボーカルをダビングする時にも必要になります。
カウント音は意図的でない限り、商品化にあたりカットされるので、
一般リスナーが耳にする事はまずありません。

ただ歌謡曲やポップスなどには、しばしばイントロがなくいきなり歌で始まる曲もありますよね。
有名な曲としてはピンク・レディーの「ウォンテッド(指名手配)」が挙げられますが、
ヒットしたすぐ後に出たカラオケレコード「歌って踊れるカラオケビッグ・ヒット」、
2004年に発売された「オリジナル・カラオケ・コレクション」などに収録された音源には
そのカウント音が入っていないので、オケとぴったり同時に歌い出すなどと言うことは
ほぼ不可能でした(曲が始まる前にかすかに聞こえるテープの転写音(ゴースト)で
歌い出しのタイミングを合わせた、と言う強者もいたとかいないとか)。
pink karaoke.jpg
特にそのカラオケレコードは、ジャケット裏に歌詞が記載され、
イントロや間奏の長さも明記されているのはいいのですが、
「ウォンテッド」については「前奏はありません。すぐにお歌い下さい」などと書いてあります。
これはハッキリ言って不親切の極みと言って良いでしょう。
ピンク・レディーがテレビなどで生バンドをバックに歌う時には前奏が付いていましたっけ。


前振りが長くなりましたが、今日のクイズはある曲の冒頭に入っていたカウント音
(商品では勿論カットされています)を聴いて頂き、曲のタイトルと歌手名を当てて下さい。
今回は純粋にヒント無しです。 曲のキーを知らせる電気ピアノの音だけが唯一の手がかりです。
これだけでわかったらホント、すごい(^^):
(音源は削除しました)
今回も以前と同じように、コメント欄を「受付/承認後表示」モードにしておきます。
答え合わせは今週金曜の夜に行いますが、それまで投稿して頂いた回答・コメントは
表示されません。 大変申し訳ありませんが、それはご了承下さい。

それでは、今週も元気に過ごしましょう(^^)/

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追記(9月21日23時10分)

正解は…

赤いハイヒール(太田裕美) でした。

回答を寄せて下さった皆さま、ありがとうございました!
音声を入れ替えましたので、確かめてみて下さい。

次回はまた、私の好きな曲について書かせて頂きます。
ぜひまた、おいで下さい(^^)/

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風は秋色 / 松田聖子

聖子、怒涛の快進撃はこの曲から(^^)

風は秋色.jpg

チャートアクション等

「風は秋色」は松田聖子さんの3枚目のシングルとして1980年10月に発売され、
オリコン最高1位(同年10月13日~11月10日付)、同100位内に20週ランクされ、
79.6万枚の売り上げを記録する大ヒットとなりました。

前作「青い珊瑚礁」からの人気上昇ぶりは凄まじいものがあり、
私が記憶する限りでは、最も短期間に知名度が上がった歌手だと思います。

この「風は秋色」は、楽曲の出来云々よりもその人気上昇の勢いを受けての大ヒット、
それも初登場での1位となったものと言えるでしょう。

デビュー曲「裸足の季節」に続いて洗顔料「エクボ」のCMソングであり、
そのためNHKの歌番組ではB面の「Eighteen」を歌っていましたが
(当時の「レッツゴーヤング」の司会はそれを作曲した平尾昌晃氏でした)、
当時の松田聖子さんの勢いならば、CMソングとして起用されていなくても
「風は秋色」は大ヒットになっていた事でしょう。


作家について

作詞はデビュー曲から変わらず三浦徳子氏。

作曲もデビュー曲から変わらず小田裕一郎氏。

編曲はデビュー曲と同じ信田かずお氏です。

しかし、構成やコード進行などに凝ってニューミュージック的だった「裸足の季節」とは異なり、
歌謡曲寄りの親しみやすい曲調で作られています。


歌詞について

いきなりラララ…OH! Milky smile~ と、完全にCMを前提にして作られた歌詞ですね。
「あなたの腕の中で旅をする」「ちぎれた愛が指に髪に離れない」等々、
ポエムや歌詞でしかあり得ない表現のオンパレードと言った作風で、
シチュエーションがよく見えない、リアリティが薄い…とも言えますが、
選ばれた言葉の一つ一つに力があるのか、また曲の流れの良さも手伝っているのか、
不自然に聞こえず、どこか哀愁があって、しかし暗くならないと言った、
独特のカラーを感じます。

三浦氏の歌詞は時々え?と思うような表現が出てくる事があります。
「裸足の季節」のB面「RAINBOW~六月生まれ」に「あなたの瞳 空に広がり ささやくの好きさと」
との箇所があり、聖子さんは後の歌唱では聴けないようなやや荒っぽい声で歌っていますが、
その歌詞の状況を素直に想像すると…かなり怖いです((+_+))
…あ、でも私はその曲、リズムも雰囲気も歌唱も聖子さんの作品では異色なので好きです。


楽曲について

「青い珊瑚礁」のヒットに乗じて、かなり性急に作られた感がありますね。
率直に、「青い珊瑚礁」と似過ぎています。

頭サビの構成、同じキー、コードⅣm6(この曲ではキーがAに対し Dm6)の多用は、
アルバム曲「Only My Love」にまでその影響が波及しています。
その作りが、極初期の松田聖子さんの楽曲イメージを決定してしまった感は否めません
(極初期とは大流行した「聖子カット」の時代、即ちデビュー~1981年暮れまで)。

歌メロでも、♪…(あなたの)腕の中で旅をする♪ の部分は、
もろ「青い珊瑚礁」の ♪…(南の)風に乗って走るわ♪ の部分と同じだったりします。

違うのは、「風は秋色」では秋の哀愁感を出すために主和音にメジャーセブンスが使われている事、
2コーラス目に続いて半音上に転調しサビを繰り返す作りとなっている事だけと言ってよく、
「似ている感」を薄めるためか、どちらかと言うとシンプルなアレンジだった「青い珊瑚礁」に対し、
楽器の種類を増やしたオーケストラが構築されて、
楽曲全体に温かみと豪華さを感じさせるものになっています。

全体の構成は2ハーフで、キーは先述の通りAメジャーでハーフではB♭メジャーに転調します。
リズムはシンプルな8ビートのロックで、テンポが「青い珊瑚礁」よりやや速めです。
曲中で使われているマイナーコードには殆ど7thが付加され、マイナーコードが持つ暗さに
メジャーコードの明るさが加味されるような響きを感じさせますが、
それは当時の歌謡曲では常套的な事であり、そのあたりにはニューミュージックと歌謡曲の
境目が曖昧になっていた事も感じられます。

アレンジの信田かずお氏は自身がジャズピアニストであるためか、
コード進行がテンションノートをふんだんに使った難易度の高いものになっている事があり、
それが「裸足の季節」のイントロや間奏、エンディングにも感じられますが、
歌メロ部ではあくまでも歌を目立たせるためと思われる、無難なコード付けがされています。

しかし間奏では歌メロ部とは関連性のないコード進行が使われると同時に、
いきなりピアノが登場してストリングスとのユニゾンでピアノ協奏曲の様相を呈した
流れるようなメロディーが奏でられ、これも秋にはピッタリです(^^)
しかもそのメロディーにはそれまで使うのを我慢していたのを挽回するかのように
テンションノートが次々に出てきます。
その部分のメロディーとコード進行は…(画像をクリックすると大きく見られます)
風は秋色の間奏部分.jpg
この中でC#m7からBm7へのつなぎとして使われるCdimの響きが新鮮で心地よいですね(^^)
通常、ディミッシュはCからDm、FからGに…と高い方向にコード進行する時に、
中継としてC→C#dim→Dm…と言った感じで使われる事が多く、この「風は秋色」の間奏のように
コードが低い方向に変わる時に使われる例は、他にはあまり目にしません。


歌唱について

1980年は松田聖子さんの歌唱の勢いももの凄く、
それが地声でカバーできる最高音にも表れています。
「風は秋色」ではハイDに、
アルバム「NORTH WIND」に収録された「ウィンター・ガーデン」では、
何とハイEにまで達しています(と言ってもどうにか出ている感じですが)。
声質は、アルバム「SQUALL」と比較すると徐々に太くなってきているのが判ります。
翌年の夏には絶不調となっていくわけですが、当時は喉があまり強い方ではなかったのでしょう。


アレンジと楽器編成について

極初期の松田聖子さんの楽曲では 主に信田かずお氏か大村雅朗氏が編曲を担当していました
(違うのは先述の「RAINBOW…」の若草恵氏、「頬に潮風」(「夏の扉」B面)等の松井忠重氏、
「Romance」(「風立ちぬ」B面)船山基紀氏の3人だけと思います)。

スッキリと端正、とにかくカッコよくて厚みはそこそこな大村雅朗氏のアレンジに対し、
信田かずお氏の作り出すサウンドはふくよかで温かみを感じさせます。
それは信田氏のアレンジではフルートやマリンバなど、それ自体温かい音色の楽器を使い、
さらに丸い音色のシンセサイザーで楽曲全体のカラーを強める方向で作られている
楽曲が多いためと思われますし、それが「風は秋色」にも当てはまります。

個人的な好みですが、私は「花時計咲いた」(アルバム「NORTH WIND」に収録)が好きで(^^)


使われている楽器とその定位は:

左: ドラムス(大タム)女性コーラス ストリングス(バイオリン) エレキギター

中央: ドラムス(キック、スネア、ハイハット、小タム) ベース シンセサイザー2種 
   トライアングル コンガ タンバリン マリンバ フルート2本
   ウィンドチャイム

右: ドラムス(シンバル、中タム) 女性コーラス ストリングス(チェロ、ビオラ) 
  エレキギター アコースティクギター

・ピアノがステレオ収録でやや右よりに定位

シンセサイザーはモノフォニックでポルタメントを効かせた物(Mini MoogかArp Odyssey?)が1台、
ポリフォニックでコード演奏している物が1台(Prophet5でしょう)使われています。

当時は24トラックでレコーディングされていると思われるので、
1970年代の8トラック、16トラックの頃と違い、楽器の数が多くなっていますね。
24トラックと言えどもこれほど楽器を詰め込むとボーカルトラックが少なくなるはずで、
恐らくこの曲のボーカルトラックは3~4本程度と思われます
(ミックスの際に「いいとこ取り」をするため、ボーカルには複数のトラックが使われます)。


付記

ヒットした前曲とそっくりの作りだと多くの場合、売り上げが落ちるものですが、
そのような定例が通用しないほど、当時の松田聖子さんの人気は大変なものでした。
以前にも書いたと思いますが、私は松田聖子さんと学年が同じなので(生まれは半年違いますが)、
その頃、自分と同い年のどこにもいそうな女の子がこんなに凄い事になって…
と、友人でも知り合いでもないのに感慨深かったものです。

ほぼ同期の河合奈保子さんとは、雑誌などでよく比較されていました。
歌手としての実力は伯仲、あるいは河合奈保子さんの方に軍配が上がるとも思えるのですが、
その人気にはハッキリと差がついていました。
それはオリコンシングルチャートでの1位獲得曲数が河合奈保子さんが1曲であるのに対し、
松田聖子さんのそれは24曲連続であった事にも表れています。

私はその原因(理由、かな)の一つが、松田聖子さんの不安定さ、と思っています。
河合奈保子さんの歌唱は、どの番組に出ていても、実に安定していました。
声が嗄れていたり、歌詞を間違えたり、音程を外したり、等がほとんどありませんでした。
それに対し、松田聖子さんはその時その時のコンディションがすぐに歌唱に影響し、
声が出なかったり、どこか落ち着かない様子だったり、音程を外したりする事が
珍しくありませんでした。

観る側からすると当然、安定している方がいいように思うのですが、
聖子さんのようなタイプの方が、どこか放っておけないような気持ちになり、
つい追いかけてしまうんですね。
ガラガラ声だったと思ったら今度は透き通るような名唱だったり。
今思うと、聖子さんはやがてファンのそのような心理を見抜き、演じるようになっていった
のかも知れない…とも思うのですが、だとすればそれが完全に成功していたわけですね。

私は結婚・休業後の松田聖子さんには正直なところ、全く興味を失ってしまったのですが、
それまでの5年間に発売された音楽はやはり素晴らしく、
30年以上経った今でも楽しませてもらっています。
いい時代、でした。


今月(2018年9月)17日、作曲家の小田裕一郎氏が亡くなりました。
松田聖子さんの、随所で跳ね上げるような歌唱は小田裕一郎氏の癖を真似たものだそうで、
それは松田聖子さんの歌の魅力を大いに高めた要因と思います。
小田氏の多大な功績に対する敬意と共に、ご冥福を謹んでお祈り致します。


「風は秋色」
作詞 : 三浦徳子
作曲 : 小田裕一郎
編曲 : 信田かずお
レコード会社 : CBSソニー
レコード番号 : 07SH-866
初発売 : 1980年(昭和55年)10月1日

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関係ないけど…私の曲です:

「ヒダリヒトリ」ぽぽんたデモ (2018/10/8)

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